もう一人のヒロイン=アネモネにまつわる衝撃の展開に思わず「えええ~!!」な状態に。
その背景(内戦、戦争による家族の喪失)には地球を住めなくして地球から旅立った1万年前と殆ど変わらない状況があるんで、その辺の背景は意図的に重ねてきてるんだろうなぁ。
#ちょっと追記しました。
第4クールは起承転結の中で言う「結」、またその第4クールを起承転結で分けると、第43話と第44話は「承」=山・谷でいうと谷の部分。
次回予告の「ツヅク↓」の感じからしても、来週までは「承」で最後に「転」に繋がる終わり方をするんじゃないかなぁ。
「承」の谷が深いほど、「転」から「結」へのつながりが面白くなるので、しっかりと落とすところまで落として頂きたい(笑)。
■アネモネとドミニク
先週のスポンサークレジットの絵がホランドとデューイだった、詰まる所その二人のお話だったわけですが、今週のスポンサークレジットの絵がアネモネとドミニクだったことに象徴されるようにこの二人の関係性の転換点となるようなお話でした。
#つか、この辺サービス精神旺盛というか、芸が細かいですね~。
#作画も吉田さんや中田さんが入ってるんで、第4クールは全力投球って感じですね。
それにしても衝撃的でしたね。
レントンは視聴者視点というのを大分前に書きましたが、そのレントンとドミニクも似た者同志ということで、やっぱりドミニクの視点も視聴者視点なんですね。
だから今回のあのノヴァク財団の建物でのドミニクの反応はそのまま視聴者の反応って感じです。
つか、そりゃ気分悪くなるって。
絶望病に関するお話をこういう形で引っ張ってきたのか、と思ったんですが、僕は大分前の記事で絶望病=人類のコーラリアン化(エウレカの逆アプローチ)じゃないかな、なんて思っていたので、そう考えると絶望病にかかった患者を人工的に人型コーラリアン化する、というのがあの研究施設の目的ということでしょうか。
顔がみんなエウレカに似ていたのは、第二・第三のエウレカが軍としては欲しかったということだけど、逆説的に第二・第三のエウレカは得ることができない、ということですね。
#絶望病については真相やメカニズムについてはこれで本編では語られない可能性が出てきたなぁ。
またアネモネ自身も同じ経緯を辿って「作られた」ということですよね?
もとは人間で、家族も居て……、うおー、何なんじゃー!!
このあたりのシーンについてはテーマや作中伝えたいことも分かるんだけれども、個人的にはちょっと……という感じです。
ここからは完全に私見ですが、この傾向がこのエウレカセブンで強くなるのはあまり好きではなくて、そういうのはDESTINYやBLOOD+で正面からやって欲しいなと思うし、それを違う角度から見るというのがエウレカセブンだ、という話だったので、できれば違う角度でやって欲しいなぁ。
#たぶん、色んな意見があるだろうし、感じ方も人それぞれだから、これはあくまで僕個人の感想で、ここを感想の主題として捉えるのは僕の本意ではありません。
……とまあ、本編とは脱線してしまったんですが(笑)、やっとドミニクにも何かが見えてきた模様で、本質を解決しないことには何にもならない、ということが決心されたって感じですね。
で、ベッドに横たわるアネモネの横にしおれかけたアネモネの花が、ドミニクがアネモネにプレゼントした花が置いてあるというのがポイントですよね。
「すがらないで」と言ったアネモネの本心は、逆に自分が誰かにすがりたいというSOSのサインだったと思うんで、ココロのどこかでドミニクに助けを求めてるってことですよね。
となると、ドミニクとアネモネについても、しっかりとタメは今回出来上がったので、ここからラストへ向けてこの二人の関係性も「転」そして「結」へどう展開していくのかが楽しみですね~。
#ちょっと追記しました。
アネモネが本当はデューイを嫌っていた(第43話参照)、けれども、表面上はデューイを慕っているフリをしないとアネモネ自身、自分がデューイの中では兵器というか道具でしかないことを察知していたからこそ、用がなくなったならば自分が「廃棄」されることを知っていたんでしょうね(自分の他にも同じようなことをされている被検体がいることを知っていて、廃棄されていることも知っていたのかも)。
