いやー、ほんとエウレカセブン面白いですね。大きく貼られた伏線の中で、今週は「ここ」を魅せてやるぞ、みたいな意気込みが制作サイドからひしひしと感じられて、少年の成長を描きつつも良質のエンタメ作品に仕上がってますよね。
また子供の成長だけでなく、それを支える周りの大人たち、その大人たちがちゃんと自分たちが大人じゃなくちゃ子供に示しがつかないだろ、という姿勢を見せるのはカッコイイし、親の視点としてぐっときますね。
分かりやすいのに深いっていうテーマやコンセプトは作品をつくる上でとても重要なファクターなんだなと改めて納得。
■バッドサイクルからグッドサイクルへ
そうなんですよ
俺はエウレカが好き
だから子供達と仲良くなりたい
で、怒らない
舐められる
イタズラが続く
エウレカと二人きりになれない
悪循環
論理思考の研修課題とかにでてきそうな見事なバッドサイクルなんですが、いわゆる論理思考(クリティカル・シンキング)系の課題では本質的な問題を見つけて、最も効果の出そうなところ(レバレッジポイント=てこの原理の作用点)に対策を打つ、というのが定石ですね。
そんな中でイタズラに対して、より大きなイタズラで子供達の分までかぶってやるってのはいかにもレントンぽくって良かったです。
結果として、グッドサイクルを回すことになっているので、やはり問題点をチャンスと捉えて解決する、これはオードドックスですが、仕事でも基本ですもんね。
レントン、やっぱり愛すべきキャラです。
■今回のポイントは
イタズラされて頭にきてる、そんなレントンを走らせたのが、子供達への寂しさの共感だったというのがまた良くて、
・母親を失いたくない子供たちの本音
・それを見て自分を省みるレントン
・そのレントンを見て大人たろうとするホランドたち
今回のお話のポイントはこの3つだったと思っていて、凄く分かりやすくしっかり描かれてましたよね。
深いテーマを分かりやすく、そして今回の見せ場はここだ!みたいな描き方、ほんと爽快です。
今回の脚本はネギま!のシリーズ構成やキングゲイナーの大河内一楼さんだったんですが、さすがに上手かったなぁと感心してしまいました。
#ネギま!は、やはりオリジナル要素含めて非常に構成が上手いなと思っていたので今回納得。
シリーズ構成の佐藤大さんにしても前回の野村さんにしても、今回の大河内さんにしても若い脚本家さんだと思うのですが、すごいレベルですな。こういう若い才能がエウレカセブンを作ってるのかと思うと楽しみで今後も仕方ないですね。
■母親への思慕、そして思慕の共感
前回の感想で、こんな風に書いたのですが、
>この3人としては自分たち以外にホランドを除いては笑顔を見せないママ(エウレカ)が、冴えない子供であるレントンを気にかけているのが気に入らないなんですね。
>まるでママを取られちゃうんじゃないか、という感じで。
>だから何かとレントンを遠ざけようとするんですね。
>小さい子にとってはママという存在って絶対的なものだから、自分の娘を見てもそうだし、妙に納得な部分はありますね。
ここは素直にモーリス、メーテル、リンクからこの言葉が出てきて、僕個人としては非常に満足というか泣けてしまいました。
約束したじゃないか
レントンにも誰にもママはあげないんだ
僕らのママなんだ
ごめんリンク
約束したよね
レントン船から追い出そうって
ママを守ろうって
このパート、僕は完全に1児の親として見ていて、子供にとって母親の存在というのは絶対なものだと身近で感じるだけに、子供たちの切なさや、切実さが心に沁みて泣きそうになってしまいました。
だからそこに自分を当てはめて、イタズラをされた屈辱なんか置いておいて、子供達のケツを拭いてやろうと行動しちゃうレントンがまた良くて、お姉ちゃんに対する想いがまた切なくて、またしてもレントンが好きになってしまいました。
ここからのピンチ展開からエウレカが飛び込んで来るまでの描写はさ・す・が・という爽快感で、きっちり見せ場を作ってくれましたよね。
もう毎回楽しませて頂いております。
#ニルバーシュの複座が後ろで繋がってるってのがポイント(笑)。
■なら大人はどうなんだ?
