オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

WE-22様宅再訪問、やはり本物のWE91Bは別世界

2014年11月10日 08時23分34秒 | オーディオ

先日のブログでWE310Bが壊れた事を書いたところ


お世話になっているWE22様より、たぶん直るから


持ってくれば直してやるよ、とのありがたいお言葉





てなわけで、WE22様宅へ再訪問となった





今回は「すべては音楽のために」のタイトルのブログでご紹介した


ご近所のO氏も一緒に前回のカートリッジの修理のお礼を兼ねて二人でお伺いさせていただいた



WE22氏は、数多くのWEオリジナル機材を揃える、生粋のWEエンスーだが





その夥しいほどのWE機材の数に、てっきりオーディオの機器マニアと思っていたが


元々はレコード音楽マニアの方が、より良い音楽求めてのWE



音楽マニアのWEエンスー



ジャズ、クラシック共にかなりの数のオリジナル版を所有しており、


今回一緒に伺ったO氏と共にレコードの話にも盛り上がりを見せた







WE22氏は


WEはオリジナルのまま正しく使う!


これがWE22氏の信念の様だ、だから当然全てがオリジナル





全てである

91Bもアンプだけではない、本来の使い方で使っている


電源の取り方もオリジナルの方式に準じている




しかも


使われている真空管は300Bではく全てWE300A


300B・300Aこの違いは歴然だそうである




274Aは刻印


310Aはメッシュ


完璧なものである




なるほどマグネシュウムゲッターは色合いは、やはり違うシブイ!






本来の使い方で無いと本来の良さは決して発揮しないWE


球も当然本物中の本物


WE300Aでも何タイプかありその違いも結構あるとのことを教えて頂いた






以前撮られた内部写真を見せて頂いた

当然ながら私のような無用な板抵抗やペパーコンデンサーは使っていない




本来の部品で作り上げられている、入力トランスもこの写真のときは618Bであったが

現在は285Eに変更になっているとのこと





WE22氏はこのオリジナルWE91Bを三台所有しており



ステレオ再生では

オートグラフを使い





モノラル再生では

WE22と555レシバーを高域に使い


低域はシャラ・ホーンを使い

タンガーバルブ整流による


WEホーンシステムを使ってMono音楽を再生している

Monoのラインアンプは86の前段アンプで使われているWE7381を使用している



今回はこのWEホーンシステムを91Bだけで無く

WE43バッファーアンプを使った音も聞かせていただいた、



前段に使ったのは何とWE91Bである


もちろん91Bだけでもすばらしい音だが


バッファーアンプをプラスした音はまた別世界



なんとも夢のようなシステムである







ステレオのラインアンプには

WE141にCR型のフォノイコライザーを搭載したものを使用


当たり前だがCR型フォノイコもWEの部品を使っている



他にもWE120Aラインアンプも所有していおり


いずれ、鳴らされるのだろうが





他にも珍しいものを、沢山所有しているので紹介させていただくと

これなんだか、わかります?



わかる人はわかると思いますが、噂のアンプのハーネスと呼ばれるもの


これはかなり珍しいとおもいます・・





そこらじゅうにゴロゴロ転がっているトランス類

置いてあるのかと思ったら、


マッチングに使っているものもあったり





拾いあげてみると

WE618A



こっちのは



WE618B



ここで氏が一言



618Bを買うときはトランスのカバーに縦の筋入ってるほうが音が良いよ

つるんつるんの、てっかてかのはダメとの事



なるほどこの筋か


次に買うときには参考にしよう(買えっこないが)





スペアなんだろうか横の棚には

WE555Wが何個か見える




真空管も常時交換の必要なものだけ


この部屋においてあり



大切なのは他の部屋で保管してあるとのこと

ストックが、なんでもとんでもなくたくさんある





とんでもなくたくさんある中でも一番多いいのは



何といってもオルトフォンSPU

ぎょえ~と思わず叫んでしまいそうである



このほかにもカートリッジケースの中には超貴重なSPUが保管されていた


ステレオとモノラル、どうやって鳴らすのかわからないがGシェルまで入れると30個位は有りそうだ


今回はSPU大好きなO氏と伺ったお陰だろうか


この貴重なSPUの音も聞かせていただいた


ステレオとMonoではターンテーブルを替えての徹底ぶり

そう、このおびただしいまでのSPUの数々


その全てが貴重なニックス輸入の遥か前のもの


ニックス時代の「新しいもの」は無いとのことだ、すごすぎる!




カ-トリッジも桁外れにすごいが、トーンアームもすごい


RF309が3本


本物のRF297がなんと2本もある

本物とは、EMTの927やR80から取り外したもの


309も良くみてみるとMONO専用であったり

Rの角度や色が微妙に違う



SPUの音の良さは本物のオルトフォンのアームでないと、本来の音を発揮できないとのこと



当然アームだけではだめターンテーブルも半端ではない



このギアドライブも静かでとんでもない力である、クリーナを強く押し付けたくらいでは全く回転が落ちない

WE22氏は全てが本物志向

本物のSPUは、本物のアームで、無論ターンテーブルも本物でなければならない


そしてそのワイヤリングも

至ることころに貴重なWEワイヤーが


ごろごろ

一切の妥協なし



だから当然出てくる音も本物


WE22氏宅で音を聞いて





腰を抜かす方や、



しばらくオーディオができなくなった方もいるらしい


そうなるのもうなずけるWEサウンドである






WEの世界は果てしない



このWE22氏の頂までは登れないが


私も少しずつではあるがWE山脈にのぼり続けて行きたい



貴重なWEサウンドを聞かせて頂きありがとうございました。


感謝!感謝!