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リタイアーのよもやま話

複数の原子力施設に未申告の核物質

2011-12-21 23:49:41 | 放射能

ヤフーのニュースである。

 

複数の原子力施設に未申告の核物質、徹底調査へ
読売新聞 12月20日(火)19時15分配信

 日本国内の複数の原子力施設で、国際原子力機関(IAEA)
に報告していない核物質があることが文部科学省などの調査で
分かり、中川文科相は20日、来日中の天野之弥・IAEA
事務局長との会談で「徹底的に調査して報告したい」と述べた。

 同省などによると、日本原子力研究開発機構大洗研究開発
センター(茨城県)で昨年、放射性廃棄物に関する記録を調
べていたところ、IAEAへ申告していない核物質が発見さ
れた。

 これを受け、同省は今年に入って全国262か所の対象
施設で調査を実施。一部施設で申告していない核物質が確認
された。

これら核物質の大半は、IAEA保障措置協定で申告が義務
づけられた1978年よりも前のもので、廃棄物として安全
に管理されているという。同省では核種や保管量を確定した
うえで、IAEAへ報告する方針だ。


以上。

だいぶ前の週刊誌だったのだが、けっこう国内のあちら
こちらの研究機関等に、放射性物質が保管されている
らしい。

今回の東日本大震災をきっかけに、これらの放射性物質が
このような災害にあった際に大きな驚異になるのではと
いうことだった。

最近富士山が噴火するとか、東南海地震があるとか、いろ
いろと言われている。

これらの地震で、東京が火の海になったりし、東京の
どこかで、安易に保管されていた放射性物質が、火災に
あったりしたら、なんとも恐ろしい。


津波予測「不作為」の大罪

2011-09-22 22:59:02 | 放射能

アエラ 2011.9.19号の記事である。

 


東電の勝俣会長は「関係ない!」とアッカンペー

津波予測「不作為」の大罪


東京電力は3年も前から原発に巨大津波が来襲することを
知っていた。

なのに有効な対策を講じなかった。

その不作為は万死に値する。

東京電力の武藤栄は3年も前から知っていた。いつか巨大津
波が福島の原発を襲うことかありうることを。それなのに何も
手を打たなかった。

 武藤はこのとき、原子力部門のナンバー2である原子力・立
地本部の副本部長だった。

この年、2008年の6月、彼は副本部長を兼ねたまま、執行
役員から常務取締役に昇格している。

 東電は同年4月、マグニチュード8クラスの明治三陸地震
(1896年)をもとに津波の規模を想定し直し、福島第一
原発には遡上高で最大15・7メートルもの巨大津波が襲うという
試算を弾き出していた。

同年12月には、平安時代にあった貞観地震(869年)をもとに、
第一原発の取水□付近で高さ8・7~9・2メートルの津波が
来る、との試算も出している。

東電の同原発の想定津波は最大で5・7メートルだったから、彼
らの予想の2、3倍の規模の津波が襲うという試算値である。

早急に抜本的な対策が講じられてしかるべきだった。武藤は08年
6月、部下から報告を受けると、彼らが津波対策を依拠してきた
土木学会に対し、津波対策の指針を見直してもらうよう指示して
いる。

これら一連の経緯は、土木学会に見直しを要請した後、当時の
原子刀・立地本部長である武黒一郎副社長にも伝えられた。

 

原子力村で内々に処理


東電のスポークスマンである松本純一原子力・立地本部長代理
によれば、この年の6月、傍流から抜擢されたばかりの清水正孝
社長には伝えられていない。

清水を引き立て、院政をしきはじめた勝俣恒久会長にも報告さ
れなかった。

松本は「原子力・立地本部として動いていました」と言った。

だが、公表されることはなく、具体的な改善策は図られなかった。

 お役所体質の東電の中で、原子力・立地本部は際だって特異な
部門である。

修士や博士が少なくなく、高度の専門性ゆえに、外からくちばしを
挟みにくい。

しかも約3千人いる彼らの拠点は、原発のある福島や新潟で、東京
の本店から隔絶した地にある。エリート集団でありながら、社内から
「原子力村」と奇異にみられてきたのは、そんな異質性に由来して
いる。

