288ー16G FieldCoilを作るにあたり
その元祖WE594Aの音の謎を探ります
なぜ音がいいと思います?
まずはフェイズプラグの精度が桁違いにいいのは当たり前
フェイズプラグの音道幅、プラグの形状に秘密があるようです
ALTECやJBLの音道プラグ形状はほぼ真っ直ぐですが、594Aはビミョーなカーブが有ります
ここは大切です、振動板とフェイズプラグの間で圧縮された空気は
帯域の異なった音道のフェイズプラグホーンを抜けて
スロートへと抜けていきます
コンプレッションドライバーの要は、フェイズプラグ
この作りが「音の質を決定的に決める」のかもしれません
綺麗に研磨されたWE
それなりにきれいなJBL
荒削りなALTEC
研磨と精度で質が決まるような気がします
JBLは「至近距離」を意識し
ALTECは「遠くへ飛ばす」を意識した違いにも感じます
あっつ、JBLでもペラッペラのプラスチックのフェイズプラグは論外
全く高域の伸びや響きは有りません、
375は音響レンズを使い気近距離で聴く事を前提に造られたもので
至近距離で検聴用には向いているのかもしれませんが
「伸びや響きの音を殺す」プラ・フェイズプラグの某37○は別として
伸びやかな活きた音を奏でるのが「真鍮製フェイズプラグ」によるコンプレッション
その形状をよく見ると594と、288やLE85の違いがよくわかります
594の形状で作りたいですが、これは無理ですので
スムースにざらついて尖った288で我慢します
凸凹を埋めて研磨しようと思いましたが、やめました、今回はこのまま使います
ポールピースも高級なパーメンジュールと思いましたが
余りの高額な金額に諦めました
純鉄ではなくs10cという金属になりました
594をとことん真似たいですが、物理的に無理なところは諦めて作ります
ざらついたALTEC288-16Gですが、
このざらつきは、歪みになり、
「確信犯で作られた歪みは力に変わります」
と思っています(笑)
今回は質より、「力と圧」で攻めます
低域も同様のテーマで作ります
ついでに励磁電源は全てセレンで作ります
力のある電源で力のあるユニットを駆動します
もちろん音源は力のあるMono音源
594のような、いい音は目指せませんので
ざらつきと、歪みで、強烈な「音力」を目指します
いいでしょう〜〜
聴いてみたいでしょ〜〜
一緒に聞きませんか?、ただその前にちょっとだけ力仕事があるんですが・・・・、
一人じゃムリです〜〜。持ち上がりません、だれかてつだってけろ~