ニルバーシュの無断使用
単独出撃
子供達を乗せたこと
どれもガキのイタズラじゃぁすまねぇ問題だ
あいつには大人がいなかったんだ
きちんとしかってくれる大人が
だから
俺たちがやらなきゃいけない
俺たちが大人としてレントンに罰を与えなきゃいけないんだ
またここがぐっと来る台詞、親として大きく頷くところであり、泣けるところでもあります。
第1話からずっと思っているのですが、各話の終わりに来るホランドの言葉は物語の持つメッセージとして語られているんですよね。
少年の成長物語とは言っても、放っといてただ成長していくというわけでなく、大人が大人の役目を放棄するんじゃなくて、きちんと果たさないといけないだ、それじゃないと子供に示しがつかないだろ、というメッセージ、しっかり伝わりました。
そしてここのホランドの台詞はダブルミーニングだと思います。
もう一つの意味、それは贖罪ではないかと思っているんです。
あいつには大人がいなかったんだ
何故?
ホランドの師匠はレントンの父親であるアドロックなわけですよね。
恐らくホランドの叛乱はアドロックの死(つかほんとに死んでるのか?行方不明なだけ?)に関係していると思うし、そもそもアドロックは軍関係やニルバーシュに関係することでサーストン家から出て行ってしまったはずなので、ホランドは個人的に責任を感じているとも取れます。
またアドロックだけでなく、今回ダイアンに思いを馳せるレントンが描写されましたが、やはりダイアンが親代わりになっていたわけで、ホランドとダイアンに過去何らかの関係があるとするならば、それについてもホランドはレントンからダイアンを奪ってしまった呵責を感じることがあるのかもしれない。
#そもそもダイアンが家を出たのは父親であるアドロックを探しに出たわけで、ルーツとしても繋がるし。
さて、どうでしょう?
■レントン・サーストン・・・だからかな
どうして言わなかったの?
あの子達がシステムを壊したこと
大人だから?
男だから?
レントン・サーストン・・・だからかな
よく分からない
俺も
でもレントンの気持ちは子供達には伝わったね、レントン。
だから子供はかわいいんですよ。
またエウレカ自身も子供をしかれなかったことについて反省して一緒に入るあたり普段無表情なだけに効果アリって感じです。
寒いね、ここ
そうでもないよ
最終カット、エウレカたちと並んで座るカット、良かったなぁ。
ほんとこれは良作です。
■気になる点は
ホランドも金枝篇読んでる!?
公式を見るとホランドも元は軍に所属していたわけだし、デューイ中佐はホランドの叛乱の責任を取って幽閉されたとある。
しかもアドロックはホランドの師匠だと言ってるし、そのアドロックの意思をついでアゲハ計画を遂行したとあるわけです。
やはり金枝篇とアゲハ計画は関連がありそうですよね。
#やっと金枝篇読みはじめました。
また、どうしてエウレカは母親をやろうとしているんでしょうか?
誰に教えてもらったんでしょうか?
