5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

メイディとクールビズ

2012-05-01 22:02:53 | 社会
今日から5月。1日はメイディ。昔のような半強制ではないにしろ、労働組合員の中にはアピール集会参加を依頼された者もいるのだろう。中小企業で働いてきた自分には5月1日に皆で公園に集まって気勢を上げた記憶はない。そんな暇などなかったといった方がよかろう。何せゴールデンウイークの真っ只中、接客業種としては掻き入れ時だったのだから。

准大手(一応上場企業)に勤めた姉はデモ参加の経験があるという。名古屋の鶴舞公園から歩いて栄の中心まで。そこで解散して同僚といっしょに途中で食事をするのが約束だったそうだ。参加者にはメイディ日当が出たからだ。「少ない月給から結構高率の組合費を天引きされていたんだから、日当が出て当然だったんだろうけどね」と云う。なんか、何でも現金給付をして税金をぶん取ろうという民主党政府のようではないか。

ところで、飛行機や船の遭難信号もメイディだが、これは5月1日や労働者の祭典とはまるで関係はなく、フランス語の「メデ」=助けてというのがその語源だとVOAが説明してくれている。

さて、夏も近づく八十八夜の今日からは、役所や企業の「クールビズ」も前倒しで始まった。中京TVは「クールビズスタート」というリードで豊田市を取材したローカルニュースを流した。

それによると、豊田市役所では職員がノーネクタイで出勤、休憩時の不要電灯を消したりPC電源を落とすなどの節電対策をスタートさせた。去年より半月早いが、浜岡原発の停止話でやきもきした昨年の経験から、今夏の状況を読んで前倒しで進めたといのが市役所側の説明。中電予測に一喜一憂することなく、率先した節電を行政主導で行へば市民の節電意識も拡がるだろうというわけだ。フム。

節電意識向上のひとつが「電力使用状況がグラフ表示される新システム」の導入。市内小学校など50施設で始めるのだそうだ。意識向上だけでなく、電力ピーク時に電気を消すなど使用抑制の実利も期待してのことだという。市側の取り組みの積極性は買うべきなのだろうが、、、

こういうニュースを見ていつも思う。一斉更衣というのは、どうもTV取材用の課長の腕まくりのような気がしてならないのだ。グローバル化だなんだといいながら、あいかわらずの日本的な規律重視、組織優先。自己裁量では「和が乱れる」というのは、指導力の欠如した弱い上司の逃げ口上ではないのか。このところ夏日が続いてはいるものの、風が出たり、日没後はシャツ一枚ではまだ肌寒い。まだこれから寒い日が巡ることもあるだろうに。

今夏の電力事情は、中電見通しで、去年並みの節電が行われたとすれば、供給が需要を上回り、安定供給の目安とされる8%程度の余裕は残るのだという。







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1 コメント

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サービス連合への怒り (善野)
2012-05-03 08:07:46
関西汽船の子会社関汽交通社

関西汽船南港乗船券販売所・関汽交通社

連合・サービス連合傘下の労働組合

関汽交通社社員さんへ

岸田元労働組合執行委員長へ

職場の悩みを解決するのが労働組合なのに

逆にな悩みを増やす岸田元委員長

組合費の徴収は無駄です、馬鹿らしい。
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