XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカーズ・ヨコハマ走行リポート12.15

2008-12-16 22:02:48 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、イレギュラーのスロットカーズ・ヨコハマ走行リポート12.15です。日曜日の定例記事もあります。

スロットカーズ・ヨコハマは、12月3日に続いて12月2回目となりますが、11月に加わった5台のうち残り3台と新規に作ったクルマ1台もチューニングとセッティングがとりあえず完了したため、予定通り短い間隔で走行に繰り出しました。例によって、富士スピードウェイにおけるタイムを記録していますので、まずは列挙してみます。タイム横のRは、自己ベスト更新車です。

1. マクラーレン・メルセデスMP4/21(MCLAREN-MERCEDES MP 4/21(SCALEXTRIC)) 7.8652秒
2. クラージュC65(COURAGE C65 PIRELLI(SPIRIT)) 8.2562秒
3. ルノーF1 2007(RENAULT F1 2007(SCALEXTRIC)) 8.2835秒
4. モスラーMT900R XAVEX(MOSLER MT900R XAVEX(NINCO)) 8.3592秒
5. シャパラル2(CHAPARRAL 2(REVELL MONOGRAM)) 8.3938秒R
6. フェラーリF2005(FERRARI F2005(CARRERA)) 8.4085秒
7. レクサスSC430(ZENT CERUMO SC430(NINCO)) 8.4596秒R
8. モスラーMT900R LEYJUN(LEYJUN DUNLOP MT900(NINCO)) 8.6008秒R
9. BMW M3 GT(DUNLOP BMW M3 GT(FLY)) 8.7023秒R
10. スープラ(AU CERUMO SUPRA 2004(QUATTROX)) 8.8607秒R
11. BMWマクラーレンF1GTR(BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)) 8.8634秒
12. ライトニングマックイーンS(LIGHTNING MCQUEEN STANDARD(CAUL)) 8.8883秒
13. フェアレディZ(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 8.9106秒
14. NSX(TAKATA DOME NSX 2004(QUATTROX)) 9.1199秒R
15. フェラーリ360チャレンジ(FERRARI 360 CHALLENGE(GSLOT)) 9.1610秒R
16. マクラーレン・メルセデスMP4/20(MCLAREN-MERCEDES MP 4/20(CARRERA)) 9.2313秒
17. MGローラEX257(MG LOLA EX 257 LE MANS 2002(SCALEXTRIC)) 9.2401秒
18. フェアレディZ(XANAVI NISMO Z 2004(QUATTROX)) 9.2975秒
19. パノスLMP-1 2003(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2003(FLY)) 9.3099秒
20. ライトニングマックイーンD(LIGHTNING MCQUEEN DINOCO(CAUL)) 9.3215秒
21. ライリーMK XI(RILEY MK XI GAINSCO(FLY)) 9.3580秒R
22. トヨタGT-ONE TS020(TOYOTA GT-ONE TS020(MRRC SCALEAUTO)) 9.4064秒
23. パノスLMP-1 2000(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2000(FLY)) 9.4293秒
24. トヨタTF104(TOYOTA TF104(CARRERA)) 9.4672秒R
25. ポルシェ962C(FROM A PORSCHE 962C(SCALEXTRIC)) 9.4726秒R
26. プジョー908 HDI FAP(PEUGEOT 908 HDI FAP(CARRERA)) 9.7052秒
27. フェラーリ360チャレンジ(FERRARI 360 CHALLENGE(REVEL MONOGRAM)) 10.5340秒R
28. ニッサンR390(NISSAN R390 SALON DE HOBBY(TEAM SLOT)) 11.6247秒R
29. メルセデス・ベンツCLK LM(MERCEDES-BENZ CLK LM(ARTIN)) 13.3345秒R

月曜日のナイト走行(19時から23時30分まで走り放題)の時間帯に行ったのですが、師走だからか土曜日と日曜日にレースがあったからか、かなり空いていました。そんな中、トップ3は例によって、マクラーレン・メルセデスMP4/21(スケーレクストリック)7.8652秒、クラージュC65(スピリット)8.2562秒、ルノーF1 2007(スケーレクストリック)8.2835秒、の3台が占めています。この3台が7秒台を出せるかどうかは、その日のクルマのコンディションと走る側の気合次第です。
また、それに続くグループもタイムを詰めています。4位のモスラーMT900R XAVEX(ニンコ)が8.3592秒と前回のベストと同等のタイムを出して4位になれば、同じくニンコのレクサスSC430とモスラーMT900R LEYJUNも、いずれも自己ベストの8.4596秒(7位)と8.6008秒(8位)をマークしています。レベル・モノグラムのシャパラル2も、自己ベストを6回連続で更新する8.3938秒で5位になっています。ニンコのクルマはGTカーやスポーツプロトタイプカーらしい安定感ある走り味なのですが、レベル・モノグラム(MRRCシャシー)のクルマはフォーミュラカーのような軽い走行感です。
フライのBMW M3は、前回のシェイクダウンで9.2256秒を出して今後に期待が持てたのですが、今回は8.7023秒までタイムを詰めることができました。このクルマは、パワーバンドが高めのところにあるようで、パーシャルスロットルの中でも常にパワーをかけつつ走らせる方がいいようです。同じくフライのライリーMK XIも9.3580秒までタイムを上げてきました。全体のレベルが上がっているので21位ですが、最初はどうなることかと思ったクルマにも光が差してきました。
クアトロックスのスープラは、クアトロックスでは初となる8秒台の8.8607秒を叩き出して10位です。同じくクアトロックスのNSXも、9.1199秒の自己ベストで14位とタイムを上げています。クアトロックスは、マグネットチューン以外はノーマルでここまでタイムを伸ばせるポテンシャルがあるだけに、タカラが早々と見切りをつけたのが残念でなりません。
今回がシェイクダウンとなる4台は、24位から29位と後方に沈んでいますが、いきなり好結果を望むのも酷でしょうか。カレラのトヨタTF104は、8秒台も視野に入れていたもののモーターに力強さがなく9.4672秒で24位で、カレラのF1で速いのはフェラーリだけなのかもしれません。スケーレクストリックのポルシェ962Cは、旧モデルになりますが、昔の弱い磁石をネオジム磁石に換えるだけで、9.4726秒で25位とそれなりの走りを見せてくれます。9秒台前半の安定したタイムは出せるでしょう。
レベル・モノグラムのフェラーリ360チャレンジは、イージーキットのシャシー、ボディ、タイヤをそのまま使ってスロットカーに仕立てました。元がプラモデルだけに、スロット・イット(リアシャフト、クラウンギア、ガイド)、スケーレクストリック(モーター、ドライバーフィギュア)、プラフィット(ブラシ)のパーツを駆使して仕上げましたが、10.5340秒で27位と最低目標の9秒台には届きませんでした。アーティンのメルセデス・ベンツCLK LMは、久々のアーティンですが13.3345秒で29位と、最低限のチューニングとセッティングだけでタイムを出すのは難しいようです。