XBOX ONE PLAY REPORT

サイト「JIM'S ATTIC」のコンテンツ。XBOX、スロットカー、モータースポーツ。

スロットカー・ニュルンベルク・トイフェア2009

2009-02-06 21:16:34 | スロットカー
世界最大級のトイフェアである「ニュルンベルク・トイフェア」が2009年2月5日から、ドイツ・ニュルンベルクで行われています。同フェアは、世界100カ国以上から8万人以上が訪れ、世界60カ国以上から3000社近くが出展し、1万以上の製品のうち6000以上が新製品という、世界中から注目を集める一大イベントです。そんなトイフェアには、もちろん、スロットカーメーカーも多数出展しており、注目の新製品がズラリと並んでいます。そこで、海外のサイトから得た速報の中で注目できるものを、メーカーのアルファベット順にざっとまとめてみました。写真は、メーカー名をクリックしてください。
アーティン: 昨年、創業者が亡くなったことで雲行きが怪しくなったかと思ったのですが、しっかりと出展していました。1/43スケールのセットは、ラリー専用トラックやルノーF1まで用意していますが、トイザらスの「ファストレーン」もOEM供給しているだけに、注目したいところです。アーティンは、1/32スケールの出展写真はありませんが、フライとスペースをシェアしており、両者の関係が進展するのかにも興味が持てます。
バイクモ: スロットカーならぬスロットバイクを出展。ラジコン状の特製リモコンで走らせ、コーナーで車体を倒すことができ、各メーカーのトラックに対応します。2ヵ月後に、バイク単体で49ユーロ、コントローラーとセットで79ユーロで発売されます。ギミックとしては面白いのですが、スピード感が今ひとつです。
※動画は、右下をクリックし、「HQ」でご覧ください。
カートロニック: 1/24スケールのセットと完成車をリリース? カレラ、オートアートなどに続いて参入となると、1/24スケールの景色も変わってきそうです。
フライ: 相変わらず、ノーマルラインとスターターズでは旧車を、フライヤーでは最新車を、積極的にリリースします。個人的には、サンレッドSR021のデキが思ったよりも良さそうなのが嬉しいところです。「FLYER'S SLOT CARS ROADRACING」という8の字トラックのレースセットの写真もありますが、スペースをシェアするアーティンが何か関係しているのでしょうか?
HPI: R32スカイラインGT-Rに続く第2弾は、2世代飛び越してR35GT-Rになります。フェアレディ240Zの写真もありますが、スロットカーでしょうか? R32スカイラインGT-RはグループAもリリースされるという話ですが、今のところはロードカーに力を入れているようです。

ニンコ(ニンコ): ニンコは、ごく一部を除いて素晴らしいです。新旧織り交ぜてのクルマのリリースとバラエティ豊かなレースセットは、ニンコならではでしょう。クルマはロータス・エクシージ(エキシージ)のレースカーは大ヒットですし、レースセットは「FOUR LANES」が4レーンで13.46mあり楽しみです。ただ、1/28スケールのスロットカーを新規開拓しようとする考えには疑問符がつきます。既に、スロットカーには、HO、1/43、1/32、1/24とあり、ヴァンキッシュMGが巨大な1/32で失敗していることもあり、いさぎよく1/24で行くべきではなかったでしょうか。
レーサー: ポルシェ935は4月か5月にリリース、シャパラル2Eは66号車を追加、他の現行車も新たなカラーリングが加わります。また、第3四半期にサイドウェイシリーズからダラーラ・デイトナプロトタイプが発売されます。
SCX: SCXも積極的なリリースですが、モーターが弱いのが難点です。そこで、SCXWORLDWIDEでは、モーターのスタンダードをRX-42からRX-42Bにしようという投票を実施中です。RX-42Bでも十分とは言えず、RX-42EやRX-42Hなどが望まれますが、それでも進歩には違いありません。

スロット・イット: ここも、ニンコと双璧を成す素晴らしさです。特に、マツダ787Bのラインナップは垂涎ものでしょう。アンフィニに続き、マツダカラーが4月、レナウンカラーが7月にリリースされるようです。ただ、アンフィニカラーとマツダカラーの関係が今ひとつ分からないので、2カラーか3カラーかは微妙なところです。ニッサンR390が5月で、ポルシェ962C、ジャガーXJR12、シャパラル2E、なども出ます。Cカー好きにはたまりません。
スピリット: 既存車種のカラー違いがメインになりますが、シャシーにアングルワインダーが加わるようです。クラージュC65の速さはかなりのものだけに、アングルワインダーがどれだけのポテンシャルを秘めているのかに注目したいところです。
チームスロット: ここ数年の流れを引き継いでラリーカー中心のリリースになりますが、モーターマウントをインラインとアングルワインダーとで変更できるようです。