この辺、まだまだ謎ですね。
(同じ営倉入りでもこうも描き方が違うのかと思ったりしましたが(笑))、エウレカセブン、次週も楽しみです。
また子供の成長だけでなく、それを支える周りの大人たち、その大人たちがちゃんと自分たちが大人じゃなくちゃ子供に示しがつかないだろ、という姿勢を見せるのはカッコイイし、親の視点としてぐっときますね。
分かりやすいのに深いっていうテーマやコンセプトは作品をつくる上でとても重要なファクターなんだなと改めて納得。
■バッドサイクルからグッドサイクルへ
そうなんですよ
俺はエウレカが好き
だから子供達と仲良くなりたい
で、怒らない
舐められる
イタズラが続く
エウレカと二人きりになれない
悪循環
論理思考の研修課題とかにでてきそうな見事なバッドサイクルなんですが、いわゆる論理思考(クリティカル・シンキング)系の課題では本質的な問題を見つけて、最も効果の出そうなところ(レバレッジポイント=てこの原理の作用点)に対策を打つ、というのが定石ですね。
そんな中でイタズラに対して、より大きなイタズラで子供達の分までかぶってやるってのはいかにもレントンぽくって良かったです。
結果として、グッドサイクルを回すことになっているので、やはり問題点をチャンスと捉えて解決する、これはオードドックスですが、仕事でも基本ですもんね。
レントン、やっぱり愛すべきキャラです。
■今回のポイントは
イタズラされて頭にきてる、そんなレントンを走らせたのが、子供達への寂しさの共感だったというのがまた良くて、
・母親を失いたくない子供たちの本音
・それを見て自分を省みるレントン
・そのレントンを見て大人たろうとするホランドたち
今回のお話のポイントはこの3つだったと思っていて、凄く分かりやすくしっかり描かれてましたよね。
深いテーマを分かりやすく、そして今回の見せ場はここだ!みたいな描き方、ほんと爽快です。
今回の脚本はネギま!のシリーズ構成やキングゲイナーの大河内一楼さんだったんですが、さすがに上手かったなぁと感心してしまいました。
#ネギま!は、やはりオリジナル要素含めて非常に構成が上手いなと思っていたので今回納得。
シリーズ構成の佐藤大さんにしても前回の野村さんにしても、今回の大河内さんにしても若い脚本家さんだと思うのですが、すごいレベルですな。こういう若い才能がエウレカセブンを作ってるのかと思うと楽しみで今後も仕方ないですね。
■母親への思慕、そして思慕の共感
前回の感想で、こんな風に書いたのですが、
>この3人としては自分たち以外にホランドを除いては笑顔を見せないママ(エウレカ)が、冴えない子供であるレントンを気にかけているのが気に入らないなんですね。
>まるでママを取られちゃうんじゃないか、という感じで。
>だから何かとレントンを遠ざけようとするんですね。
>小さい子にとってはママという存在って絶対的なものだから、自分の娘を見てもそうだし、妙に納得な部分はありますね。
ここは素直にモーリス、メーテル、リンクからこの言葉が出てきて、僕個人としては非常に満足というか泣けてしまいました。
約束したじゃないか
レントンにも誰にもママはあげないんだ
僕らのママなんだ
ごめんリンク
約束したよね
レントン船から追い出そうって
ママを守ろうって
このパート、僕は完全に1児の親として見ていて、子供にとって母親の存在というのは絶対なものだと身近で感じるだけに、子供たちの切なさや、切実さが心に沁みて泣きそうになってしまいました。
だからそこに自分を当てはめて、イタズラをされた屈辱なんか置いておいて、子供達のケツを拭いてやろうと行動しちゃうレントンがまた良くて、お姉ちゃんに対する想いがまた切なくて、またしてもレントンが好きになってしまいました。
ここからのピンチ展開からエウレカが飛び込んで来るまでの描写はさ・す・が・という爽快感で、きっちり見せ場を作ってくれましたよね。
もう毎回楽しませて頂いております。
#ニルバーシュの複座が後ろで繋がってるってのがポイント(笑)。
■なら大人はどうなんだ?
ニルバーシュの無断使用
単独出撃
子供達を乗せたこと
どれもガキのイタズラじゃぁすまねぇ問題だ
あいつには大人がいなかったんだ
きちんとしかってくれる大人が
だから
俺たちがやらなきゃいけない
俺たちが大人としてレントンに罰を与えなきゃいけないんだ
またここがぐっと来る台詞、親として大きく頷くところであり、泣けるところでもあります。
第1話からずっと思っているのですが、各話の終わりに来るホランドの言葉は物語の持つメッセージとして語られているんですよね。
少年の成長物語とは言っても、放っといてただ成長していくというわけでなく、大人が大人の役目を放棄するんじゃなくて、きちんと果たさないといけないだ、それじゃないと子供に示しがつかないだろ、というメッセージ、しっかり伝わりました。
そしてここのホランドの台詞はダブルミーニングだと思います。
もう一つの意味、それは贖罪ではないかと思っているんです。
あいつには大人がいなかったんだ
何故?
