オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

ガラード301の魅力は?

2014年11月12日 08時29分39秒 | オーディオ

先日のWE22氏のお宅の本物のWEサウンドの余韻もまだ覚めやらぬ状態だが


WE310Bの修理と、他にも方チャン音が出なくなったSPU-GOLD



やモノラルのEMTカートリッジ、



全てHIFIオーディオをやっていた若いころ



大枚を投じて新品で購入したもの、今では価値が無いといわれるが



価値よりも思い出が優先される品々





修理する価値の気持ちは、他に置いておいて頂いて



修理をお願いしてきた




修理品のほかに今回はWE22氏にガラードのグリーの入手をお願いし



それが届いたのもあってのご訪問であった


早速グリス交換と思ったがひとつ気になっていることがあるので


それをまず先に解消しよう


何かと言うと




キャビネットとターンテーブルの間の挟み物

キャビネットとターンテーブルは以前は何も挟まずに



そのままネジ止めしていたが



モーターの老朽化と、少しは優雅な雰囲気を出すために


ゴムなどで浮かせてのセッティングを行い


穴の開いたスポンジをネジの周り4点にかませてのフローティングに落ち着いた



その後、301のモーターのオーバーホールを行い


以前と比べて、かなり力強く、静かになったが、



嚙ませもののスポンジはそのまま新しいものに取り替えて挟んでいたが



この挟み物がやはりどうも気になっていた




ガラードの最大の魅力でもある「ガッツ」



やわな響きではなく、力強い響き



はたかれるような「ガッツ」のある音がガラードの魅力でもある






キャビネットとターンテーブルの間に挟み物を入れて以来「がツン」ときていた低音が無くなったのだが


その個性より、聞きやすを選んだつもりだ






その後低域の515もマグネットから、励磁に変わり




歪み感は無くなったがが余計に「がツン」が無くなった






なんだか最近「がツン」が懐かしくなり始めていて、もう一度オリジナルグリスの前に


もやもやを、解消しておきたかった




まず挟み物を全て取り除き、ネジでキャビネットにがっちり固定



かけたレコードは、幻想交響曲




やはりティンパニーの「がつん」がすばらしい



思いっきりティンパニーをたたいているのが良くわかる・・・



これぞガラード301!






だが



音がにごる?



音と音の間が無くなる、塗りつぶされてしまう


レンジ間も真ん中に集中して、真ん中が強調されて、全体的な音楽としてはいまいち




う~ん、かなり強烈な個性的な音になる



弾んで力が出るが、楽しいとはいいがたいかも?





かなり疲れる体力がいる音だ



もう一度嚙ませ物を入れて浮かせてみる

音楽性はすばらしい


音のレンジは広がり、音と音の間が明き、音の粒だしがよくなる



けっか、音の響きが良い、優雅になる





だが、当然ながら「がつん」はない




音、でなく音楽を執るなら断然こっち






だがオーディオマニアとしては少し物足りない



全体に挟むガスケットが売ってるが、あれならいいのかな?




なやみながら







もう一度スポンジをはずして



今度はネジ止めしないで聞いてみる





あれ?



なかなかいい


ネジ止めしたほうがガツンとくるが



これはそこそこのガッツと



何より曇りがないというか、音が素直で個性的過ぎない程よい響きとエネルギー




今はこれが一番良い状態かな?



でもちゃんとネジ止めしないで使うのは大丈夫かなー



トーレンスのTD-124はアームと一体型だから関係ないけど



ガラードは、アームと本体が別々、オーバーハングがずれるが





時々あわせれば大丈夫かな?



とりあえずだが、一番いいと思われる状態のネジを締めないでつかおう


またなにかいい挟み物に出会うかもしれない・・・



・・・・・・・