 聖域化された「村」の風通しをよくすることを期待されて02
年に社長になったのが、勝俣だった。あのとき、原発トラブル
隠しが発覚し、東電は荒木浩会長や南直裁社長らが総退陣する
大がかりな体制刷新を強いられた。

それなのに松本の言が正しいとすれば、巨大津波の想定は会長と
社長に伝えられず、「原子力村」で内々に処理されてきたことに
なる。

 経済産業省の原手力安全・保安院で、原発の耐震審査を所管
する小林勝耐震安全審査室長が、東電から報告を受けたのは、そ
れから3年後の今年3月7日のことだった。

文部科学省が事務局を務める地震調査研究推進本部が、どの
くらの規模の地震がどこで起きそうかという「長期評価」を
4月にもまとめる予定で、その中には、学界で話題になって
きた貞観地震の分析が新たに加えられそうだった。

すでに貞観津波に関する論文や研究報告がいくつも発表されてい
る。それなのに東電は無反応だ。
それで小林が呼び出した。


保安院には知らされず


「いったいどうするんですか、早く対応をしないと大変なこと
になりますよ。どう考えているか、お示しください」

小林が2月末にそう求めると、東電は3月7日夕刻、3人で
現れ、シミュレーション結果を打ち明けた。

といっても10メートルを超える津波が来るという想定結果だけ
で、計算式や対策はない。これではダメですよ、きちんとした
ものを出してください-そう小林が言った4日後、本当に津波
がやってきたのだ。

 保安院を驚かせたのは、東電が8月24日、3年前の08年に巨
大津波の想定をしていたと明らかにしたことだった。保安院の
森山善範原子力災害対策監は9月8日の会見で、珍しく撫然と
した面もちで、「速やかに公表して、専門家の間で議論をすべ
きでした」と、東電を批判した。

 保安院は3月7日以前は、何も知らされていなかったという。
今回の原発事故では東電とともに「被告席」に立つ保安院だが、
この件に関しては保安院の言い分に分がありそうだ。

 保安院の幹部は、匿名を条件にこう打ち明ける。「08年と
いうのは重要です。あのとき何があったかご存じですか。

東電の柏崎刈羽原発のF-B断層をですね、東電が実質的に
活断層であると評価しておきながら、隠していたんです」
 07年の新潟県中越沖地震で、東電の柏崎刈羽原発は想定を
上回る揺れに見舞われ、火災や放射能漏れの事故を起こした。

そのときまで東電はFーB断層が「長さ7、8キロで、活断
層ではない」と公言してきたが、実は秘かに03年の時点で再
評価をおこない、F-B断層が「長さ20キロを超える活断層」
だと知り(実際は30キロだった)、ほかにも6本の活断層を
見つけていた。

それなのに東電の原子力村だけで秘匿され、首脳陣には報告
されなかった。当然、公表はおろか対策も講じられない。

だが、地震の震源断層は、彼らが隠し続けてきたF-B断層ら
しかった。

「プルサーマルのため」


今回明らかになった隠匿された巨大津波の想定と、うり二つで
ある。

福島原発を襲う巨大津波の想定を東電が08年の時点で明らかに
しなかったのは、柏崎刈羽の活断層と同様、彼らの当初の地震
対策が「甘すぎる」と露見するのを恐れたからだろう。

 09年には、経産省の総合資源エネルギー調査会の地震・津波
対策の部会で、地震の専門家が「まったく比べものにならない
非常にでかいものがくるのに、貞観津波に触れられていないの
はなぜか」と、東電の無為無策ぶりを難詰している。

そこには東電の2人の地震の専門家も同席していたが、彼らは
前年の解析結果に言及しなかった。

東電は09年、保安院の担当職員に口頭で「大きな津波が来る」
と報告したというが、保安院幹部はこのときのことを「津波の
高さを想定したであろう資料をチラツと見せられただけで、
すぐに引っ込められてしまった」と言う。

