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リタイアーのよもやま話

首都直下型地震

2012-02-23 06:31:42 | 政治

最近、マスコミで、首都直下型地震について、よく報道
される。


将来起こるとされる首都直下型地震について、都心でも
これまでの想定にない「震度7」となる可能性のあること
が文部科学省などの調査で明らかになりました。
予想被害は死者11000人、避難者700万人、被害額110兆円

など。

ところで、わたしには解せないことがある。

2011年の東京都知事選挙で4選を果たした石原が、2020年の
オリンピックへの立候補を表明した。

ということだが、オリンピックどころではないと思うのだが。
どうだろう。

オリンピック前に、地震がきたらどうするんだろう。オリン
ピックどころではない。オリンピックで金を使いすぎ、復興
に支障がでるのでは。

膨大なインフラ投資をして、オリンピック後に地震がきたら
どうするんだろう。これまた、金を使いすぎ、復興どころでは
ない。

当面、全力で地震への対応をしておく必要があると思うのだが。

水道・電気、電話、ガス等、一般道路網、高速道路、電車等の
インフラが壊滅状態になれば、直接間接に、東京都、埼玉、
千葉、神奈川等の都・県民の生活が成り立たなくなる。

3・11の震災で、支援物資がなかなか行き渡らなかったが、東京都
が壊滅状態になれば、膨大な広さの瓦礫の山と化した東京、どの
ようにして、水・食料を供給するのだろう。
もしそれが、冬であれば、多くの都民が凍死することになる。

高速道路網、東京を中心とした国鉄・私鉄が機能しなくなり、
あまたの官庁も機能しなくなり、マスコミも機能しなくなり、
国全体が機能不全になってしまう。

まるで、心肺機能が停止し、脳死状態の人間と同じだ。

オリンピックにうつつを抜かしている場合ではないと
思うのだが。

国家存亡の危機を前にしているのだが。


<橋下市長>小中学生に留年検討 

2012-02-22 23:33:45 | 政治

ヤフーのニュースである。


<橋下市長>小中学生に留年検討 大阪市教委に指示


大阪市の橋下徹市長が、小中学生であっても目標の学力
レベルに達しない場合は留年させるべきだとして、義務
教育課程での留年を検討するよう市教委に指示していた
ことが分かった。

法的には可能だが、文部科学省は年齢に応じた進級を基本
としており、実際の例はほとんどないという。

【橋下市長の施策】大阪市:職員のメール調査 通知せず
2万3400人分

 橋下市長は、市教委幹部へのメールで「義務教育で本当に
必要なのは、きちんと目標レベルに達するまで面倒を見る
こと」

「留年は子供のため」などと指摘。留年について弾力的に
考えるよう伝えた。

 文科省によると、学校教育法施行規則は、各学年の修了や
卒業は児童生徒の平素の成績を評価して認定するよう定めて
おり、校長の判断次第では留年も可能。

外国籍の生徒で保護者が強く望んだ場合などに検討される
ことがあるという。

 市教委も「学校長の判断で原級留置(留年)できる」と
しているが、実際は病気などで出席日数がゼロでも進級さ
せているという。

担当者は「昔は長期の病気欠席などでごくまれにあったと
聞いているが、子供への精神的影響も大きい」と話してい
る。

 橋下市長は22日に予定されている教育委員との懇談で
義務教育課程での留年について提案、意見を求める予定と
いう。


以上。


橋下市長、そろそろボロが出てきそうだ。

大阪都構想が、支持されたから、当人の考えていること
全てが支持されると勘違いしている。

アフリカのジンバブエのムガベ大統領が、性急な国家
運営をして、国家を破綻させたが、大丈夫かな?

現状の分析をせず、自分の思いつきで、理想論に酔って
いるが┄。

頭が切れるので、臣下の諫言など、鼻であしらうし、
弁がたつので、どんな非も正当化してしまうほどだ。

と、故人は言ったのだが。

高校生でさえ、留年させないようにというとこ
ろまで、学校現場が追い詰められているのに、
「小中学生の留年」で、小学校中学校を卒業
できない生徒が、わんさと出たらどうするん
だ。義務教育費が混乱するぞ。

いや、家計だって圧迫する。不登校だって
増えるのでは?

