蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

交響詩篇 エウレカセブン オリジナルサウンドトラック2

2006-04-06 01:23:20 | エウレカセブン
聞いてよニルヴァーシュ
お前が俺のうちに落ちてきてから
俺たちは ずっと旅をしてきたよな

色んな人に出会って 別れて
俺にはとても大切な思い出だよ

でも……、この旅にはいつもエウレカがいたんだ

ずっと一緒に旅をしてきたんだよ



交響詩篇エウレカセブン最終話、このレントンの語りから始まるシーンでかかる曲は電気グルーブの『虹』。
この『虹』にあわせてラスト10分近くの展開は、まさに感動クライマックス。
もう息をするのも忘れるくらい。
つか、最終話だけでもう何度観たことか。
たぶんこの先もきっと何度も観ることでしょう。

それくらいニルギリスの『sakura』からラストの『虹』がかかっていくシーン、そしてレントンとエウレカがこの曲に乗せて二人だけの結婚式をあげ、地球へ戻っていくシーンは涙なくしては観られない、その涙は決して悲しい涙じゃなくて、温かい祝福の涙だったわけです。

この電気グルーブの『虹』はほぼサプライズ的に使われたにも関わらず、あれだけ感動的だったのは何故か?

それは、京田監督自らが『虹』を使うことを切望して、その『虹』を前提にして絵コンテを切った、それほどの思い入れがあったそうです。

そんな京田監督のインタビューが収録され、そしてその『虹』までもサプライズ的に収録されたアルバムがこれ。

交響詩篇エウレカセブン オリジナルサウンドトラック2
#Amazonさん、画像出してよ(泣)。

これはマジで良かった。
サントラ1も完成度高かったですが、このサントラ2もまた完成度が高い。

「疾走する魂」がかかった瞬間に涙が出るほど感動したし、「最期の希望」なんかはユルゲンス艦長のテーマとしか思えません。
もちろんそのユルゲンス艦長の名演説のシーンだし、それも感涙ものなんですよ。

そして「セカンド・サマー・オブ・ラブ」から「星に願いを」へのつなぎは反則級。

さらにDisc1の最後はサプライズの『虹』。

もうエンドレスリピートです。


さて、交響詩篇エウレカセブンはその劇伴だけじゃなく、主題歌もまたその雰囲気を作るのに大きく貢献していた、というか、無くてはならないものになっていました。
そんな主題歌を集めたのがこれ。

交響詩篇エウレカセブン COMPLETE BEST(DVD付)

これ、画像出てませんが、このジャケットは最終話のエンディングクレジットで公開された、あのエウレカとレントンの幸せそうなツーショットなんですよね。
#この画像は吉田健一さんのHPでも確認できますよ~。

なんと『虹』も入っているんですね~。
さらに、オリジナルスペシャル映像やポストカードまでついてるみたいです。
どんな映像なんでしょうね。楽しみです。
#8月までの限定生産っぽいですね。

ということで、脚本面、映像面、だけでなく、音楽面でも秀逸だったエウレカセブンの世界。

まだまだ音楽面でも余韻に浸りたいと思います。