だから表面上は慕っているフリをしていて、その実は手を握るのも嫌なほど嫌悪している。
自分の居場所を確保するために。
けれどもこの状況をどうしようもなくて、誰かにすがりたい、ホントは助けて欲しい。
これが本当のアネモネなんじゃないかなぁ。
しおれかけのアネモネ、あれは自分自身でもあり、それをくれたドミニクへのSOSサインだと考えたいなぁ。
辞令書を握りつぶしたドミニク、さあ、頑張れ。
#個人的にはユルゲンス艦長が亡くなった娘さんとアネモネの境遇を重ねて、ドミニクの背中を押す(蹴っ飛ばすでも可(笑))という展開を期待したいですね。
■エウレカとレントン
小さなすれ違いから大きな問題へと発展する、こういうのが面白いんだよなぁ。
ここで二人の関係に「谷」を作っておくからこそ、ここから先の「転」が面白くなるわけで、ここはしっかりとタメて頂きたい。
#第2クールはその典型ですから。
もうエウレカ的には小さなすれ違いなんてどうでもいいくらいな状況に陥っていて、自分がどうなってしまうのか分からない、そういう心境なのかもしれないですね。
最初に小さくすれ違ってしまったから相談もできなくて、そのうち状況が悪化して余計に相談できなくなっちゃって、どうしたらよいか分からない。
で、エウレカとしては一番知られたくないようなシチュエーションで皆に見られてしまう。
うおお、気になるよ。
緑色に発光している部分は、スカブが吸着した部分なんで、あれはそのうち剥がれるんじゃないかと予想。
ただ単純に剥がれるかというと、それは分かりませんが、スカブ=かさぶたという観点では、今レントンたちがいる大地がスカブコーラルによって再生中の地球だと仮定するならば、既に用を成したスカブは塵へと帰っていく(そういうナノマシンとしての特性があると仮定)、ということも考えられるので、エウレカの体に付着しているスカブ部分が発光してどうなるか?ということと、スカブコーラル全体の(再生装置としての)仕組みが明かされるんじゃないかなぁ。
ミクロ視点ではエウレカを、マクロ視点ではスカブコーラル全体を、という感じで誰かが語ってくれると美しいかも。
次週予告で「天と地を結ぶ」ということを言っていたので、やっぱり地球の大地部分はスカブコーラルが再生させた大地、天部分は今のスカブコーラルのかさぶたの上の世界。それを結びつけるのが人型コーラリアンであるエウレカと、人であるレントン、それを仲介するのがニルヴァーシュ、という流れで行くと面白そうです。
とは言え、そういうのはレントンとエウレカの二人の物語を盛り上げるためのギミックに過ぎないので、そういうSF的部分で楽しませつつ、本質的にはSF的要素を剥ぎ取った部分でレントンとエウレカの物語というのが進んで欲しいですね。
何だかんだ言っても、この物語はエウレカとレントンの初々しい恋の物語なんですから。
■世界観の崩壊とアイデンティティー
これまで信じてきたことが実は虚構であったとしたら?
これまで信じてきたことが実は歪曲されていたとしたら?
これまで信じてきたことが実は……。
自分たちが見ていた世界、信じていた世界が実はほんの一部しかなかったり、世界の本当の姿は別のものだったりしたとき、人は果たして自分のアイデンティティーを保てるんだろうか?というのが、SF小説で使われる手法の一つだったりするんですが、この交響詩篇エウレカセブンもそれに近い演出をしてると思います。
#地動説・天動説というのはまさにそういう衝撃があったわけですが、それが実際に浸透するには自分達の生活観、宗教観に訴えないと響かなかったりしますけどね。
現代はそういった地動説と天動説がひっくり返るような説もネットワークの発達により伝播速度が比較にならないくらい上がっているんですが、エウレカセブンではそれに当たるというか、じわじわと浸透させていくのがRay=Outであり、あのパシフィック・ステイトの写真なんでしょうね。