現実は、残念ながら、不条理に満ちている。

心配だね。まだ、43歳だものね。男の厄年というのが、
あったが、彼にはないのか?

それとも、少しずれているのか?


「資産課税の強化」

2012-02-21 23:33:34 | 経済


ネットにあった話しである。


「大阪維新の会」が発表した「維新版・船中八策」
の中にある「資産課税の強化」が 注目を集めて
いる。

大阪市の橋下徹市長は預貯金に課税する「貯蓄税」
に言及。

爪に火をともす思いでためた庶民の金から税金を
取られるというのは泣けるが、 エコノミストは
「デフレ脱却の特効薬になる」と指摘しているの
だ。

「『ためていたら税金かけますよ』と、強制的に
お金を使ってもらう仕組み作りも 行政の役割だ」

橋下氏は先週、朝日新聞のインタビューで貯蓄税
に言及した。税率などは不明だが、 預貯金を消費
に回すことで、経済を活性化させる狙いがあると
みられる。

欧米には、富裕層の固定資産も含めた資産全体に
課税する「富裕税」がある国もあるが、 クレディ
・スイス証券チーフエコノミストの白川浩道氏は
「富裕税は主に所得再分配の ために行っており、
貯蓄だけに課税して税収を上げるという発想で導入
している国は 過にはない」とする一方で、「消費
税率5%アップの増収分にも相当する税収が 見込
めるうえに、デフレ脱却の切り札になるかも」と力
を込めた。

白川氏の推計によれば、預貯金と国債の合計残高
は854兆円。税率が1%なら 約8・5兆円の
税収増となるが、1000万円の貯金がある人は
年間で10万円失う ことになる。

子どもの学費など将来のための預貯金が打撃を受
けることにならないか。 だが、白川氏は「累進制
をつければ、庶民を直撃するとはかぎらない」と
いい、昨今 騒がれている“世代間格差”を是正
する機能も果たすという。

「デフレ下では、貯蓄の価値が上がる。今の高齢者
はその恩恵を大きく受け、もらい すぎた分をため
ている。

それをちょうだいする唯一の手段といえる。所得税
消費税は 若い世代に負担がかかる」

夢のような話だが、なぜ誰もやらないのか。

白川氏は「確かに、効果があり過ぎれば、資本が
流出したり、バブルが発生するリスクも ある。
どんな政策にも副作用はある」と話した。

やはり、橋下氏が投げてきた石はデカい。


以上。

話しのたたき台として、まとまっているので、参照
したい。


最近、高齢者の資産を目の敵にするような発言が
ある。
あまりにもさもしい根性には、嘆かわしくなる。

よく、「3代相続すると財産は消えると言われて
います。」だから、高齢者の資産、いずれ、税金
として国に没収されたり、子や孫に引き継がれ、
社会に戻っていくことになるのではないか。

高齢者が資産をまるで、永遠にタンス預金みたいに
しまい込み、あの世にまで持っていくかのような
イメージを植えつけるのは、許しがたい。

だいたい、高齢者は、自分の資産が3代で消える
のかと、絶望視しながら生きているのである。

そのような高齢者の資産を目の敵にされては、どんな
にか切ないものがあるだろう。

資産を形成しても、国に持っていかれるとなれれば、
誰も苦心惨憺して、資産形成はしなくなると思う。
宵越しの金は持たず、刹那的に生きるだろう。

「カタールやバーレーンなどお金持ちの産油国では
固定資産税も所得税も相続税も無税ですよ。」と
いった話しがあったが、

巨大な資産を形成できる人なんて、日本に自分の
財産をおいておくことはないはずだ。

一般国民は、誰もが、その日暮らしの生活で、済ま
せるようになってしまう。

そうなっては、誰も貯金などしなくなってしまう。

これだけ、国の借金があっても、日本の国債の信用が
維持できるのは、国民の貯金のおかげである。

何を考えているのだろう。

「魚を与えるよりも、魚の釣り方を教えなさい」と
いう中国の諺があったのを知らないのだろうか。

高齢者の資産を食いつぶしても、魚の釣り方を覚え
なくては日本の現状を打破することはできないはず
なのだが。

大事なのは、日本人がいかにして、新しい魚の釣り方
を覚えるかということなのだが。

中国のアフリカへの執着は、福利厚生や賃金に執着し、
「不眠不休」、「身を粉にする」という言葉を忘れた
先進国には、できない魚の釣り方だし、彼等は、次の
「帝国」築くかも知れぬ。

