Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

「赤とんぼの会」コンサート

2019-07-16 | 合唱

 戦後の学制改革で新制高校が生まれ、「小学区制・総合制・男女共学」の3つの原則・高校3原則が謳われた。 私が学んだ福野高校も、普通科と農業科を併せ持つ総合高校だった。もちろん生徒会も部活動も一緒だ。当時合唱部がどんな活動をしていたのか私は知らないのだが、一歳下の学年の友人から合唱部OB、OGが集まり、数年前から「赤とんぼの会」コンサートを開いているとと言う話を聞いた。福野高校創立120周年同窓会総会で発表すると聞いたがなかなか聴くチャンスはなかった。

 今年は「じょうはな座」でのコンサート、だと言う。城端出身のOB,OGは少ないからと同級生一同でサポートするのだと、早くから「高岡からも、友達を誘って聴きに来てね」と言われていた。「じょうはな座」を満席にするのだと、あちこちからチラシが届いた。

 👇はチラシ。ふるさとチャリティコンサートだ。井波高校合唱部卒業生や、砺波地区で合唱活動を楽しむ仲間も参加しているらしい。高岡から一緒に聴きに行った友人たちも合唱を楽しんでいる人たちだ。

  👇は、友人のKAさんが前日生けられたというお祝いの生花。

  約40名の団員は、東京、京都、富山の各地区でテープを聞いて練習を重ね、何度かの合同練習を経て本番に臨んだと言う。
 第一、第二、第三ステージと休憩をはさんで20数曲を、情熱的に美しく歌い上げられた。

 第一部では、「若き神々の歌」(NHK学校音楽コンクールの課題曲だったそうだ)から「アヴェ・ヴェルム・コルㇷ゚ス」まで七曲。
 第二部は、「赤とんぼ」から「川の流れのように」まで六曲。
 第三部は、森川隆之氏編曲・指揮による「世界の歌メドレー・夢路より~こきりこ節」七曲。

 👇は、アンコール曲で「ふるさと」、会場の皆も一緒に。「福野高校校歌」や「城端中学校校歌」まで歌い会場は盛り上がった。


  そう言えば、当時は井波、庄川、城端中学校など南砺地方の小中学校は合唱が盛んで、NHK音楽コンクールでの優勝を競い合っていた。熱心な音楽の先生が多かったのだろう。その一人、根井先生が老齢にも関わらず、聴きに来ておられとても懐かしかった。

 城端曳山祭りの世界文化遺産登録を記念して、庵屋台と庵唄のサービスもあった。

     

 歌はいいな~、と改めて思う。歌っても聴いても楽しい。上手い、下手は関係ない。美しいハーモニーが生まれればそれに越したことはないが、声を合わせるだけで楽しい。
 帰りにお墓参りをして、途中戸出で夕食、暗くなる前に帰宅できた。