#事実ユルゲンス艦長には思うところがあったようだし。彼は大好きなキャラなんで頑張って欲しいな。
アイデンティティーの崩壊、とかそういうのがSF小説ではシニカルに描かれたりするわけですが、逆にこの交響詩篇エウレカセブンではレントンとエウレカに焦点を絞ることによって、たとえどんな状況にあっても、互いに信じあうという一番大事なプロセスを踏ませていることが僕は一番面白いポイントだと思うし、今の第43話~恐らく第45話にかけてはそういう世界観の崩壊の中でも二人がどうやってまた近づいていけるのか?というのをやっているところが面白いですね。
ということで、もうどうなるのか予想もできないんですが、残りわずか、ドキドキして待ちたいと思います。
■交響詩篇エウレカセブン DVD 第9巻
エウレカセブンのDVDジャケットやライナーノーツはほんといつもカッコイイデザインなんですが、この9巻のニルヴァーシュと惑星のカットはまたカッコイイですね~。毎回ライナーノーツに掲載される制作スタッフのインタビューは必見ですよ。
その背景(内戦、戦争による家族の喪失)には地球を住めなくして地球から旅立った1万年前と殆ど変わらない状況があるんで、その辺の背景は意図的に重ねてきてるんだろうなぁ。
#ちょっと追記しました。
第4クールは起承転結の中で言う「結」、またその第4クールを起承転結で分けると、第43話と第44話は「承」=山・谷でいうと谷の部分。
次回予告の「ツヅク↓」の感じからしても、来週までは「承」で最後に「転」に繋がる終わり方をするんじゃないかなぁ。
「承」の谷が深いほど、「転」から「結」へのつながりが面白くなるので、しっかりと落とすところまで落として頂きたい(笑)。
■アネモネとドミニク
先週のスポンサークレジットの絵がホランドとデューイだった、詰まる所その二人のお話だったわけですが、今週のスポンサークレジットの絵がアネモネとドミニクだったことに象徴されるようにこの二人の関係性の転換点となるようなお話でした。
#つか、この辺サービス精神旺盛というか、芸が細かいですね~。
#作画も吉田さんや中田さんが入ってるんで、第4クールは全力投球って感じですね。
それにしても衝撃的でしたね。
レントンは視聴者視点というのを大分前に書きましたが、そのレントンとドミニクも似た者同志ということで、やっぱりドミニクの視点も視聴者視点なんですね。
だから今回のあのノヴァク財団の建物でのドミニクの反応はそのまま視聴者の反応って感じです。
つか、そりゃ気分悪くなるって。
絶望病に関するお話をこういう形で引っ張ってきたのか、と思ったんですが、僕は大分前の記事で絶望病=人類のコーラリアン化(エウレカの逆アプローチ)じゃないかな、なんて思っていたので、そう考えると絶望病にかかった患者を人工的に人型コーラリアン化する、というのがあの研究施設の目的ということでしょうか。
顔がみんなエウレカに似ていたのは、第二・第三のエウレカが軍としては欲しかったということだけど、逆説的に第二・第三のエウレカは得ることができない、ということですね。
#絶望病については真相やメカニズムについてはこれで本編では語られない可能性が出てきたなぁ。
またアネモネ自身も同じ経緯を辿って「作られた」ということですよね?
もとは人間で、家族も居て……、うおー、何なんじゃー!!
このあたりのシーンについてはテーマや作中伝えたいことも分かるんだけれども、個人的にはちょっと……という感じです。
ここからは完全に私見ですが、この傾向がこのエウレカセブンで強くなるのはあまり好きではなくて、そういうのはDESTINYやBLOOD+で正面からやって欲しいなと思うし、それを違う角度から見るというのがエウレカセブンだ、という話だったので、できれば違う角度でやって欲しいなぁ。
#たぶん、色んな意見があるだろうし、感じ方も人それぞれだから、これはあくまで僕個人の感想で、ここを感想の主題として捉えるのは僕の本意ではありません。
……とまあ、本編とは脱線してしまったんですが(笑)、やっとドミニクにも何かが見えてきた模様で、本質を解決しないことには何にもならない、ということが決心されたって感じですね。
