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リタイアーのよもやま話

負け試合を最後まできちんと戦える人が、次代を創る。

2012-06-29 21:17:09 | 読書

とある本にあった話しだ。

  負け試合を最後まできちんと戦える人が、
次代を創る。


 仕事でもスポーツでも将来伸びる人の共通点がある。

 完全な負け試合でも絶対に力を抜かないことだ。

 傍観者からは、まるで負けている側が勝っているように見え
るくらいだ。

 「勝てっこない」と笑われるような試合でも真剣勝負で臨んで
いると、笑っている連中をごぼう抜きにできる。

 10年もすれば、タメ口が利けなくなるくらいの大差がついて
いる。

 負け試合を真剣に戦っている人を、実力者は決して見逃さな
い。見ている人は見ている。

大差で負けている時こそ、その人の素顔が出る。

以上。


たいていの人は、負け試合には近づかないようにする。

そのような局面には立たないようにしている。

しかし、時に、どういうわけか、負け試合に引きずり出される
人がいる。

その時、たいがいの人は、いかに火の粉を浴びないように、
嵐が過ぎ去るのを待つ。

ところが、たまに、逃げ回ることを潔しとしない人もいるもの
だ。

だから、負けると判っても、全知全能を振り絞る日々を過ごす
ことになる。

負け試合には近づかないでおきたいものだが、遭遇すれば、

ウィンストン・チャーチルが、

危険に立ち向かえば危険は半分になるが、背を向ければ倍に
なる。
 
と語ったように踏ん張るしかない。


関が原の戦いで、島津軍は敵中突破に成功し、生き延びるが、
もしこのことがなければ、後の明治維新はなかったかも知れ
ない。

著者は、

 負け試合を真剣に戦っている人を、実力者は決して見逃さな
い。見ている人は見ている。

大差で負けている時こそ、その人の素顔が出る。

完全な負け試合でも絶対に力を抜かないことだ。

と語った。

そうすれば、負けたとしても、勝者に対して、臆することも
ないし、卑屈になることも、媚びることもしないですむ。


南鳥島周辺でレアアースの泥

2012-06-29 06:42:25 | 経済

ヤフーのニュースである。


南鳥島周辺でレアアースの泥 EEZ内で初
産経新聞 6月28日(木)19時13分配信

 日本の最東端の南鳥島(東京都小笠原村)周辺の
排他的経済水域(EEZ)内の海底に、ハイテク
製品に欠かせないレアアース(希土類)を大量に
含む泥の大鉱床があることを東京大の研究チーム
が発見した。

同様の泥は南東太平洋の公海上などで見つかって
いたが、日本のEEZ内では初。国内の年間消費
量の200年分を超える埋蔵量とみられ、採掘が
実現すれば中国からの輸入依存を脱却できる可能性
がある。

 発見したのは東大大学院の加藤泰浩教授(地球
資源学)ら。東京都内で開催中の資源地質学会で
28日、発表した。

 国際共同研究などで採取された南鳥島周辺のEEZ
内の海底ボーリング試料を分析した結果、島の南西
約310キロ、水深約5600メートルの海底の泥に
最大約1700ppm、平均約1100ppmの高
濃度でレアアースが含まれることを突き止めた。

 濃度や層の厚みなどから、周辺のレアアース埋蔵量
は約680万トンと推定され、日本のレアアース消費
量の約230年分に相当するという。

また、島の北約180キロでも1千ppmを超える濃度
の泥が見つかっており、加藤教授は「分布は広く、周辺
には何千年かかっても使い切れないレアアースが眠って
いるとみられる」と話す。

 レアアースは、ハイテク素材に少量添加するだけで
性能が飛躍的に向上する。世界産出量の大半を占める
中国は、平成22年9月に沖縄県の尖閣諸島沖で発生
した中国漁船衝突事件後、日本向け輸出を一時停止する
など、外交カードとして利用しており、中国依存から
の脱却は日本の急務となっている。

