蒼穹のぺうげおっと

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今週のマガジン 47号 感想

2004-10-21 13:10:00 | マガジン(とサンデー)感想
■エア・ギア
イッキ、ヤッタ、ブチ抜いたぁーーーーー!!
アキラとアギト、アキトをまとめて空へ連れて行く、ベヒーモス戦が始まってからずっとこのシーンが見たかった!!
しかもアギトとアキトの融合、そして更にイッキの前に開かれた「ウィングロード」。
シムカの「今度こそずるっこなしだね カラス君」という言葉は第2巻で初めて見えた「ウィングロード」のシーンにかかっていて、このシーンだけで今までのテーマが一度に3つも昇華された!!
細かいことは抜きにして今はこの感動に酔いたい・・・(涙)。

「飛べない方が幸せな鳥なんて本当はいないの」
この台詞が蓮から出たことで実はイッキは蓮の心までも解放してるんですね。
ああ、ここまでタメにタメた伏線を一気に解放。
もう大満足です。

残る課題はアギト(アキト)の兄、海人。
今回ベヒーモス戦でここまで顔をみせていないということは、勝負が終わるまで踏み込むのを待っている感じ(共倒れ待ち)。
ということは、今回海人の解放っていう話は無いってことですね。
あそこまでエア・トレック犯罪者を憎むというからにはきっと海人にもそれなりの過去があって、新生アギト(アキト)の本当の自立とともに、解放プロセスが描かれるんだろうか。
#海人自体もイッキによって解放される対象だと思ってるんで。

ベヒーモス、それはキューブを得意とする戦闘集団。
でもそれはエア・トレック本来の「楽しさ」や「空」という概念を拒絶してキューブ(勝負)という檻の中に閉じこもってしまった存在。
それをイッキをはじめチーム小烏丸全員で「空」へ引っ張りあげたこのベヒーモス編、大満足。
「風の王」とは「解放者」を意味する、そんな気持ちになった次第。

■涼風
涼風が173cmを飛んでしまったことにより、大和と共有していた未公認記録が公認記録となってしまったわけですが、これはつまり大和の中では共有事項の喪失にあたり、涼風が一般化される(公の存在になる)ことで、既に感じている距離感に拍車をかけてしうっていうのは何気に切ないところ。
この疎外感の塊と化した大和を再び復活させる鍵は何か?
個人的にはほのかがこの隙を突いて大和陥落というよりは、ほのかが大和を復活させるという展開を望みたいところ。
超個人的にはその大和復活イベントが合宿の風呂場シーンであれば言う事は無い(つか、諦めてないのかこの人は!)。

■ネギま
魔法剣士ならぬ、魔法拳士ですか。
敢えてこのスタイルを選択したからには、今後の展開にもそれが活用されるシーンがあると思うんですけど、剣士との違いが明確になると嬉しいところ。
赤松先生はストーリー展開が簡潔でよく構成されているなと感じます。
今回のヘルマン卿事件は、ネギに2つの目標を設定させました。
一つは前述の魔法拳士というスタイルを選択し、その道を目指すこと。
もう一つは故郷の人たちは石化されているだけで、強力な治癒魔法があれば回復するかもしれず、その鍵はこのかの成長にかかっている、つまり、このかを中心としたこのクラス編成の謎やアスナの出自なんかにもスムーズに話しを持っていける伏線を無理なく埋め込んでいる。
この辺の構成力ってさすがだなぁ。
アスナのもだ○シーンが先週で終わったのだけには納得がいきませんが(つか、諦めてないのかこの人は!!)

■チェンジング・ナウ
プロジェクトX・・・面白かった。
作画、構成とか安定してきたな~。
今僕のマガジンでの小さな楽しみです。

■スクラン
いつにも増して展開に無理がある今回のサバイバルゲーム編。
まだ乗れない・・・。
そしてそんなことやっているうちに学園祭の季節が終わってしまうのではないかという不安。
いや、これも小林尽先生の戦略に違いない・・・(今回自信なし)。

■輝
今回の輝の反応はどうなんでしょう?
良い反応であれば、最近の輝が発揮する超集中力で何かを気付いたか(透けて見えるという台詞)。
悪い反応であれば、直前に執刀したオペイメージが残ってしまい、逆位置のイメージが揺らいでしまった。
あるいはどっちもか。緊迫のオペ、待て次号。

■濱中アイ
僕も気になりませんから。

■ツバサ
阿修羅の作画の良さに見惚れそう・・・。
今回は阿修羅が像として祀られている世界に影響しあうような展開だと面白いかな。

■もうしませんから
漫画家さんへのインタビューを希望しまっす。

■巻末コメント
涼風の瀬尾先生とスクランの小林先生が飲んだらしく、互いに「イケメンでむかついた」とコメントしてます。
こんなとこでネタ合わせしている二人のマンガ、僕は両方とも好きです。
マガジンは巻末コメント始めて良かったと思っています(素直に)。

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