ホランドの師匠はレントンの父親であるアドロックなわけですよね。
恐らくホランドの叛乱はアドロックの死(つかほんとに死んでるのか?行方不明なだけ?)に関係していると思うし、そもそもアドロックは軍関係やニルバーシュに関係することでサーストン家から出て行ってしまったはずなので、ホランドは個人的に責任を感じているとも取れます。
またアドロックだけでなく、今回ダイアンに思いを馳せるレントンが描写されましたが、やはりダイアンが親代わりになっていたわけで、ホランドとダイアンに過去何らかの関係があるとするならば、それについてもホランドはレントンからダイアンを奪ってしまった呵責を感じることがあるのかもしれない。
#そもそもダイアンが家を出たのは父親であるアドロックを探しに出たわけで、ルーツとしても繋がるし。
さて、どうでしょう?
■レントン・サーストン・・・だからかな
どうして言わなかったの?
あの子達がシステムを壊したこと
大人だから?
男だから?
レントン・サーストン・・・だからかな
よく分からない
俺も
でもレントンの気持ちは子供達には伝わったね、レントン。
だから子供はかわいいんですよ。
またエウレカ自身も子供をしかれなかったことについて反省して一緒に入るあたり普段無表情なだけに効果アリって感じです。
寒いね、ここ
そうでもないよ
最終カット、エウレカたちと並んで座るカット、良かったなぁ。
ほんとこれは良作です。
■気になる点は
ホランドも金枝篇読んでる!?
公式を見るとホランドも元は軍に所属していたわけだし、デューイ中佐はホランドの叛乱の責任を取って幽閉されたとある。
しかもアドロックはホランドの師匠だと言ってるし、そのアドロックの意思をついでアゲハ計画を遂行したとあるわけです。
やはり金枝篇とアゲハ計画は関連がありそうですよね。
#やっと金枝篇読みはじめました。
また、どうしてエウレカは母親をやろうとしているんでしょうか?
誰に教えてもらったんでしょうか?
この辺、まだまだ謎ですね。
(同じ営倉入りでもこうも描き方が違うのかと思ったりしましたが(笑))、エウレカセブン、次週も楽しみです。
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へたれレントンが愛しくてたまらないへたれ母のうっちーです。
子供中心の話になると、どうしても親視点が入ってしまいますね。
「ちゃんと叱らんとダメだよ!」
そして今回私がグッときたのがホランドです。
子供が成長するためにはステキな大人は欠かせないですよね。
あんなダンナが欲しい・・・。
(えーと、職種は堅いほうがいいのですが)
一部で営倉入りが流行っておりますが(笑)
こちらの営倉は室温と違い、暖かな雰囲気につつまれて「レントン、良かったね~」と言いたくなる母でした。
きちんと叱ってくれる大人がいる幸せ。
それに気付くのは残念ながら相当年月が経ってからなのですが・・・(^^;
金枝篇、頑張ってください。私も図説版だけでも読む覚悟です。
TBありがとうございました。
(ところで、その後体調はいかがですか?)