「説明した」と強弁する東電だが、相手に伝わる説明ではない。

 保安院幹部は、東電の隠蔽理由をこう推理する。

 「すべては福島第一原発3号機のプルサーマルですよ。
あれを円滑に進めるため、来電は津波の解析結果を隠してきた
んだ。
津波の想定を出せば、地元は不安を抱く。プルサーマルをおじ
ゃんにしたくなかったんです」激高する勝俣会長この見立て
通りなら、たいへんな大罪である。

人災を通り越して犯罪である。東電はなるほど昨年10月、悲願
だった同社初のプルサーマルを3号機で実施した。

保安院に津波の想定を持参したのは、その5ヵ月後の今年3月
だった。

 想定していたのに、震災後、東電の清水や武藤は国会や記者
会見で「想定外の津波」と、「想定外」を繰り返した。武藤に
取材を申し込むと、6月末に顧問に退いた身だから、と広報部員
を通じて断ってきた。


 勝俣会長の自宅を8月30日に訪ね、問いただしてみた。

 ー08年の津波の想定を聞いていなかったのですか。

 「聞いてないよ」

 彼が改革を掲げた原子力材の閉鎖性打破が、改善されずにき
たのではないか。9月1日に再訪して聞くと、披は激高した。

 「そんなん……問係ないっ!」

 彼は振り向きざま私にアッカンベーをして、1億2千万円を
借りて建てた豪邸に消えた。


以上。


アエラの記事である。その内容があまりにも、酷い話しなので、
とりあげてみた。

津波予測「不作為」の大罪 まさに、そのとおりである。


ところで、次の文章は、新聞にシリーズで掲載された記事の
抜粋である。

 東電の元副社長は「政治が流動化し、派閥の領袖
クラスを抑えれば済んだ時代は終わった」と指摘。

 「来電はこのままだと賠償債務を返済するだけの
会社になる。若い人たちにとって、本当にこれで良い
のか」と話す。

 40代のある社員は正直お先真っ暗だ。同僚と飲む
と転職の話ばかりになる」と顔を曇らせる。国策の行
方は首相の交代で見えず、事態を打開する力を失った
東電の漂流が始まった。
   
以上。


エリート集団の原子力村の面々の大罪は、誰が裁く。


原発国家ー「電力」の覇権

2011-08-29 23:40:13 | 放射能

今日の朝刊にあった記事で、興味深いのがあった。 
その抜粋である。

 

   原発国家ー「電力」の覇権


 「電力の重要性を利用者に教育するため、夏の供給量は
厳しい予測で出すべきだ」

 福島第1原発でメルトダウン(炉心溶融)が進行していた
3月中句。

事故対応に追われる東京・内幸町の東京電力本店での会議で、
ある幹部は言い切った。

東電は14日、戦後の混乱期以来の「計画停電」に踏み切る。

 鉄道各社は運行本数を大幅に減らし、首都圏の駅は「出勤
困難者」であふれた。

茨城、千葉両県の被災地までが停電の対象地域となり、予告
された地域で停電が見送られるなど発表も二転三転。

テレビ中継された東電幹部の官僚的な受け答えは利用者を
怒らせた。

 からくり


 東電は25日に「今夏の需給見通し」を発表。

「供給力が最大電力を大幅に下回ると予想される」と需給
状況を説明し、予想される7月末の供給力は需要見込みに
比べ、850万キロワット少ない4650万キロワットしかないとした。

 数字にはからくりがあった。夜間の余剰電力でダムにくみ
上げた水を需要の多い時間に放水する揚水発電が除外されて
いた。

「供給力を算定できない」としたが、公表資料は設備容量を
1050万キロワットと明記している。

 経済産業省の幹部は「東電は危機をあおり、俺たちをつぶし
たら大変だぞと脅しをかけていたんだ」と振り返る。


以上。

危機感をあおった東京電力

とか

供給不足を演出し、〝脅し〟

独占のおごり露呈

の文字も見られた。


この電力不足の話しについては、テレビでは辻褄があわない
という指摘もあったが、状況として、東電の都合通り、流れて
いった。

 

