ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

五月闇(さつき やみ)か

2010-05-28 09:46:00 | Weblog
 画は歌川國貞(三代豊國)(1786年)~(1864年)

 号は、香蝶楼・一雄斎・五渡亭など  作


 「五節句之内 皐月」

 「仁田忠常 曽我祐成」です。


☆雨模様、肌寒し。

【五月闇】(さつき やみ)
 五月闇の空。
 梅雨のころの夜の暗いこと。また、そのころの薄暗い空模様。
 《角川類語国語辞典》

 連歌書「産衣」に、「五月闇は夜分にあらず」と示されているとおり、
 本来は、昼なお暗き空間を指す言葉であったが、
 最近では雲の垂れこめた夜の闇の陰鬱さにも用いられつつある。 
 《三省堂おしゃれ季語辞典、抜粋》

とのこと、いささか心も晴れぬわ。

◆http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100528/t10014740461000.html
◎普天間移設 日米共同声明発表
 5月28日 9時11分

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題で、日米両政府は、
キャンプシュワブがある名護市辺野古に滑走路を建設するとともに、
アメリカ軍が行っている訓練の沖縄県外への移転を拡充し、
移転先として鹿児島県徳之島も検討するなどとした共同声明を発表しました。

日米両政府は、両国の外務・防衛の閣僚名の共同声明を取りまとめ、
28日朝行われた鳩山総理大臣とオバマ大統領の電話会談を受けて、
発表しました。共同声明では、キャンプシュワブがある名護市辺野古と
これに隣接する水域に1800メートルの長さの滑走路を建設するとしたうえで、
具体的な建設場所や工法は、8月末までに専門家による検討を行い、
秋に予定している日米の外務・防衛の閣僚による日米安全保障協議委員会までに
完了するとしています。また、沖縄の負担を軽減するため、
アメリカ軍が行っている訓練の沖縄県外への移転を拡充するとし、
適切な施設が整備されることを条件に、鹿児島県徳之島や本土にある
自衛隊基地の活用も検討するとしています。また、アメリカ軍と自衛隊による
共同使用も拡大することを検討するとしています。さらに、
沖縄本島東側にある「ホテル・ホテル」と呼ばれる訓練区域の一部を返還
するほか、4年前に日米が合意した施設や区域の返還を着実に実施する
ことなども盛り込んでいます。


なんかなぁ、情けないよねぇ。

◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-47f1.html
植草一秀の『知られざる真実』
2010年5月27日 (木)
◎辺野古暫定措置付き海外移設を政府決定とすべし

<略>

鳩山総理は、普天間代替施設の海外移設を決断するべきである。
この大方針を明示したうえで、
短期の暫定移行措置を取ることを提示するべきではないか。

つまり、普天間飛行場を閉鎖し、グアム・テニアン訓練施設が稼働するまでの
短期の暫定期間に限って、訓練施設としてキャンプシュワブ陸上部に
1300メートル滑走路を設置することを検討するのである。

辺野古に巨大滑走路を建設し、半永久的に基地として供与することと
比較すれば、新提案は現行案とは異なるものであると評価されるだろう。

米国はマダイが手に入ると目論んでいたところが、マアジになったと
騒ぎ立てるだろうが、そもそも、日本が日本に不必要な巨大米軍基地を
かけがえなのない大自然を破壊して建設するとの、
自民党政権が取り決めた合意が間違っていたのであり、
正しい方向への転換は歓迎されるべきである。

米国に言うべきことを言うことは、容易なことではない。
米国はあらゆる手を用いて、鳩山-小沢体制の攻撃に向うだろう。

民主党内に米国と連携する代理人勢力が存在する
ことにも十分な警戒をしなければならない。

社民党が連立政権を離脱して、米国に言うべきことを言う勢力が二分、
三分されてゆくことは、米国の望むところである。

社民党は、普天間代替施設を最終的に海外移設するとの決定と引き換えに、
辺野古周辺の陸上部に最小限の陸上施設(1300メートル滑走路)を建設
して暫定的に使用することを、妥協案として検討するべきではないか。

大事なことは、現実のさまざまな難しい問題に対処しつつ、
日本政治の基本構造刷新という大きな目標を確実に実現してゆくことだ。

既得権益勢力=利権複合体=悪徳ペンタゴンは、
日本政治構造の刷新を目指す新勢力の内部分裂を画策し、
その弱体化を図っている。

大きな目標実現に向けて、戦略的・戦術的な対応が求められている。



最低限の「妥協案」ですよねぇ。

それにしても、そんなにアメが怖いかなぁ、崩壊寸前の張子の虎だよw


なか々の力作ですが、ちっと長いので、最後の部分のみです、

◆http://kariyatetsu.com/nikki/1240.php
雁屋哲の美味しんぼ日記  2010年5月25日(火)
◎敵を間違えるな

<略>

「年次改革要望書」で、日本政府は自国の政策をアメリカに決められ、
「思いやり予算」でアメリカに徹底的に貢ぐ事を続けて来た。

アメリカは、その「思いやり予算」はもう当然の権利だと思っている。
そんな状況で、鳩山由紀夫氏が普天間基地の県外移転を言い出しただけで、
今までの状況をひっくり返す衝撃があったのだ。

