XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・SCALEXTRIC CLUB ISSUE 65

2009-02-01 18:47:14 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、「SCALEXTRIC CLUB ISSUE 65」のお話です。

私がスケーレクストリック・クラブに入っていることや、その会報誌が2008年以降は年4回送られてくるのも、以前の記事で書いた通りです。そのスケーレクストリック・クラブの会報誌「SCALEXTRIC CLUB ISSUE 65」が到着していますので、その内容を簡単にご紹介しましょう。A4版オールカラー20ページの本誌では、2ページのスケーレクストリック・クラブの2009年クラブモデルの紹介から始まっています。それは、アストンマーティンDBR9のガルフスポンサーカラーで、製品版にはないウェザード仕様になっています。このモデルは、2009年2月から、新規会員とリニューした会員に発送されます。
3ページでは、フォード・エスコートMK1・メキシコ1973が紹介されています。このクルマは、1970年のロンドン・メキシコワールドカップラリーでの1、3、5、6、8位を記念したもので、スケーレクストリッククラブの会員にのみ、£35(日本へは送料込み£40)で販売されます。
4-5ページは、「Racing without Magnets...」と題した特集記事で、イギリスのバークシャー州クロウソーンにあるパインウッドクラブのレース参戦のためのチューニングプランを記しています。2009年から始まる新シリーズは、スケーレクストリックのNASCARをノーマグネットカーにしたもので競われます。ガイドブレードは、ブラシの後ろ端を巻き込むのではなくリアに流し、より深くスロットに収まるようにします。このために、フロントタイヤも少し削り、コーナーでのロールにも役立てます。ガイドの両脇に軽くウエイトを積み、リアタイヤの前方にもウエイトを積みます。リアタイヤを光沢がある黒い面がなくなるまで削り、タイヤ外側の角も取ります。リアタイヤの内側にワッシャーを入れます。ボディとシャシーを固定するネジを1回転緩め、最後に回転部にオイルを注します。
6ページは、ルイス・ハミルトンが成功を収め、彼のマクラーレンがスケーレクストリックのセットとして発売されているという話です。8ページは、メンバーズプロフィールで、サウスウェールズのイアン・ガードナーと、マシュー・ブラウンが紹介されています。イアンは、ガンと診断されて会社を退職、何か惹きつけられるものをとスケーレクストリックを再開。元から持っていたものと、2007年のクリスマスに妻から贈られたエンデュランスセットで、より大きなトラックを組み、シーナリーも自作し、ガレージで楽しんでいます。マシューは、クリスマスプレゼントとして8の字セットをもらい、それを拡張してガレージのベースボード上で走らせています。
8ページは、ファクトファイルで、フォード・ロータス・コルチナMKIの実車とスケーレクストリックのモデルの解説です。同車は、1964年前後に、ジム・クラーク、グラハム・ヒル、ピーター・アランデル、ジャッキー・イクス、といったそうそうたる顔ぶれによりドライブされ、イギリスツーリングカー選手権チャンピオンなど、輝かしい実績を残しています。9ページは、スケーレクストリックとコンピューターソフトウェアの開発会社であるPTCがパートナーシップを組み、イギリスのセカンダリースクールの生徒がCADでスケーレクストリックのクルマなどをデザインできるという話です。
10-11ページは、「SCALEXTRIC - A PERSONAL HISTORY」と題した、イアン・ビールビーによる回顧記事です。彼は、1968年のクリスマスに膨大な量の中古スケーレクストリックのセットをプレゼントされますが、父が陸軍のドイツでの着任によりそれは喪失、1970年初期にもらったセットも転勤によりなくなります。1990年に入ると、三度、「MIGHTY METRO」というセットを妻からもらい、自らは空軍の転属がありながらも、そのセットをキープし続けます。そして、家を買い、ロフトにデジタルのセットを組み始め、裏庭に専用の小屋まで建てるようになります。大きなトラックの建物と木々は自作で、トラックもシーナリーに合わせてペイントしています。そして、タイムトライアル、息子との競走、クラブレース(アナログ)で楽しんでいます。
12-13ページは、「TRIPLE CUP」で、デジタルレースセットの紹介です。4.54mのオーバルトラックでは、3台のポルシェ997により、ピットストラテジーゲームに興じることができます。14-15ページは、チームトークで、スケーレクストリックの2008年末から2009年初頭にかけてのニューモデルを紹介しています。ちなみに、C2903アストンマーティンDBR9は、カタログから削除されています。16-17ページは、2009年に発売されるスケーレクストリックのクルマとセットの紹介です。18-19ページは、マイクロスケーレクストリックのセットの紹介です。20ページは、コンペティションタイムで、スケーレクストリックに関するクイズが掲載されています。