 採掘技術の確立やコスト競争力が今後の課題だが、
公海上ではなくEEZ内で見つかった意味は大きく、
加藤教授は「さらに詳細な調査が必要だ」と話す。


以上。


久々に嬉しいニュースが飛び込んだ。

記事には、こうある。

レアアースは、ハイテク素材に少量添加するだけで
性能が飛躍的に向上する。世界産出量の大半を占める
中国は、平成22年9月に沖縄県の尖閣諸島沖で発生
した中国漁船衝突事件後、日本向け輸出を一時停止する
など、外交カードとして利用しており~

と。

この事件があった時、かつて、尖閣諸島は、日本の
ものだと、中国が認めた経緯があるだけに、非常に
腹立たしい思いがあっただけに、本当に嬉しいニュー
スである。

最近、次のニュースもあった。

米欧日、中国のレアアース巡りWTOに要請

米国とEU・欧州連合、日本は27日、中国のレアアース
などの輸出規制を調査するための紛争処理小委員会の設置
をWTO・世界貿易機関に要請しました。

以上。

であるが、このような卑屈な姿勢を強いられる状況から
早く脱却したいものだ。

 


戦前の故郷

2012-06-28 14:06:10 | 風景

 戦前のわたしの集落の写真が見つかった。
おおよそであるが、この写真が戦前のわたしの住んでいた地域の
様子である。

写真の右、三分の一が本である。
写真の左、三分の一が寄留民の住んでいた地域である。

左側三分の一の下方に十字路があるが、十字路
から下方は、隣村である。

その十字路の上に、三叉路がある。
三叉路のちょっと左上に2軒の屋敷があるが、
そのうち、下の方の屋敷が、わたしの母親の
戦前の屋敷である。

この様子、寒村そのものである。

上の写真から、トリミングしてみたが、わたしが、子どもの頃遊んでい
た場所の戦前の様子である。

わたしが物心ついた時には、隣近所に家は増えていたが、基本的な
イメージはこのようなものだ。

本当に信じられないくらい何もないところだった。

今では、左の雲の浮かんでいるあたりに、地元のスーパーができ、
県内でも活気のある場所になっている。

 


卵子老化 医療機関の説明に課題

2012-06-25 22:05:03 | 健康

ヤフーのニュースである。


【ニュース1】
卵子老化 医療機関の説明に課題


6月24日 5時52分女性が年を重ねるとともに妊娠しづらく
なる「卵子の老化」について、専門の医療機関の8割が
患者の理解が足りないとする一方、患者の7割近くは
医療機関の説明が不十分と考えていることがNHKの
調査で分かりました。

「卵子の老化」は30代半ばを過ぎた女性の妊娠が難
しくなる原因の一つで、NHKが全国の専門医療機関
と患者を対象に行った調査では、卵子の老化による不妊
が広がっている実態が初めて明らかになりました。

この調査の中で、医療機関に対して患者の卵子の老化
への理解が不十分と感じるか聞いたところ、「おおい
にある」が43%、「たびたびある」が37%と、8割
の医療機関が患者側の理解に課題があると回答しました。

一方、患者を対象にした調査では、医療機関から卵子の
老化について、「説明されていない」と回答した人が31
%、
「明確には説明されていない」が36%と、7割近い患者
が医療機関の説明が不十分だと感じていることが分かりま
した。

35歳以上の女性では、治療を始めるまで卵子の老化に
ついて知らなかったと答えた人が半数を超えていて、医療
機関には患者が納得して治療に取り組めるようより丁寧な
説明が求められます。

 


【ニュース2】
不妊原因「卵子の老化」が約半数

多くの夫婦が不妊に悩む原因や背景を探るため、NHKが
全国の専門医療機関に調査を行ったところ、女性が年を重
ねるとともに妊娠しづらくなる、「卵子の老化」に原因が
ある患者の割合が半数近くに上ることが、初めて明らかに
なりました。

専門家は「卵子の老化が知られていないことが、不妊に
悩む夫婦の増加に拍車をかけている」と指摘しています。

不妊の検査や治療を受けた夫婦は6組に1組に上り、より
高度な不妊治療である体外受精の件数は年間で21万件と、
5年で倍増して、世界最多になりました。

NHKでは、その原因や背景を探るため、先月から今月に
かけて調査を行い、全国の専門医療機関の半数に当たる
およそ300と、不妊治療をしている患者など8000
人余りから回答を得ました。

