Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

映画「シン・ゴジラ」

2017-11-24 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 だんだん寒くなりました。今日は夕方霙がちらついていましたよ。
 五箇山はもう真っ白のようですね。寒いので家にいることが多く、外出する時はまとめて回ることになります。

 今日は、朝早くからお寺のお参り(26日は富山能楽堂へ行くので早めてもらった)、演劇鑑賞会の集まり、炭谷医院、くすりのアオキ、100満ボルト、接骨院…と6つもこなしました!!
 2週間ほど前から台所の電気が切れ、不便な生活をしていました。まず、カバーがなかなか取れず(テーブルの上を片付けその上に椅子をのせないと届かない)、電気屋さんに来てもらおうと思ったほど。ようやく取れたら、今度は2つあるサークルの蛍光灯を外すのに時間がかかり、しばらくシンクの上の電気だけでうす暗い生活をしていました。
 今日ようやく、100満ボルトで蛍光灯を買い、付け替えが完了。部屋がすごく明るくなり、嬉しい気分です。自力で直せたのも嬉しかった。

 さて、昨年「シンゴジラ」が喧しかった頃はまったく興味がなかった。が、その後何かと噂を聞くにつれ興味が湧き、今回、地上波初放送があると知った時さっそく録画予約をした。12月12日(日)9時からだ。ところが、毎週録画しているNHKの”THIS IS US 36歳、これから”と30分重なり大事な結末を見損なった。

 東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出し、同時にアクアラインでもトンネル崩落事故が発生する。一度だけ千葉matsuさんの車で、アクアラインを「海ほたる」へドライブした。あそこだ、と想像するだけで話に引き込まれた。
 政府は、海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。が、内閣官房副長官の矢口(長谷川博己)は、いち早く「巨大生物」の存在を示唆する。が、周囲からは一笑に付される。しかし間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され、政府はようやく認識を改める。 

 有識者を呼び、会議を重ね、対策を練る。自衛隊に害獣駆除を目的とした出動を要請し、武器の使用命令を出す。巨大生物は東京都区内に上陸! 住民に避難勧告が出されるが、死者・行方不明者100名以上の被害が出た。
 矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。そして、巨大生物は放射線源であると判明する。米国からは大統領次席補佐官と大統領特使が来日し、巨大生物の正体は太古から生き残っていた深海海洋生物が、不法に海洋投棄された大量の放射性廃棄物に適応し進化した「ゴジラ(Godzilla)」と呼ばれる未発表の生物であることを伝える。ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ていると言うのだ。

 政府は正式に米国に攻撃支援を要請し、米軍の爆撃機が攻撃を始める。が、ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめて爆撃機を撃墜。港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。総理大臣官邸から避難する総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、総理を含め閣僚11名が死亡する(この辺りから私は見ていない)。

 こう書くと、漫画のような非現実的な話に見えるが、映画ではとてもリアルに描かれる。東日本大震災、原発被害、北朝鮮問題を次々に思い浮かべるからだろう。さらに、政府の後手に回る対策、手続きの煩雑さ、国際問題に発展する過程、などもさもありなんと言うリアルさだった。
 最後の場面を見たSAさんによると、血液凝固剤を経口投与するためクレーン車でゴジラの口へ流し込む場面が、赤ちゃんにミルクを飲ませるようで滑稽だったそうだ。
 俳優陣もそうそうたるメンバーが、適材適所で仕事をしている。英語力も大したものだと感心した(異論のある人もあろうが)。