5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

UBERイーツに勝てるか

2021-05-01 22:05:31 |  経済・政治・国際

3日のコロナ、全国で4470人(延610065人)の感染と46人(累10446人)の死亡が確認された。愛知県では304人(延34529人)の感染と1人(累634人)の死亡の発表があった。

全国の重症入院は1084人と、昨日から34人も増えている。予備軍を含めるとどれほどの人々が苦しんでいるのだろう。インドでは重症患者に与える酸素が不足して次々と亡くなっていくという報告があるが、日本でも同様のことが起らないともかぎらない。

我が家のような車を持たない高齢者家庭の場合は「宅配サービス」が大いに助かる。懇意の魚屋はほぼ毎日、仕入れた魚介をおかみさんが自転車で小口配達してくれるから年寄の健康管理には大いに助かるし、小型トラックで注文したレト惣菜を運んでくるパートの姉ちゃんも有難い。最近ではクリーニングのおじさんまで参加して、各地のグルメ商品の販売中継ぎを行う。コインランドリーも増えた今、本業の洗濯物だけでは銭が稼げないということなのだろう。かくして我が家には一日一度は何等かの食材が届くのだ。

ただ寿司や弁当やピザといった出来物を買ったことはない。冷凍や冷蔵食品は食べるのだから、電話注文をしない理由はない。要するに「やったことがない」から。だから今流行りのUBERイーツのアルバイト君が呼び鈴を押してくることはないのだ。

NHK福井局が「福井市飲食店が手数料割安の宅配」を始めるというローカルニュースを読んだ。

コロナ感染拡大で宅配需要が伸る中、福井市内の飲食店グループが、大手宅配サービスより割安な配達料で宅配サービスを始めるのだそうだ。

記事によると、大手宅配サービスが飲食店側に要求する宅配手数料はなんと売上げの40%なんだそうな。これじゃあ余程の注文がない限り、店の利益が出ないんじゃなかろうか。いくらコロナ禍だとしても、背も腹も代えるわけにはゆくまい。

ということで福井市の飲食店10社が考えたのが彼等独自の宅配サービス。国からの補助金が後押しらしい。

客から受けた注文は宅配業者がが温度管理バンで配達することになっており、配達料は1件千円。サービス開始は6月1日、参加10社の商品が対象で宅配エリアは福井市内という。

配達料1件千円というのは高い気がするが、利用者側はどう考えるだろうか。ピザや寿司のデリバリーはそれほど高い配達料ではなかった気がする。

1か月の配達料が15万円を切る場合は無料にするとあるが、これだと1社が1ケ月15件以上を売らないと身銭を切ることになるだろう。国の補助金で補填するつもりだろうか。利用客だけに利便費用を負担させるのはマズくはないか。ここは三方一両損でいくべきだと思うが、

さて、福井市の飲食店さん、UBERイーツに対する勝算ありや?

 


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