「電力の重要性を利用者に教育するため、夏の供給量は
厳しい予測で出すべきだ」

この発想なんだろう。

「利用者に教育するため」この言葉、何だろう。

国民は、そんなに、馬鹿なのだろうか。


ドラッカーの話しである。


"(マネジャーには)根本的な素質が必要である。真摯さで
ある。"

 "うまくいっている組織には、必ず一人は、手をとって
助けもせず、人づきあいもよくないボスがいる。

この種のボスは、とっつきにくく気難しく、わがままなくせに、
しばしば誰よりも多くの人を育てる。

好かれている者よりも尊敬を集める。

一流の仕事を要求し、自らにも要求する。基準を高く定め、
それを守ることを期待する。

何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。

真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。

このような素質を欠く者は、いかに愛想がよく、助けになり、
人づきがいがよかろうと、またいかに有能であって聡明で
あろうと危険である。

そのような者は、マネジャーとしても、紳士としても失格で
ある。"

 "真摯さを絶対視して、初めてまともな組織といえる。

それはまず、人事に関する決定において象徴的に表れる。

真摯さは、とってつけるわけにはいかない。

すでに身につけていなければならない。

ごまかしがきかない。

ともに働く者、特に部下に対しては、真摯であるかどうかは
二、三週間でわかる。

無知や無能、態度の悪さや頼りなさには、寛大たりうる。
だが、真摯さの欠如は許さない。決して許さない。

彼らはそのような者をマネジャーに選ぶことを許さない。"

という話しである。


ところで、「電力の重要性を利用者に教育するため、夏の
供給量は厳しい予測で出すべきだ」と、

言い切った東電のとある幹部というのがいるようだが、無理
して節電して熱中症で亡くなった高齢者について、どう
釈明するのだろう。

東電の放射能で、国難に陥っているのに、何を考えているのだ。

現代のような情報化社会に、このような姑息な立ち振る舞いなんて、
そのうち、ばれる時代であるということが分からないお粗末な時代
遅れの頭脳だこと。

腹立たしいこと、極まりない。

放射能汚染で、子ども生むことに絶望した児童・生徒に対して、
東電の幹部は、何を語る。

多くの子どもたち、若い女性の人生を閉ざした責任をなんと
考える。


首都圏直下、プレート境界型地震起きやすく

2011-08-29 22:26:14 | 放射能

首都圏直下、プレート境界型地震起きやすく
読売新聞 8月28日(日)3時9分配信

 
拡大写真
読売新聞
 東日本大震災後に首都圏の地下のプレート(岩板)に
かかる力が変化し、複数の震源域が連動して巨大化する
場合もある「プレート境界型」の地震が起きやすく
なっていることが、東京大地震研究所の分析でわかっ
た。

 同研究所は今後も観測を継続し、大地震が引き起こ
される可能性についての評価を進める方針。

 首都圏の地下は、日本列島が乗る陸のプレートの
下に、2枚の海のプレートが沈み込む複雑な構造を
している。

プレート同士が接する部分で起きる「境界型」の地震の
ほか、プレート内部の断層が起こす地震も発生する多発
地帯だ。

 大震災前の5年間の平均では、マグニチュード(M)
3以上の地震が1か月に約8回発生している。

 同研究所によると、普段から起きている人が感じない
小さな地震に占める境界型地震の割合が、大幅に増加
したことが判明した。

 また、震災当日から今月20日の間に起きたM3
以上の境界型地震は、東京湾北部の地下60~70
キロの場所で約4倍(暫定値)に、茨城県南部の地下
40~55キロで約20倍(同)に増えたが、プレー
ト内部の地震はさほど増えておらず、起きる地震の
タイプが明らかに変わった。


以上。

 

前々から、多くの人が気にかけていたことであるが、
とうとう現実味をおびる話しになったようだ。

ということであるが、週刊朝日の2011.9.21号にあった
記事の内容も多いに心配になってきた。

放置される全国195カ所の「放射性物質」3.11で
ウラン燃焼寸前だった!