で、ベッドに横たわるアネモネの横にしおれかけたアネモネの花が、ドミニクがアネモネにプレゼントした花が置いてあるというのがポイントですよね。
「すがらないで」と言ったアネモネの本心は、逆に自分が誰かにすがりたいというSOSのサインだったと思うんで、ココロのどこかでドミニクに助けを求めてるってことですよね。
となると、ドミニクとアネモネについても、しっかりとタメは今回出来上がったので、ここからラストへ向けてこの二人の関係性も「転」そして「結」へどう展開していくのかが楽しみですね~。
#ちょっと追記しました。
アネモネが本当はデューイを嫌っていた(第43話参照)、けれども、表面上はデューイを慕っているフリをしないとアネモネ自身、自分がデューイの中では兵器というか道具でしかないことを察知していたからこそ、用がなくなったならば自分が「廃棄」されることを知っていたんでしょうね(自分の他にも同じようなことをされている被検体がいることを知っていて、廃棄されていることも知っていたのかも)。
だから表面上は慕っているフリをしていて、その実は手を握るのも嫌なほど嫌悪している。
自分の居場所を確保するために。
けれどもこの状況をどうしようもなくて、誰かにすがりたい、ホントは助けて欲しい。
これが本当のアネモネなんじゃないかなぁ。
しおれかけのアネモネ、あれは自分自身でもあり、それをくれたドミニクへのSOSサインだと考えたいなぁ。
辞令書を握りつぶしたドミニク、さあ、頑張れ。
#個人的にはユルゲンス艦長が亡くなった娘さんとアネモネの境遇を重ねて、ドミニクの背中を押す(蹴っ飛ばすでも可(笑))という展開を期待したいですね。
■エウレカとレントン
小さなすれ違いから大きな問題へと発展する、こういうのが面白いんだよなぁ。
ここで二人の関係に「谷」を作っておくからこそ、ここから先の「転」が面白くなるわけで、ここはしっかりとタメて頂きたい。
#第2クールはその典型ですから。
もうエウレカ的には小さなすれ違いなんてどうでもいいくらいな状況に陥っていて、自分がどうなってしまうのか分からない、そういう心境なのかもしれないですね。
最初に小さくすれ違ってしまったから相談もできなくて、そのうち状況が悪化して余計に相談できなくなっちゃって、どうしたらよいか分からない。
で、エウレカとしては一番知られたくないようなシチュエーションで皆に見られてしまう。
うおお、気になるよ。
緑色に発光している部分は、スカブが吸着した部分なんで、あれはそのうち剥がれるんじゃないかと予想。
ただ単純に剥がれるかというと、それは分かりませんが、スカブ=かさぶたという観点では、今レントンたちがいる大地がスカブコーラルによって再生中の地球だと仮定するならば、既に用を成したスカブは塵へと帰っていく(そういうナノマシンとしての特性があると仮定)、ということも考えられるので、エウレカの体に付着しているスカブ部分が発光してどうなるか?ということと、スカブコーラル全体の(再生装置としての)仕組みが明かされるんじゃないかなぁ。
ミクロ視点ではエウレカを、マクロ視点ではスカブコーラル全体を、という感じで誰かが語ってくれると美しいかも。
次週予告で「天と地を結ぶ」ということを言っていたので、やっぱり地球の大地部分はスカブコーラルが再生させた大地、天部分は今のスカブコーラルのかさぶたの上の世界。それを結びつけるのが人型コーラリアンであるエウレカと、人であるレントン、それを仲介するのがニルヴァーシュ、という流れで行くと面白そうです。
とは言え、そういうのはレントンとエウレカの二人の物語を盛り上げるためのギミックに過ぎないので、そういうSF的部分で楽しませつつ、本質的にはSF的要素を剥ぎ取った部分でレントンとエウレカの物語というのが進んで欲しいですね。
何だかんだ言っても、この物語はエウレカとレントンの初々しい恋の物語なんですから。
■世界観の崩壊とアイデンティティー
これまで信じてきたことが実は虚構であったとしたら?
これまで信じてきたことが実は歪曲されていたとしたら?
