オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

ホーン型スピーカーでも位相は合う

2019年01月29日 18時08分53秒 | オーディオ


ホーン型スピーカーは簡単に言えばメガホンの様なもの


小さい声でもメガホンを使えば効率よく遠くまで伝搬できる、という特性を持っています。




その特性を生かし、物理的に歪の少ない小さな振動板で、

歪の起きない少ない振動で、正確に空気を動かし



その正しく振動した空気に圧を掛け整えて、

一気にホーンで拡張して、多くの正しく振動した空気を放射することで


リアルで鮮烈なサウンドを奏でることができる



コンプレッションドライバーとホーンの組合せが奏でるサウンドは、

正にそこで歌っているかの様なリアルなサウンドを奏でます




ではなぜ、その理想的なリアルなサウンドを奏でるスピーカー

コンプレッションドライバーとホーンの組合せがスピーカーシステムの主流にならないのか




様々な理由がありますが、
大きいこと、そこまで質を求める必要がない、等のくだらない意見は除き

・・・・・、



そもそもスピーカーの目的は何なのかというと


声や楽器音などの自然音の音波を、録音し電気信号に変換してして

出来るだけその信号を再び元の音波と同様に再生することが目的ですよね
注(※私の場合はこの理論とはちょっと違います)




出来るだけ元の音波に近付けるため理想は、ブレが少ないように振動する振動板は一つのほうがいいです


が、一つのユニットでは帯域が足りない場合は、帯域を分けて複数のユニットを使うことになるのですが



実はこれが大問題



この大問題を嫌う方々はフルレンジで「音楽」を楽しみます
※大昔の555+15Aなど最強のフルレンジホーンであったと思います



だが悲しくもこのフルレンジでは物足りない私は

マルチユニットで再生するしかありません、




それぞれの素晴らしいサウンドを奏でる複数のユニットを使って


一つ一つのユニットは素晴らしくても、それを幾つか使った「システム」となると大変




全帯域ホーンのマルチユニットを行ったならばまだしも

「中高域のみホーンスピーカーシステム」は特にバランスが悪くなります




とある同様のホーン型スピーカーの宣伝文句に

「中音域の音が他の方式のスピーカーよりもリアルに聴こえることが、
ホーン・スピーカーの最大の魅力です」


なんて書かれていますが、自らバランスの悪さを自白したような宣伝文句です


全体域を理想的なホーンで行うのはホーン長や時間軸等物理的に困難なため、



妥協で止むを得ず、仕方なく、

合わないのはわかっている低域と合わせたことが、ホーン型スピーカーシステムの問題点



そこことは今までも散々書いてきましたが、



合わない原因は

最終的に音波変換させる中域と低域の振動板の素材の違い、

そしてコンプレッション方式とバスレフ方式の「圧の」違いによる、「速さ」の違い

それと音源の位置の違いによる、音軸のズレ

勿論、位相の問題もある




スピーカーシステムとしては、これらが合っていないと





先ほどの、とあるスピーカーの謳い文句となったり、

楽器や声が音源に対し、異常に大きく再生したりして、よく言う
お化け口のボーカルが歌う

となってしまいます


それと、時々聞く話ですが、

ホーンスピーカーは音がキツい、とかいう方や

力が無い、迫力が無い、音離れが悪い・・・・、




実は、これらは全て、バランスの悪いホーンスピーカーで起きる現象です




いままで、これら位相・音軸問題を解決するために

諸先輩型の理論を参考にさせて頂き、様々な実験を(いじって)きました





疑問はたくさんありました、

位置合わせの基本、どこを基準に合わせるか


振動板?

ボイスコイル?

振動板のつけね?

ユニットの出口?

ホーン型はスロート出口?



また、ホーンは面一の出口が、音が出口ではなく、

ホーンの80%の位置から音が出る?

はたまた音源の位置を合わせるのではない?

位相を合わせるのだ?




諸先輩方、

皆さんの理論は皆正しく聞こえ、読めば読むほど正論ばかり


理論派の皆様はほんとに大変ですね


測定して、計算して、また測定して、文献を漁り、

理論を実践する姿勢はほんとに凄い、素晴らしいと思います。


























でもね

はっきり言って、そんな理論ばかりを唱える人の所で感動的な音を聞いたことは・・・・・・、


な○、

いうと怒られるから言いませんが




先日も暴露しましたが、私は、なんといっても世界一の測定器を所有しています



私の知るオーディオマニアは、皆さん私以上の基準の測定器をお持ちの様です


なぜだろう、理論を学びそれを唱える音を造る人より

自分の測定器を磨いて、奏でた人の再生音の方が




感動的です