という記事である。

過日、発売された週刊誌に、東京直下型地震が起こった
時、東京湾に面したコンピナード火災について、言及
していたが、3.11の石巻のコンピナード火災のような
ことが起こる可能性は、充分にあり、東京が地震による
被害より、コンビナード火災の類焼による大火災の方が
大きな心配ではないかと思った。

問題は、今回のような「放置される全国195カ所の『放射性
物質』」ということで、これらの放射性物質が火災で、炎上
することによる放射能汚染の懸念が生じてきている。

そうなれば、東京は放射能によって壊滅することになる。

となると、これはこれで、恐ろしい話しだ。

国は、全国に放置されている放射性物質を掌握し、地震や
火災等でも放射能汚染の被害が生じないような対策を考え
る必要があるかもしれない。


ツイターにあった話しだが。


昨日、中学3年生の女子3人がこんな会話。

A「私たちってさ、子ども産めないよね」 
B「だよね。産めないっていうより、妊娠できなくね?」 
C「それに、結婚も県内の人としかできないんでしょ。

マジ、範囲せまいんだけど」・・・子供たちにこんな会話を
させるこの国は、なんなんだ!


日本共産党員が福島視察に行ったときに聞いた話。
福島では放射能対策のため、猛暑の中、窓を閉め切って授業を
行っているが、ある女生徒が「いいよ先生。窓開けて。どうせ
私たち子供産めないし。」

 

 私は今まで健康的な赤ちゃん欲しいから、酒も飲まずタバコも
吸わず、シャンプーとかも香りより安全性を優先してきた。
なのにそれまでの苦労が全部台無しになった

以上。

なんとも、悲しい。本当に不条理な話。


首相「中間貯蔵施設を福島に

2011-08-27 21:43:44 | 放射能

ヤフーのニュースである。


首相「中間貯蔵施設を福島に」=汚染廃棄物、
知事に要請
時事通信 8月27日(土)17時17分配信

 菅直人首相は27日午後、福島県庁で佐藤雄平福島県
知事と会談し、東京電力福島第1原発事故で放射性物質
に汚染された土壌やがれきなどの廃棄物を一時的に保管
する「中間貯蔵施設」を福島県内に設置したいとの意向
を伝えた。

首相は「最終処分地とは考えていない」と強調して協力
を求めたが、佐藤知事は「突然のことで困惑している」
として、回答を留保した。

 首相は会談で「国としては、福島県内で生じた汚染
物質を適切に管理する中間貯蔵施設を県内に整備する
ことをお願いせざるを得ない」と表明した。

これに対し、佐藤知事は「電力供給県として長年、首都
圏に供給してきた」と指摘。

貯蔵が結果として長期化することへの懸念があり、知事
は「最終処分場は受け入れない」と強調した。

 汚染廃棄物の扱いについて、政府は当面、市町村ごと
に仮置きする方針を示してきた。

しかし、除染作業を本格化させれば廃棄物が大量に発生
することや、住宅地に近い仮置き場は長く維持するのは
難しいことなどから、中間貯蔵施設が必要と判断した。

同施設について、会談に同席した細野豪志原発事故担当
相は記者団に「一定期間は貯蔵できるものでないと、仮
置き場と変わらない」と述べ、一定の耐用年数を持つ
施設にする考えを示した。

 一方、首相は原発周辺で住民の避難が続いていること
について「放射線量が非常に高い地域では、除染を講じ
ても、なお長期間にわたり、住民の帰還、居住が困難と
なる可能性は否定できない。大変、申し訳ない」と陳謝
した。 

以上。


ずーっと、気がかりだったことが、現実となった。

こんなに、科学技術が進歩しても、放射能の無害化の技術
が、どうして確立できないのだろう。

と、素人のわたしは、思っている。

忌み嫌われる放射線もエネルギーである。

太陽光から電気を得ることがきるのに、どうして、なんて
思ってしまう。

誰か、放射能の無害化の技術の確立に挑戦してくれない
だろうか。

原子力も人類の夢だったかも知れないが、放射能の無害化
も、それこそ、人類の夢ではないか。