これまで信じてきたことが実は……。
自分たちが見ていた世界、信じていた世界が実はほんの一部しかなかったり、世界の本当の姿は別のものだったりしたとき、人は果たして自分のアイデンティティーを保てるんだろうか?というのが、SF小説で使われる手法の一つだったりするんですが、この交響詩篇エウレカセブンもそれに近い演出をしてると思います。
#地動説・天動説というのはまさにそういう衝撃があったわけですが、それが実際に浸透するには自分達の生活観、宗教観に訴えないと響かなかったりしますけどね。
現代はそういった地動説と天動説がひっくり返るような説もネットワークの発達により伝播速度が比較にならないくらい上がっているんですが、エウレカセブンではそれに当たるというか、じわじわと浸透させていくのがRay=Outであり、あのパシフィック・ステイトの写真なんでしょうね。
#事実ユルゲンス艦長には思うところがあったようだし。彼は大好きなキャラなんで頑張って欲しいな。
アイデンティティーの崩壊、とかそういうのがSF小説ではシニカルに描かれたりするわけですが、逆にこの交響詩篇エウレカセブンではレントンとエウレカに焦点を絞ることによって、たとえどんな状況にあっても、互いに信じあうという一番大事なプロセスを踏ませていることが僕は一番面白いポイントだと思うし、今の第43話~恐らく第45話にかけてはそういう世界観の崩壊の中でも二人がどうやってまた近づいていけるのか?というのをやっているところが面白いですね。
ということで、もうどうなるのか予想もできないんですが、残りわずか、ドキドキして待ちたいと思います。
■交響詩篇エウレカセブン DVD 第9巻
エウレカセブンのDVDジャケットやライナーノーツはほんといつもカッコイイデザインなんですが、この9巻のニルヴァーシュと惑星のカットはまたカッコイイですね~。毎回ライナーノーツに掲載される制作スタッフのインタビューは必見ですよ。
……あれが、竹田Pが参入してから増えたエピソードじゃない事を祈る。……あの人、弊害多いなぁ。何で、こんな不安定な気持ちで見ないといけないんだろう……ぶつぶつ。
燕。さんこんにちわー。ファフナーのすぺさる版買うお金くださいーなりょくです。(いや、本当に4月は色々と…ほら、あのFSSですら出るんですよ?耐えらんないー。笑)
「絶望病」患者で人工コーラリアン化するのに絶望した!って感じですか。
此方の感想などで言われていた事が当たっていて嬉しい反面、あんな風にして彼女達を作ろうとしていたのが、凄く許せません。いやー、キチ●イ描くの上手ですよ。科学者はあーいう一面を持っているのは事実ですし…。
『「絶望病」患者を治療する』という目的で、彼らを集めてきた可能性も有りますね。(それだと、お金も集まりそうですし)
アネモネが先週、アネモネの花言葉は「消える希望」だと言っていましたが、
「消える希望」→「絶望」→「元・絶望病患者」ってことだったんでしょうか。あの名前(コードネーム)つけたのがデューイだったら、最低でムカつきますが、またその最低具合が悪役に必須条件かと思うと、好きな自分の捻くれ具合に笑えます(笑)
ホランドが、自分から死にそうで怖いので、早くエウレカとレントンには戻ってきてもらいたい。つーか、エウレカどうなるんでしょうかね?
ユルゲンス艦長には、せっせとドミニク突っついてもらいたいですしーーー!
いつも感動と共に楽しく拝見します。
アネモネの手にしていた、アネモネの花。
前回「消える希望」と言われていたアネモネの花言葉ですが、わたしが知っているのは「あなたを信じて待つ。期待」というものでした。
希望がなくなりそうだから、信じる。あなたを待っています。
悪いだけの意味の花言葉って、あまりない気がします。必ず裏返した逆の意味、良い意味も持っているような・・・
というわけで、花言葉の意味なんてあまり考えず好きな皆様お花を差し上げてください♪
かの有名な黄色いバラにも「可憐・美」というスタンダードな意味もあるそうですよv
花言葉がどうとかより「花なんてバラとチューリップとひまわりくらいしか区別つかないけど、綺麗だったから」ともらえるだけで嬉しいような・・・って、それドミニクですね(笑)
今回、ラストシーンのアネモネにぴったりきてじーんときてしまったのでした。
アネモネについては衝撃を受けました。
そして、そのシーンをちょっと・・・と思ってしまう気持ち、なんだかわかる気がします。
真正面から描こうとする姿勢・・・とてもわかる。わかるのですが、この作品に関してはなんだかもやっとしてしまいます。
・きっついなぁ…
燕。さん(&おそらく多くの視聴者・コメント欄参加者の皆様)同様
今回のノヴァク財団の研究所のシーンには
衝撃的、と言うにはあまりにも残酷すぎる印象を受けました…。
ある程度こういう可能性はあるのかもしれない、というふうには
思ってはいたんですけど、映像の形であそこまではっきり見せられてしまうと…
ドミニク頑張れ、蝶頑張れ。アネモネを救えるのは君だけだ。
ただ個人的に、アネモネに関しては救いがあるのかもしれない、とも考えています。
その理由は、7時9分くらいのドミニク達を乗せた車が走り去っていくシーンに出てきた
赤い花と青い花が並んで咲いていた場面です。
どんな形かはまだわかりませんが、この二輪の花が
今後の展開を暗喩しているのかなぁ、と。
・その他興味深い点として
次週のタイトルが
「Don't you want me?」
(あなたは私が欲しくありませんか?)