鳩山由紀夫氏の公約を、「人気取りだとか」言う人が多い。
実際に、挫折したことをあざける人も多い。
しかし、これまで、歴代の自民党政府はアメリカと交渉することさえせず、
県外移転を言葉に出すことさえしなかった。

鳩山由紀夫氏は結局アメリカに負けたが、
とにかく日本の歴代の首相として初めて
沖縄基地に対してアメリカの意に反することを言った。

一体、誰が鳩山由紀夫氏をあざけることが出来るのか。
韓国の米軍基地が大幅に縮小されたのは韓国人が全体となって、
基地反対運動を続けたからだ。
日本人はどうか。
韓国人の根性のひとかけらも持ち合わせていない。

原子力空母が横須賀を母港にしているのに、反対する人々はいない。
(ごくたまに、ほんの少数の人々が反対表明をするだけである)
横須賀の基地は、東京のすぐそばにある。
首都のすぐ近くに米軍基地があっても、
何も感じない日本人は、性根を抜かれてしまっているのだ。

鳩山由紀夫氏が「米軍基地の県外移転」を言い出した時、
日本人全体は本当に愛国心があるなら、
米軍基地問題を真剣に考えるだけの根性があるなら、
鳩山由紀夫氏に協力するべきだったのだ。
(母親から貰った金の処分の方法は確かにまずかった。
それに対する弁明も、愚かだった。しかし、汚職で貯めた訳ではない。
沖縄の基地問題と比べて、どちらが重いのか)

それを、結局不起訴にしかならなかった問題で大騒ぎして、
鳩山由紀夫氏を大悪人に仕立て上げ、折角米軍基地に日本人全体が反対して
撤去・移転させる良い機会だったのに、その機会をつぶしてしまった。
検察と、新聞、テレビなどのマスコミは、今度もアメリカの手先になった。
自分たちで、手先になったという自覚がないとしても、
結果としてアメリカを喜ばせた。

私は今回の、マスコミの、小沢・鳩山叩きを見て、
「はて、これはかつて見たことのある情景だと思った」

そうだ。1972年に起こった「沖縄密約事件」だ。

<略>

これで一番得をしたのはアメリカで、次に、当時の佐藤栄作である。
私は、あれよあれよという間に、話が沖縄密約から男女の問題に変わって、
その件をマスコミが騒ぎ立て、密約の問題が消えてしまったことに驚いた。

今回の鳩山由紀夫氏叩きも、これとよく似た図式である。
アメリカの不利になると、アメリカに飴をしゃぶらされてきた、
あるいは日常的に恫喝を受けている、マスコミ首脳、検察庁幹部は
アメリカのために、鳩山由紀夫氏叩きになりふり構わず力を尽くした。

今日、クリントン国務長官が、鳩山由紀夫氏を賞賛したというニュース
が入ってきた。アメリカの勝利宣言である。

日本のマスコミ、検察幹部たちにも、ご褒美が届くだろう。
楽しみにしていなさいね。

自分の頭で考えて、何が正しくて何が不正か理解できない者は愚民である。
マスコミに扇動されて、何が正しくて何が不正か分からなくなる者も愚民である。
1972年の沖縄密約事件で、佐藤栄作とアメリカのために検察とマスコミの
仕掛けた扇動に乗って、
西山太吉氏を屈辱に追い込んだ当時の日本人は愚民だった。
今、また、検察とマスコミの扇動に乗って鳩山由紀夫氏を叩き、
基地問題の解決を不可能にした日本人は、
1972年当時の愚民状態から抜け出しているのだろうか。

最初に戻る。

2)基地問題に於いて日本が戦う相手はアメリカである。

今までに述べたことから、
いかにアメリカが日本を蹂躙しているかお分かり頂けただろう。
基地を取り戻したかったら、アメリカと戦うのだ。
敵はアメリカだ、鳩山由紀夫氏ではない。