とにかく、国民の資産をくすねるようなさもしい日本
には、まねできない魚の釣り方だ。

30億の国民を食わせるために、尋常な方法では、
生き延びられない必死のなせるわざだ。


「タイム」

2012-02-21 23:08:41 | 映画・ビデオ

最近、寒波が押し寄せ、南国の当地でも寒い。

先日の日曜日は、一人で病院にいくので、スクーター
で出かけたかったが、寒がりのわたしはには、厳しい
ので、自家用車で出かけることにした。

日曜日の夕食は、外食をするので、夕方から夜に
かけて、時間があり、映画でも観ようと出かけた。

想定外にもスムーズに映画館に着いたので、予定
より早い時間に映画を観ることができて良かった。

映画は、「タイム」である。

この映画を観て、前にも観た「アバター」を思いだ
した。

このアバターは、中国の内陸部の貧困層の共感を受け、
彼らは、自分たちが現代の「アバター」だと騒いだ。

わたしも、同感で、映画の展開は、巨大資本が先住民
を追い出して、資源を独占しようとするのとダブって、
アメリカ映画であるだけに、何かしら意味深に思えた。


ところで、前に、「シェナンドー」という曲について、
ブログで書いたが、その時に、その曲にまつわるエピ
ソードも取り上げた。

それは、次のようなものであった。

1830年に、アメリカ東南部一帯に住むインディアン
諸国家に対し、ミシシッピ川の西側に移住させる法律が
制定されました。

民族間の問題もあったでしょうが、1828年にアパラ
チア山脈南部で金脈が発見されたことが大きなきかけと
なったようです。

このあたりに住んでいたチェロキー族は、1938年10月
から翌1939年3月にかけて、オクラホマまで1300
キロを移動していきます。

その移動も、白人が武器を使った強制的で暴力的なものでし
たし、冬の気候の元、劣悪な条件の中での移動でした。

移住者総数1万数千人のうち、4分の1が死んだと言われて
います。

これである。

この話しが、「アバター」とだぶった。

ところで、今回の「タイム」は、違う意味で、意味深であっ
た。
それが、アメリカ映画であるからなおのことであった。

このタイムの展開については、ネットにあった話しを借用
して、紹介したい。

次の話しは、その借用したい部分である。


その世界では、人間は25歳で成長がストップするのだ。

しかし通貨がお金ではなく時間であり、25歳になった瞬間
から死のカウントダウンが始まる。

生きられる時間は23時間。

しかしその世界でも貧富の差が激しく、裕福ゾーンとスラ
ムゾーンとに分かれており、2つのゾーンは許可なく自由に
行き来はできなかった。

死のカウントダウンは、実は他から手に入れることで
生きられる時間をいくらでも引きのばせるのだ。

つまり、25歳の姿のまま、永遠に生きることも可能なのだ。

裕福ゾーンの住人はお金で時間を買い、スラムジーンの住人
は日々の重労働で時間を補うか、他人から奪って生きながら
えていた。

ある日、スラムゾーンに裕福ゾーンから、人生に絶望したと
いうハルミトンという男がやってきた。

以上。

話しの流れとして、中途半端だが、借用した資料で、骨子
だけを紹介したい。

この映画については、検索したら、けっこういろんな人が
感想を書いていた。

B級映画ということで、けっこう貶されていて、その内容も
もっともと思えたのだが、わたしは、違う視点での驚きを
感じた。

これも、わたしが若い頃、マルクス主義にかぶれて、搾取と
いうを言葉を覚えたからだ。

ネットで、タイムについて、いろいろと蘊蓄を語っている人
は、おそらく若い世代なのだろう。

このような時代は知らないし、経験もないので、わたしの
世代のような感想の持ち方はできないかと思う。

だから、この映画についての感想の違いについては、致し方
ないとみたほうがよいのかもしれない。

映画「タイム」でいう時間をそのまま、お金に置き換えれば、
多くの国民が、低賃金化し、また、契約社員化し、その日暮
らしの生活に追い込まれていく時代とダブって、意味深で
興味深かった。