前日に、何の処罰も無い営倉入りのお話を見ていると特に…むにゃむにゃ…
レントンは、結局子供達と同じ立場に立つことを選んだようですが、それが切欠でホランドも悟らないといけなかったようにも見えます。
「俺たちが大人としてレントンに罰を与えなきゃいけないんだ」
ゲッコーステイトの皆って、思ったよりも若はない。子供がいても可笑しくは無い年齢ですよね。まだ遊んでいたい年齢ではありますが(笑)
彼のあの言葉に「父親のみならず、姉も奪ってしまった責任」を感じてしまうのは、うがった見方なんでしょうか(笑)
レントンが確り物事を考えている……ように毎回思えるナレーションなんですが、アレって回想ですよね?過去を振り返っての言葉ですよね?一体あのナレーションが入るくらいに成長するレントン少年には、何が待ち受けているんでしょうか。怖いです。
金枝篇頑張ってください。私は燕。さんの感想で我慢します(積読本が一杯で無理!笑)
イヤァァ!!『堪忍な』イヤァアア!!!(本筋それまくり)
精神的に子供なので、後の展開が分かっていても子供三人組にイラついてしまいました。
「レントンにも誰にもあげないんだ」
「約束したよねレントンを追い出そうって」
それにしてもさすがお子チャマ。理屈もクソもあったモンじゃない。レントン追い出すために船の重要な機材に手を出すとはやってくれます。ブライト艦長なら修正という名のメチャ痛いゲンコツもオマケに付けてる筈。そして子供たちは
「ママにもぶたれた事無いのに―――!!」(また脱線してるぞドミよ)
仏教でも慈愛の菩薩は母の心。憤怒の不動明王は父親の心。これからはホランド達がちゃんと父親役宣言(?)したのでまあ大丈夫でしょう。ただ母親も叱る時は叱らないと。
ってなわけで、『叱る』ということに長けた人達というか、父な人をピックアップ。
①東方不敗
千尋の谷に突き落とすを地でやりそうな人。何か悪戯をしたら千倍の罰が待っていそう。それも兎跳び艦内一週とか飛行中の船で懸垂とかメチャ体育会系な。
②セイラ・マス
「この軟弱者っ!!(バチィィン!!)」
うん、逞しい子が育ちそうだけどエウレカには見習って欲しくない。
③水木なつみ
小学4年生にして未婚の母だよイヤーンH!(シニナサイ馬鹿ドミ)
・・・冗談は置いておいて、比較的立場が似てます。まあエウレカは小4ってこたぁないと思うけど。
・・・叱ってなかったな、赤ちゃんだし
④碇ゲンドウ
最後によりによってスパロボ史上最悪の減点どころか最悪パパ。
育児放棄。世界破滅の引き金。他諸々と最悪オンパレード。「こんなんよりは自分の親の方がマシ」という反面教師としてはうってつけですが。
子供が粗相したら
「お前には失望した」
「子供の駄々に付き合っている暇は無い」
じゃそらシンジ君みたくなるわ。
やっぱり、基本ポイントは子どもたち、レントン、ホランドとなりますよね。
燕。さんの一つ一つのご意見に「うん、うん。」とうなずいております。
閑話休題。
◎マシューって、立場弱い?
ギジェットに完全に言い負けているあたり、ゲッコーステートヒエラルキーの低さ、レントンの次に来そうな感じなんですが(笑)
◎ニルバーシュに二人ちょこんと
座っている場面、結構意味深だったりしますね。
会話がこの話のメインテーマにつながっているし。大半のブログさんは、レントンが姉さんの話をした後、エウレカの表情の暗さに何かを感じたみたいですし。
個人的には、レントンの「物心ついた時には、二人とも死んでたから」の時、表情でなく、握る手で心情を表していたのが、印象的でした。
「親」という大人を実感できないレントンと、「家族」を体験的に持っていないエウレカ。だからもどかしいけど、だからこそ、どうやって新しい関係を持っていくのか、見てて楽しいですね。
◎王殺し。しかし、その王は。
ホランドの意味深なセリフ。
そういえば、王にあたる人物って、まだ出てないですよね。今回のこのセリフだと、なんだかアドロックですか?と、訊ねたくなってしまうのですが。
感想を読みながら、なんとなくエウレカにも誰か母親(みたいな人)になってくれた人がいたのかなあ、なんて考えてしまいました。
そしてその人のことが知りたくてその人と同じことをしているのかなあ、なんて考えてたりしました、まだまだ始まったばかりなので何とも言えないですが毎週7時が待ち遠しいこの頃です。