最大の敵を討つためには、鳩山由紀夫氏資金問題は、一時置いておいて、
一緒に戦って、そのあとで資金問題を詰めれば良かったではないか。

物事には順番がある。順番を間違えると、取り返しがつかないことになる。

ところが、アメリカは、外務省をも、検察をも、政治家達をも、
評論家たちをも抱き込んでいるから、アメリカの意をテイした外交評論家などを、
新聞テレビなどは総動員して、「日本にとって一番大切なのは日米関係である」
と言わせて、アメリカのいうことを聞けと日本人に説教を垂れる。

そんな評論家たちがどんな人種かというと、先日、元自民党の幹事長だった
野中広務氏が、小渕内閣の官房長官在任中(98年7月~99年10月)、
内閣官房報償費(官房機密費)を毎月5000万~7000万円程度使い、
国会での野党工作のほか複数の政治評論家にも配っていたことを明らかにした。
そんな評論家たちが、マスコミに動員されているのである。

これが、アメリカに対する隷属状態が65年も続いた理由の一つである。
そして、ついに、検察、マスコミ連合の力の前に鳩山由紀夫氏は屈してしまった。
無残なる敗北である。
味方によって、背後から撃たれたら戦いようがないだろう。

この鳩山由紀夫氏の敗北を見せつけられると、この後、
誰が首相になっても日本のこのアメリカに対する隷属状態を
解消しようとする勇気を持つ者はいなくなるだろう。

鳩山由紀夫氏の敗北と共に、沖縄の人々が米軍基地から逃れ出る
希望は潰えたのである。
日本がアメリカの隷属状態から抜け出す機会も消えたのである。

3)について言えば、日本に米軍基地があるのは沖縄だけではない。

全国に134個所もある。
そのうちの米軍専用基地は90個所(そのうちの面積の70パーセントは沖縄)、
残りは自衛隊との共同使用の形を取っている。
横須賀基地、横田基地、など、首都東京のすぐ近くで人口密集地なので、
住民たちの苦しみは一方ならぬものがある。
しかし、基地から離れている人達は、基地について何の関心も示さない。
沖縄は、遠く離れているので、余計に他人ごとのようだ。

どうして、誰も反対の声を挙げ、運動を始めないのか。
沖縄の人々は怒っている。どうして、神奈川県の人間は怒らないのか。
他県の人間は怒らないのか。
沖縄の人々も、誰が鳩山由紀夫氏を潰したか、冷静に判断して、
その怒りをその人々に向けるべきだ。
鳩山由紀夫氏が公約を守れなかったのは、
アメリカの意を受けた彼の力を上廻る連中がいたからだろう。

沖縄の友人たちよ、間違えてはいけない鳩山由紀夫氏は真の敵ではない。
真の敵はアメリカだ。
敵を見失うな。敵に通じている裏切り者を見失うな。

沖縄以外の県の人間で、鳩山由紀夫氏が公約を守れなかったからと、
ののしり、非難する人々は自分たちの愚かしさを罵るが良い。
自分たちが何もしなかったくせに、鳩山由紀夫氏をどうして非難できるのだ。

昔のことわざに、「鷸蚌之争」(いっぽうのあらそい)というのがある。

「鷸」(いつ)は鳥の「シギ」のこと。
「蚌」(ぽう)は、ハマグリのこと。

「鷸蚌之争」とは、「シギが、ハマグリを食べようとすると、
ハマグリが殻を閉じてシギのくちばしをはさんで押さえ込んでしまう。
シギもハマグリも困って立ち往生する。そこを、漁師が喜んでつかまえる」
ということで、「二者が愚かな争いをしているところを、
第三者の食い物にされてしまう」という意味になる。

鳩山由紀夫氏と検察・マスコミのを争いは、まさに「鷸蚌之争」である。
この場合、アメリカにそそのかされて「蚌」である鳩山由紀夫氏に
攻撃を仕掛けた検察とマスコミが「鷸」だろう。
そして日本人同士馬鹿な争いをしている内に、
漁師=アメリカは大きな利益を得たのだ。
 
クリントンは、シギとハマグリの争いで大きな利益を得て、
良い機嫌になっているのである。
これで、日本がアメリカの隷属状態から抜け出るのは早くとも
21世紀半ばまでには無理だということになった。
実に残念だ。私は、とうとう、
アメリカの植民地の人間として一生を終えることになるのだ。

ああ、くやしいなあ。


前半ご参照あれ。

いささかオーバーですけどねw  悲観的wすぎる。

アメリカは崩壊しますよ、遠からずね。

居座りたくても出てゆかざるを得なくなる。 ドル・弗が紙屑になる。

そのとき、アメリカの延命に手を貸す政権は絶対に容認してはなりませんね。

それこそ「亡国」への道ですから。

「抱き合い心中」はアメと支那でやればよいのさ、G2なんだろw