この映画を観て思ったのだが、問題の本質は、ビル・ゲイツが
ウォーレン・パフェット、ジョージ・ソロスが、そして、
フォーブス誌やフォーチュン誌などが発表した世界長者番付、
世界企業番付などのランキングで、紹介される金持ちの存在
ではない。

問題は、これらのマスコミで出てこない本当の富裕層の
存在である。

社会の妬みを嫉妬をかわないように、自分たちの存在を
消して、世界を収奪する者たちの存在である。

先にあげた、ビル・ゲイツ等、マスコミで知られる金持ち
なんて、鵜飼の鵜のような存在でしかない。

魚からは、鵜は見えても、鵜飼は見えない。

彼等が、雇われ社長か、雇われマダムほどの存在にしか
ならないほどの、姿を消して存在している者たちの
ことである。

われわれの視界に広がるこの社会を世界を、自分たちの
人間牧場としている者たちのことだ。

同じ人間でありながら、同じ社会にいながら、その存在
を消し、このわたしたちを人間牧場として、搾取している
存在たちのことである。

そう、ロックフェラー、ヴァンダービルト、モルガン、
アスター、ロスチャイルド、彼等こそが、われわれを
マトリックスの世界の住人に貶めている。

この「タイム」という映画を観て、彼等のような、
われわれをマトリックスの住人に貶めて、収奪
する存在に、目を向けてみなければと、思いをよせ
ながら、帰宅したのだが。

同感してもらえる方が、どれほどいるのだろうか?


水温:主要5暖流で急上昇 100年で海全体の2倍

2012-02-21 22:24:41 | 生活

水温:主要5暖流で急上昇 100年で海全体の2倍

 黒潮やメキシコ湾流など世界の主要な5暖流の水温が、
この100年間で海洋全体より2倍以上上昇していること
を、中村尚東京大教授(気候力学)らの国際チームが突き
止めた。

暖流は、赤道付近の暖かい海水を中緯度海域に運び、熱を
大気中に放出する。暖流の急速な水温上昇は、沿岸の漁業
や気象にも影響しそうだ。

成果は、英科学誌ネイチャー・クライメイトチェンジ3月
号に掲載される。

 国際チームは、船や人工衛星などによる海域の観測データ
を集約している日米欧など8研究機関の記録をもとに、19
00~2008年の5暖流の水温や流量などを解析。

その結果、海洋全体の水温上昇は約1世紀で平均0・6度
だったのに対し、黒潮、東オーストラリア海流、ブラジル
海流は1・3度、アガラス海流は1・4度、メキシコ湾流
は1度で、5暖流の平均上昇幅は海洋全体の2倍以上だった。

 上昇の原因として、20世紀に急速に進んだ地球温暖化の
影響などが暖流により強く表れたと、チームは見ている。

黒潮は、この100年間で約50キロ北上、流量も増えて
いた。水温上昇は水深約400メートルにまで及び、100
年間に蓄積した熱量が水面から放出されたと仮定すると、
1平方メートルで5トンの氷を解かす規模に相当するとい
う。

 中村教授は「黒潮などを観測することで、地球規模の変化
をいち早く察知できる。また沿岸の異常気象の予測の精度
向上にも役立つ」と話す。【田中泰義】

以上。

皮肉なことに、このことが、日本海の海水温をあげ、記録
的な豪雪につながっている。

問題は、この暖流の温度上昇の原因は、何なんだろう。
これそのものは、二酸化炭素の増大とどのような関係が
あるのだろう。不思議でならないのだが。

地球の温暖化は、地球が勝手にやっているという話しが
あったが、つまり、人間が関与できるものではない。

しかし、人間の所業の成せる結果にするとなると、二酸化
炭素より、産業革命以来、世界中が工業化・資本主義化し、
人間活動が生み出した生活排水・工業排水による海水温の
向上の方が、考えられるのでは。なんて、暴論を考えたの
だが。

また、産業革命以来の人間の活動が、空気中の水分を上昇
させたというのも、暴論だが、どうだろう。

いずれにせよ。氷河期がやってくるということになれば、
どうって問題でもないのだが。