なのが興味深いというか面白いというか。
「Do you~?」ではなくてあえて
「Don't you~?」という表現を持ってきているあたりは
アネモネの心情を意識しているのかなぁ、
という気もしなくはないですね。
ではでは
アネモネはエウレカのクローンかと思っていましたが(エウレカは軍にいる時代に徹底的に実験・調査されたんでしょうし)42話で彼女の両親らしき映像がでてきたので、あれ?と・・・なるほどそういうことか。
あのシーンに関しては、私としてはずいぶんソフトに演出したなという印象を受けました。他のテレビアニメを知らないので、一般?のSF系の映像作品と比較しての印象ですが。脳髄むきだしとか、もっとすごいのを予測してましたから。(子供と一緒に見てる方はまた別でしょうねぇ)
#あの目蓋を拡げて薬物を投与してるシーンはキューブリックの作品を思い出させました。
スカブコーラルが環境再生目的のナノマシンが知性化したものだとすると、彼らの実体は電脳空間内のソフトウェアなのだと推測します。(グレッグ・イーガンぽいぞ)デューイが探している「中心核」は彼らの本拠地であるコンピュータなのか。
#そこやられて全オチだと我が社のシステム並だなぁ(笑)
デューイは「中心核」を破壊しようとしているのか、制御を乗っ取ろうとしているのか。
スカブコーラルが差し向けたインターフェースであるエウレカや、その模造品であるアネモネで何をやろうとしていたのか、ハッキング?・・・
先週のあれをみるとデューイは精神を病んでますよね?王殺しはあくまでノヴァク家の儀式であって、実際に父親を殺害するものではなかったはず。彼の計画の大事な部分は狂人の妄想だったりして・・・
りょくさんは特にそういうシーンは苦手だと推測しますので、今回はきつかったんじゃないかなと。
ただエピソードとしてはきっともともとあって、後はそれをどう表現するか?というところだと思うんですよね。
#じゃないとアネモネの設定自体が後付になっちゃいますし、もともと26話のプロットが完成した時点で50話構成が決定したということですから。
ガンダムやBLOOD+はそういうのをストレートに表現しても良い気もしますが、朝7時を選んだのなら……という気がします。
#ただ、これでも大分ソフトに表現したのかもしれませんが。
下でyasuさんがコメント頂いている通り、SF部分を使うのはそれに伴うモラルハザード、バイオハザードを意識するため、そういう反面教師的な部分を意図的にやることもあるので、何ともいえない部分ではあるんですけどね。
アネモネの花言葉については水瀬涼さんのコメントがまた面白くて、きっとダブルミーニングで意図的に使っているんだと思いますよ。
#こういうポストがあるからコメント欄はほんと面白いです。皆さん、感謝。
ホランドはデューイとの対決があるまでは死なないと踏んでるんですが、ここまで死をにおわせると逆に生き残って欲しいところです。
#それこそ王の証の入った腕一本で何とかご勘弁を!みたいな。
ユルゲンス艦長とドミニクは、レントンに対するじっちゃんか、ゲッコーステートの大人の意味あいなのかもしれないですね。
子供を叱るのは大人の役割なんで、ここはガツンとドミニクの背中を蹴っ飛ばしてやって欲しいっす(笑)。
お久しぶりです~、いやー嬉しいですね。
アネモネの花言葉、これは水瀬 涼さんのご指摘どおりなんじゃないかと激しく頷いてるところです。
これはダブルミーニングを意図的にやってるっぽい&金枝篇のアネモネからネーミングしてるはずなのに、上手く持ってきてるなぁと感心。
先週は消える希望、そして今週は「あなたを信じて待つ。期待」だったんでしょうね。
そう考えると、ラストシーンは格別切ないというか、ぴったりのシーンでしたね。
こういう演出ってこの作品ほんと上手いなぁ。
あの衝撃シーンがあるからこそ、ラストシーンがまた切なく感じるのかもしれないですね。
そんで、アネモネとドミニクのキャラクターですが、なんか彼らの仰々しいセリフや行動がわざとらしく、特にドミニクは「こんな奴いねーよ(笑)」とか思っていました。でも、最近、「ああ、ロシアの小説の登場人物とかこんな感じだったなあ」と気づきました。