まさに親の視点で観てしまいました(笑)。
この作品も色んな年代の人が観ていると思いますが、いつか子供を持つ世代になったときにそんなこともあったなぁと思ってもらえるんじゃないかなと。
そういう意味でエウレカセブンは第1話からすごくしっかりレントンを描いているなと感心してしまいます。
ホランド、良かったですよね。普段パンツ一丁でも締めるところは締める、そういう自覚をメンバーに促すところも素敵です。
昨今の風潮として自分の子供を叱れない親が取り上げられますが、そういう世相に対する訓示的意味合いもあったと思います。
叱ることが全て正しいか?というと違うと思いますが、やって良いこと悪いことの判断基準を納得させていくこと、これはやはり親の責任も大きいと思いますし、ひいては大人の責任なんだと、そういうメッセージ性なんですね。
#ホランドがダンナさんだと苦労しそうですが(笑)。
>こちらの営倉は室温と違い、暖かな雰囲気につつまれて「レントン、良かったね~」と言いたくなる母でした
こういう表現がうっちーさんのコメントに温かみを感じるところです。
#それにしても営倉入りネタは凄いタイミングですね(笑)。
>ricoさんへ
そうなんですよねぇ、色々感じるのは大分たってからなんですよね、いつも。
社会人になって親の凄さに気付いたり、結婚して親の凄さに気付いたり、子供ができて親の凄さに気付いたり、と自分が大人になっていく過程でようやく見えてくるみたいな。
金枝篇は研究論文みたいなものなので、読むのは個人差があると思いますが、個人的には興味あった分野なので意外と楽しんでます。
また後日レポートしたいと思います。
体調についてご心配頂けるなんて、それこそ幸せでございます。
おかげさまで痛みは引きました。後は常に寝違えた感じがするのですが、お医者さん曰くそのうち治る、だそうです。
お払いも行ったし(実話)、完治までもう少しです。
>りょくさんへ
エウレカセブンはシリーズ構成がしっかりしてるんだなと実感しているんですが、今回の脚本の大河内さんも侮れないなと実感しました。
深いテーマを分かりやすく表現するというのはさすがプロだなぁと。
ゲッコーステートのメンバーはだいたい20代前半から30代って感じで、こういう年齢設定もしっかりと考えているっぽいですね。
レントンを中心に年下、同年代、年上、もっと年上みたいな。
それぞれに役割があって、それぞれがその役割に気付いていくみたいなプロセスがあるといいですね。
ダイアンを奪ったってのはアリだと思っていて、ダイアンの彼氏がホランドだったんじゃないかと思ってるんですが、どうでしょう。
エウレカセブンの物語はOPの歌詞から考えても全てレントンの回想録になっていると思うんですね。
「たとえ二人並んで見た夢から覚めても この想い忘れはしないきっと」
あたりからもアゲハ計画に関する大冒険の後、おじいちゃんの後を継いだレントンの回想録かなぁなんて思ったり。
金枝篇、眠くなるところもありますが、着実に通勤電車で読書中です。
きりの良いところでレポート入れますね。
そこで「舞-HiME」持ってきますか(笑)。
子供は良くも悪くも素直ですから、ああいう行動になっちゃうのはむしろ普通なのかもしれません。
特にあの子達は孤児なわけで、尚更母親という存在が絶対なんですね。
あの年の子は構ってもらってあたりまえ、愛情貰ってあたりまえなはずなんでね。
だからと言って何をやっても許されるわけではなく、きちんとやってよいこと悪いことを教えてあげる、それが大人の役目ですからね。
・・・とここまで書いて思ったんですが、ドミニアさんがこの振りはブライトさんネタから叱る人ピックアップネタがやりたいための振りだったんだきっと、と気が付いてしまいました(笑)。
>星菜さんへ
僕はいつもリアルタイムでは起きられないので(笑)、かつPCの前に座るのは娘が寝てからなのでいつも日曜の夜にアウトラインを作って月曜の昼休みに感想書いてます。
ミステリエンタメ部分も面白いと思いますが、基本はやはりレントンを中心にした成長物語なのかなと。
マシューは確か公式でもヒルダさんにベタ惚れなので頭が上がらないとあったような気がするので、ヒルダさんをネタに使われると弱いんでしょうね(笑)。
>ニルバーシュでのエウレカの表情
これって実は現時点でどう受け取っていいのか?判断しかねたので感想から外したんですよ。
