蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

手をつなぐシーンってやっぱりいいね。

2006-04-11 01:37:56 | エウレカセブン
交響詩篇エウレカセブンの世界観を創ったのはやっぱり京田監督だったんだなぁ、と制作スタッフの方のインタビューなんかを読むに、改めて実感するのですが、その世界観を創るのに色んな意味で貢献していたな、と思うのが、脚本の佐藤大さんであり、キャラデザの吉田健一さんの同年代トリオだったんじゃないかな、なんて思います。

僕は交響詩篇エウレカセブンが公開される3ヶ月くらい前からかなり期待して待っていたんですが、最初に心を掴まれたのが、吉田健一さんが描いたエウレカだったし、他のキャラクターにも一発で心惹かれたからでした。
たぶん、あの時点でかなりやられていたと思う。
ああ、これは僕の趣味、ど真ん中ストレートだって。

実は今でも吉田健一さんのHP『gallo44』には日参していて、更新なくとも一日一回はあの絵を見て、心和ませているわけですが、ここ数日は凄いです。

第4クールに入ってからは、スポンサークレジットの提供絵が吉田健一さんのイラストが毎回違うカットで入っていたりとかなり贅沢なサプライズがあったんですが、その頃の提供絵が今吉田健一さんのHPに公開されているんですよ。
#前から公開されてましたが、最近は放送終了したこともあり、ファンとしては嬉しいほどの公開っぷり(笑)。
#ちなみにエウレカサンタは期日限定だったんですけどね。

羽付きエウレカとレントンが手をつないでるシーンはもちろん、あのドミニクとアネモネが手をつないでいるシーンもあり、もうこれはただ事ではない(笑)。


うーん、ほんとこの人の描く絵は素敵です。

スタイリッシュだけど、どこか温かい、そんな感じがとても好きですね。


はぁ、エウレカセブン、面白かったなぁ。
#と言ってまた最終回を見返してたりして(笑)。


「東京アニメアワード2006」で、交響詩篇エウレカセブンが秀作品賞、個人部門で佐藤大さんが脚本賞、そして吉田健一さんがキャラクターデザイン賞を受賞されたとのこと。
京田監督やスタッフの皆様、またご本人たちがどう受け取っておられるかはわかりませんが、これって一ファンとしてもとても嬉しいですね。
改めましておめでとうございます。

ファイブスター物語 第12巻

2006-04-11 01:02:53 | コミックス 感想
年内発売と聞けば、ファンはああ年度内か、とすぐに思い、そしてその年度内すら危ないのではないか、でも、それもいつものことだし、気にせず待つか、となるのが、この『ファイブスター物語』。

僕の場合、第1巻を購入してから既に20年近く経過しているのですが、ようやく12巻が発売されました。


ファイブスター物語 第12巻


いやー、今回も待っただけあって、読み応え十分でした。
流して読んだつもりでも、それでもしっかり1時間は持っていかれたかも。

それにしても20年かけて第1巻のネタやるのかよ(笑)。
#そりゃルース大統領(この場合ヴュラードと言った方が良いか?)の妹が出れば、ヒッチハイクネタをやりたくなるってもんでしょうね!
#妹設定でヒッチハイクとくれば、これしかない、と思ってニヤニヤしながら読んでてばっちりビンゴでしたよ。
#どっちかっていうと、第1巻と第2巻の複合ネタか。どっちもヴュラード絡みだけどね!

ファイブスター物語ってけっこう悲しいお話もあったりするじゃないですか。
でも、それも抒情詩みたいな感じなんで、ああ悲しいなぁで終わったりするんですが、今回はちょっと違った。


ヤーボのイヤリング。


。・゜・(ノД`)・゜・。


やばい、これは、やばかった。
こういう泣かせ方ってこのファイブスターであったかな?と思うほど。

また、このイヤリングつながりで、クリスティンのイヤリングにも繋がっているかと思うと、これもまた切ない。
うーん、またやられてしまった。

あとね、シアン婦人がカイエンを偲んで涙するシーンとか、この辺も良かったなぁ。

20年近くあって、こういう涙腺の刺激の仕方はあったかな?と思うくらいです。
#ウリクルの最期とか、ああいう悲しさはあったけれども、今回のは結構温かい感じなんですよね、珍しく。

さ・て・と、もう10回くらい読み直そうかな(笑)。

すでにコミックスというより、歴史書に近い感じがしてきたのは気のせいにあらず。