オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

本日の演題「なぜWE594Aは音が良いのか」

2019年03月10日 20時24分31秒 | オーディオ



288ー16G FieldCoilを作るにあたり



その元祖WE594Aの音の謎を探ります

なぜ音がいいと思います?


まずはフェイズプラグの精度が桁違いにいいのは当たり前

フェイズプラグの音道幅、プラグの形状に秘密があるようです

ALTECやJBLの音道プラグ形状はほぼ真っ直ぐですが、594Aはビミョーなカーブが有ります



ここは大切です、振動板とフェイズプラグの間で圧縮された空気は

帯域の異なった音道のフェイズプラグホーンを抜けて



スロートへと抜けていきます





コンプレッションドライバーの要は、フェイズプラグ




この作りが「音の質を決定的に決める」のかもしれません



綺麗に研磨されたWE

それなりにきれいなJBL

荒削りなALTEC


研磨と精度で質が決まるような気がします


JBLは「至近距離」を意識し

ALTECは「遠くへ飛ばす」を意識した違いにも感じます

あっつ、JBLでもペラッペラのプラスチックのフェイズプラグは論外


全く高域の伸びや響きは有りません、

 

375は音響レンズを使い気近距離で聴く事を前提に造られたもので

至近距離で検聴用には向いているのかもしれませんが


「伸びや響きの音を殺す」プラ・フェイズプラグの某37○は別として

 




伸びやかな活きた音を奏でるのが「真鍮製フェイズプラグ」によるコンプレッション


その形状をよく見ると594と、288やLE85の違いがよくわかります


594の形状で作りたいですが、これは無理ですので





スムースにざらついて尖った288で我慢します


凸凹を埋めて研磨しようと思いましたが、やめました、今回はこのまま使います


ポールピースも高級なパーメンジュールと思いましたが

余りの高額な金額に諦めました

 

純鉄ではなくs10cという金属になりました



594をとことん真似たいですが、物理的に無理なところは諦めて作ります




ざらついたALTEC288-16Gですが、

このざらつきは、歪みになり、

「確信犯で作られた歪みは力に変わります」

と思っています(笑)


今回は質より、「力と圧」で攻めます


低域も同様のテーマで作ります





ついでに励磁電源は全てセレンで作ります

力のある電源で力のあるユニットを駆動します

もちろん音源は力のあるMono音源




594のような、いい音は目指せませんので

ざらつきと、歪みで、強烈な「音力」を目指します







いいでしょう〜〜



聴いてみたいでしょ〜〜





一緒に聞きませんか?、ただその前にちょっとだけ力仕事があるんですが・・・・、



一人じゃムリです〜〜。持ち上がりません、だれかてつだってけろ~