意味深過ぎて触れられない、みたいな。
これって星菜さんの仰る通り、レントンには親代わりにお姉ちゃんがいたけれど、エウレカ自身は家族を持っていないから、その経験すらなく、やはり実感できなかった、そんな表情だったのかなと。
もしくはエウレカは「誰に」母親なら叱らなくちゃいけないと言われたのか?というのもあって、もしダイアンならばダイアンならどうしただろうか?と考えた表情だったのかもしれないですね。
>王殺し
これこそ金枝篇から来ているのですが、力の衰えた王(司祭)を殺した者が次の王(司祭)になるという風習のことを指していると思いますが、アドロックがこれに当たるか?というのはまだ何とも言えないですねぇ。
ここら辺はミステリエンタメ部分として楽しませてもらうことにします。
>スチールさんへ
初めまして&コメントありがとうございます。
>エウレカにも誰か母親(みたいな人)になってくれた人がいたのかなあ
ここが結構ポイントなんだと思うんですよね。
上で星菜さんもコメントくれたのですが、エウレカはやはり家族がいないようにも思えるので、その中で「誰に」それを言われたのか?というのが気になるところですね。
それがダイアンだったとするとまた面白いなと個人的には思っているんですが。
エウレカもレントンを介して色んなことを学んでいるようにも思えます。
これってやはりレントンだけの成長物語じゃないんだな、なんて思って余計嬉しくなりますね。
あは、バレました?(ぉ
ネタフリがしたかったのも事実ですが前振りも魂入れてますよw
>レントン
「頑張れ!レントン」と皆さんが思えば思うほど この作品に引き込まれているのは もはや事実ですね(笑)僕も そんな一人です
ある時は 月光号のクルーの視点で ある時はレントンの視点で また ある時はエウレカの視点で・・・このような描き方が 秀逸ですね!
>教育番組としても
この作品 主人公のレントンの成長を描いているだけあって「大人の在り方」「親の在り方」「仲間の在り方」「兄弟姉妹の在り方」も描かれている(描かれてゆく)と思います そういった意味では 今回のような作品を子供が観ると与える影響は大きいのではないかと思います(親の千や万の言葉より アニメの主人公の「たった一言」の方が 子供に与える影響が大きかったり(笑)しますもんね!・・・そう 「ドラゴンボール」のサタンのように(笑))
そういった意味では 良質のアニメであり 教育番組でありますね
>子供を叱れない親
親子だけでなく 会社であっても部下を叱れない上司がいますね・・・恐らく 嫌われるのが嫌だから叱らない 叱られたことが無いから叱れない 叱り方が分からない・・・「叱る」と「怒る」は違いますし叱った後に どのように指導するか?が一番の問題であって「叱る」ことは それだけ期待していることなんですけどね・・・最近の若者(笑)は 妙に打たれ弱く すぐに凹んで会社に来なかったり(実話)・・・叱られる側にも ボーダーラインがあるのか?と頭を抱えてしまいます(何故 「叱られるのか」という 道徳教育が まったく出来ていませんね・・・学校でなにを学んでいるのか・・・)
>手に入れたもの
両親がいなかったレントンが 今回 手に入れたのは「叱ってくれる」親の代わりの「大人」であり 「仲間」ですね レントンが月光号の いろんなメンバーと理解しあってゆく姿に期待です!
>音楽とか
今回の放送は 音楽も良かったのでは・・・(挿入歌のSUPERCARも良かったし)音楽集が発売されたら 間違いなく購入(当然 予約で(笑))します
「秘密基地」は もう購入済みで 河川敷でギターを弾きながら練習しているのは ここだけの内緒です(笑)
>営倉入り
営倉のシーンも すごく良かったですね「いい子達だよ」と思わず 頬をつたうモノが・・・(燕。さんの言う通り このタイミングはスゴイ:種運命と比較して・・・)
>金枝篇
皆さんも 仰っておられるように 燕。さんの感想・考察を楽しみに お待ち致します(期待)
>「しっかり 抑えててね!」
「はい! 死んでも離しません・・・離したくありません!」
バイク乗り(自転車でも可)にしか 分からない幸せ(笑)を思い出しました 後ろに女の子を乗せると・・・全神経を背中に集中させます(あぁ~僕のイメージがぁ~・・・だって 男の子だもん!)
・・・それでは・・・また!