前回だったかな?アネモネとデューイが貴族たちと踊るシーン、それでロシアのドストエフスキーとかトルストイの小説を連想しました。特にドストエフスキーは、フロイトなどが深層心理というものを仮定した学説を発表する前に、深層心理が影響したときの行動描写をしたという点でも評価されてますが、まさにアネモネがデューイに触れていた手をドレスの裾でさかんに拭くしぐさをしてたりするような描写なのです。
そう考えるとドミニクのキャラは、ドストエフスキーの『白痴』の主人公を彷彿とさせます。非常に生真面目だけど融通がきかず、そしてどこか抜けている。白痴の主人公は急にてんかんで倒れたりするのですが、ドミニクも急に嘔吐したりする。また、アネモネのようなヒステリックなキャラもドストエフスキーの小説にはよく出てきたような気がします。
エウレカセブンは、いろんなところに洒落た細工がなされてて、それが嫌味にならないように表現されてて面白いです。今回は思春期の女の子の体の変化に気付かない唐変木の男が二人ということでFA。
今回ちょっと辛かったですね~。
意図としてもメッセージ的にも分かるんですが、(他作品でもそういうのはあるんだから)もう少し婉曲表現でも良かったんじゃないかな~、なんて思いながら切なくなっちゃいましたよ。
ゆえにドミニク、蝶・頑張れって感じですね。
>7時9分
これは僕もそう思いました。赤い花がアネモネ、青い花がドミニク、雨に晒されながらもそっと二輪咲いている。
二人がこういう関係になれたらいいのにな、と思わずにはいられないですね。
ほんとドミニク頑張ってくれ(もはや懇願)。
>次回タイトル
もう最近、タイトルの意味が分からなくなってきてるんですが(笑)、殆ど曲名から取ってるはずなんで、原曲のイメージを調べてみると面白いかもしれませんね。
yasuさんの仰るとおり、表現的にはSF系小説だともっとグロいのもありますよね。
あと最近のアニメでいけばそれに近い・もっとグロいのはあると思うんですが、まあなんというかこの作品だったらもうちょっと婉曲表現でも良かったかな~って感じですね。
さて本編ですが、DVD5巻のライナーノーツを読み返して確信しましたが、やっぱりスカブコーラルは環境再生目的のナノマシンで間違いないんじゃないかと思いますよ。
実体やコントロールしている本体はデューイの言葉からするときっとあるんでしょうね。
それがどういう経緯でどうなってしまったのか?この辺が最後のSF的ギミックなのかもしれないですね。
人類だけでも、スカブコーラルだけでもダメなんだ、というラストへ持っていって欲しいですね。
エウレカやアネモネについては、デューイとしてはセブンスウェルの発動が目的だったんじゃないですかね。
破滅の光であるセブンスウェルはスカブコーラルを一掃する力がある、とか……。
逆に虹色の現象は全く違う作用を起こすかもしれませんが。
デューイはホンモノとまがい物に対するコンプレックスというか、強迫観念があるのかも。
もちろん「王」というものに対しても。
それが凶行とでも呼べる行動をモティベートしているのかもしれないですね。
そうなんですよ、展開としてはベタなんですよ。
#先週分のコメント欄でもそういう予想ありましたし、まがいものというキーワードから伏線はきちんとあったんで。
後は表現なんですよね~。もちっと婉曲表現でも分かると思うんですよね。
#某プロデューサー自身も子供の想像力は大人の予想を遥かに超えていく、と言っていたんで。
>ドストエフスキー
これはMMさんの読みどおり、意図して織り込んでる気がしますね。
作中でも34話か35話あたりでラスコーリニコフの名前を出したあたりでもドストエフスキーを意識してますもんね。
デューイ、ドミニクあたりの台詞回しにはこの辺意図的かもしれませんね。
#深層心理部分については大変参考になりました。ありがとうございます。
#神殺し、王殺しとそのあたりを掛けているのも洒落を効かせている気がします。
この辺の遊びが随所にあって、そういうのを楽しむのもまた一興って感じですね~。