XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・フロム・エー・ポルシェ962C(SCALEXTRIC)

2008-12-21 19:09:59 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの44号車は、フロム・エー・ポルシェ962C(SCALEXTRIC)です。常々、私のモータースポーツのルーツはCAN-AMシリーズにあると書いていますが、私が最も好きなシリーズは全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)です。JSPCは、1983年から1992年までの10年間にわたって開催されたシリーズで、1980年代後半から1990年代初頭までは特に賑わいを見せていました。私も、1987年からは足繁く富士スピードウェイに通い、プライベートのポルシェ対ワークスのトヨタ・ニッサン対孤高のマツダという図式を楽しんでいたものです。そんなJSPC参戦のクルマは、昔のスケーレクストリックから何台かリリースされており、私も興味は持っていました。
ただ、あちこちの年代のクルマに手を出していては収拾がつかなくなるため、2000年前後以降のクルマに絞っていたのですが、カナダのMR SLOTCARからマツダ787Bとトヨタ88Cが出ることになったため、ならばポルシェ962Cもと考えるようになりました。幸いにも、アメリカのeBayのセラーがフロム・エー・ポルシェ962Cの新車をBuy It Nowで出品したため、11月10日に入札しました。価格は$18.99、送料は$16.70、合計$35.69で日本円にして約3500円でした。クルマは、11月11日に発送され、11月19日に到着しました。昔のスケーレクストリックとはいえ、モデリングやボディ、デカールはまずまずで、及第点の美しさはあります。ただ、ゼッケンは、28ではなく、フロム・エーでおなじみの27の方が良かったとは思います。
さすがに昔のスケーレクストリックだけに、磁石が旧式の磁石で弱いため、すぐにネオジム磁石に交換しました。また、ガイドの取り付け方がシャシーから飛び出すようになっていてボディ前方が少し浮いているため、削れる範囲で削ったのですが1mmほど低くなっただけです。タイヤも例によって削ったところ、簡易版のホームサーキットでもなかなかの走りを見せました。いざ、スロットカーズ・ヨコハマの富士スピードウェイに持ち込んだところ、実質的なシェイクダウンながら9.4726秒とまずまずのタイムをマーク。昔のモデルでもスケーレクストリックらしい走りの良さが実感できました。今後も、9秒台前半の安定したタイムは出せることでしょう。
ちなみに、車名の表記は、家にある過去のJSPCのオフィシャルプログラムを調べてみたのですが、フロム・エー・ポルシェ962C、フロム・エーポルシェ962C、フロムエー ポルシェ 962C、などと年度ごとに異なっています。