このうち、医療機関に対して、不妊の原因について聞いた
ところ、女性では、30代半ばを過ぎると卵子の質が低下
して妊娠しづらくなる「卵子の老化」に原因がある患者の
割合は、平均で47%と半数近くに上ることが分かりま
した。

また、初診患者の平均年齢を35歳以上と答えた医療機関
は77%に上りました。

10年前は20%にとどまっていたことから、卵子の老化
によって妊娠が難しくなってから治療に駆け込む人が相次
いでいる実態が、初めて明らかになりました。

一方、35歳以上の女性患者の中で、不妊治療を始める
まで、「卵子の老化」について「知らなかった」と答え
た人が、55%と半数を超えました。

こうした患者の53%が、体外受精をすれば45歳まで
妊娠は可能と考え、中には50歳まで可能と考えていた
患者も17%いました。

日本産科婦人科学会によりますと、体外受精など高度な
不妊治療で出産できる確率は、卵子の老化の影響で、
45歳では0.5%に低下します。

不妊の問題に詳しい、東京の国立成育医療研究センターの
齊藤英和医師は、「卵子が老化することが知られていない
ことで、高齢になっても治療を受ければ十分に妊娠は可能
という誤解を生み、不妊に悩む夫婦の増加に拍車をかけて
いる。

卵子の老化について、きちんと知らせる仕組みを作る必要
がある」と指摘しています。


以上。


ヤフーのニュースで、この話が流れた時に、ショック
を受けた。

専門家は「卵子の老化が知られていないことが、不妊に
悩む夫婦の増加に拍車をかけている」と指摘しています。

と言っているが、こんな話、このことが分かった時点で、
ニュースで流せばいいだけの話しだ。

知っていた人たちの怠慢でしかない。あまりもにバカバカ
しくて話しにならない。

そういうことが、ニュースで流され、社会的に周知徹底され
れば、不妊という不幸に遭遇せずにすんでいた人が大勢いた
はずだ。

ところで、だいぶ前に、「35歳過ぎると結婚はほぼ不可能 
できたのは「男性で3% 女性で2%」

というニュースがあったが、35歳過ぎた独身組には、不都合
な真実だな。厳しい現実だ。

それはさておき、「精子の老化」ってないのか。

そこが、また、気になるところだが。

社会が複雑になって、生き延びるのが困難になるにつれ、
晩婚化・晩産化の進行は、避けがたいことだし、それが、
国家の生命力の枯渇にも繋がっていくのだが、なんという
不条理だろう?

ところで、30代の新型鬱病というのは、わたしは、文明病
だと思っているのだが、アエラでは、「新型うつ」が日本を
蝕むと、叫んでいる。

あんなに、厳しい就職活動をしてきたはずだのに。

国家公務員、警察、自衛隊、自治体職員、教員、消防署
もちろ、すべての民間企業も、30代の新型鬱病患者を
抱えて、悲鳴をあげているのかな?

部下にもなれない、上司にもなれない。

まさか、40歳になっても、拗ねて暮らしていくのか。

どのような家庭を築くのだろうか?

夫がつとまるのか?
はたまた、妻がつとまるのか?

いや、父親、母親がつとまるのか?

新型鬱病患者の跋扈で、日本がメルトダウンするのか?

はたまた、生活保護受給者の予備軍となっていくのか。

新型鬱病患者、還暦を迎えたら、どういう身の振り方を
するのだろう。

いろいろと、考えてしまうニュースだな。

不条理だ。不条理だ。

 


阿蘇の霧

2012-06-23 22:39:19 | 風景

この写真は、グーグルで遊んでいた時に、見つけた写真である。
ANDRE GARDELLAさんの作品である。阿蘇の霧の写真である。

霧で、このような写真が撮れるのに、びっくりしている。

光が満ちて、霧の風景にしては、立体的で、奥行きがある。
草の葉が、光を反射していて爽やかさにあふれ、風景が
輝いている。

ちょっと、白黒写真のイメージが、かぶさっているのは、面白い
と思った。

なかなか、このようなシーンを思いつかないし、このような
作品を残せるANDRE GARDELLAさんに、拍手である。