XBOX ONE PLAY REPORT

サイト「JIM'S ATTIC」のコンテンツ。XBOX、スロットカー、モータースポーツ。

スロットカー・レーシングパラダイスの峠・ラリーコース

2009-05-31 19:10:20 | スロットカー
今回は、レーシングパラダイスの峠コースとラリーコースの紹介です。

レーシングパラダイスの前回の紹介記事では、峠コースとラリーコースがまだ建設中だったため、ご紹介することができませんでした。今回は、完成した両コースを走ってきましたので、ご紹介します。峠・ラリーコースは、レーシングパラダイスを入ってすぐの右手にあります。両コースが同じテーブルの上にあるため、建設中はどうなるのかよく分からなかったのですが、長方形のテーブルをさらに細長く2分割し、入口側がラリーコース、奥側が峠コースとなります。テーブルの長さは見た目ですがざっと7mぐらい、奥行きは3mぐらいかと思います。そのため、コースアウトしたとしても、反対側まで回り込むことなく、狭い範囲での回収が可能です。ただ、ジオラマが随所に施されていて、壊したり動かしたりしてしまうことがあるため、急いで回収するよりも丁寧に回収した方がいいでしょう。ちなみに、両コースの名称ですが、バンプロジェクトのオフィシャルサイトに従うと峠コース、ラリーコースとなりますが、現地では山岳コース、特殊ラリーコース、We are 溝遊人では後者をサファリコースと呼んでいます。どれが正式名称なのか分かりませんが、そのうち確認してみましょう。
では、峠コースから見ていきましょう。ツールドコルスをイメージした高低差のある岩場コースで、中央部分が高く切り立った岩場になっており、ここが見た目上のハイライトとも言える部分です。反時計回りに走ると、岩場のタイトコーナーを経て、トンネルをくぐり、上り坂のこのセクションへと入ります。後半は、曲がりくねった緑豊かな峠セクションで、我慢を強いられる走りを続けた後、最終コーナーからメインストレートへと一気に駆け下りていきます。トンネルを抜けた後の左コーナーと峠セクション最初のS字が、短いストレートで気が緩んでスピードを上げた直後だけに要注意ポイントに感じました。時計回りに走ると、その逆になって、また違った難しさがあるわけですが、1コーナーを上って峠セクションというよりは、峠セクションを経て最終コーナーから下りの方がレイアウト的には面白そうに思います。いずれにしても、車種を問わずノーマルカーなら十分に楽しめます。
ラリーコースは、サファリラリーをイメージしたフラットな砂漠風ですが、そのハイライトは何と言っても全体にパウダー状の細かい砂が撒かれていることでしょう。YouTubeなどを見ると、外国のラリーコースでパウダー状の砂や雪などが撒かれているのを見かけることがありますが、日本の営業サーキットでこれを本格的にやってしまったのはここが初めてのことなのではないかと思います。レイアウトは、反時計回りに走ると、ヘアピン、ミドルストレート、ヘアピン、ミドルストレート、スネーク、複合コーナー、洗濯板、S字、大きなRの最終コーナー、と続きます。ストップ・アンド・ゴーの序盤からテクニカルセクション、コース的なハイライトである洗濯板、スピードが乗る最終コーナーからメインとストレートとなるわけです。砂の量はどれが標準なのか分かりませんが、私が走らせた際には、コース上に砂が浮いていることはなく、コースアウトでもしない限りはボディサイドまで白くなることはありませんでした。また、私は、ラリーカーを1台調達して持ち込んだのですが、洗濯板も難なく走ることができました。スイングアーム式のガイドが付いたクルマでないとだめかと思っていたのですが、そうでもないようです。ただ、タイヤやシャシー裏側が砂で白くなるのは確かなので、拭けばきれいになるとは言うものの、専用車両か半専用車両を用意した方がいいのではないかと思います。もっとも、日本ではラリー車人気が高いので、みなさん、何かしら持っていることでしょう。
なお、両コースとも、1/32スケールだけでなく1/24スケールの走行も可能ですし、スイッチひとつでリバースで走らせることもできます。もちろん、いずれも両者が混在することはできません。これでレーシングパラダイスも、残すは1/24ドラッグコースだけとなりましたが、1/32スケールだけでなく1/24スケールもたしなむという人なら、走行料金も手頃で、コストパフォーマンスは高いのではないかと思います。