消費期限終了

リタイアーのよもやま話

楽天家の男性は脳卒中リスク低め

2009-12-30 23:52:14 | 健康
楽天家の男性は脳卒中リスク低め-厚労省9万人調査

楽天的な男性ほど脳卒中や狭心症、心筋梗塞(こうそく)などを起こすリスクや死亡率が低い――。

厚生労働省研究班が実施した約9万人規模の追跡調査でこんな結果が明らかになった。

ストレスやいらいらが健康に影響を与えるといった報告はあるが、こうした前向きな意識との関係についての研究は少ないという。

琉球大の白井こころ准教授と大阪大の磯博康教授が岩手、秋田、長野、沖縄など8県に住む40~69歳の男女8万8175人を調べた。

「自身の生活を楽しんでいるか」というアンケートを実施し、意識の高さを「高・中・低」の3グループに分け、約12年間にわたり循環器病との関係について調べた。

期間中に循環器病を発症したのは3523人で、うち脳卒中が2786人、狭心症と心筋梗塞が686人だった。

男性で楽しんでいる意識が「低い」グループは、「高い」グループに比べ、脳卒中の発症リスクが1.28倍、狭心症や心筋梗塞の発症は1.22倍と高くなった。

死亡者1860人でも、脳卒中で1.75倍、狭心症や心筋梗塞が1.91倍だった。女性は関連がみられなかった。

楽しんでいる意識が高いグループでは、週1回以上の運動習慣がある人が多く、喫煙者も少なく、健康的な生活をしている傾向が強かった。                                         (asahi.com)




追記
アメリカでは10万人の女性を8年間おいかけた同じような調査
があって、楽天的な態度の女性は心臓病の発生率やがんなども
含めた総死亡率が低いという論文が発表されています。




公設派遣村に目立つ熟年男性

2009-12-30 23:27:56 | 人生

ヤフーのニュースである。

公設派遣村に目立つ熟年男性 「再起のチャンスほしい」

年末年始の8日間、住まいを失った求職者に宿泊場所や食事を提供する東京都の「公設派遣村」(渋谷区)。

開設2日目の29日、利用者の中で目立ったのは50~60代の熟年男性だった。

再就職が厳しい年齢に、不況が追い打ちをかける。「もう一度人生をやり直すチャンスがほしい」。

寒風が吹き付ける年の瀬に、初老の男性たちは声を詰まらせながら語った。(清水麻子)(産経新聞)


公設派遣村で、50~60代の熟年男性が目立ったようである。
人生の日は暮れたのに、「もう一度人生をやり直すチャンスがほしい」。辛い言葉だ。

わたしが、もう一度、現役生活をするなんて、神経も肉体も耐用年数を過ぎてしまっており、下手に気負うと、エンジンがオーバーヒートし、電線もショートしそうだ。

意欲の問題ではなくなってしまった。

悪夢であればと願いたい辛い現実┄┄。

苦しいね。


無理をすることと苦労することは別なんだ

2009-12-30 23:05:53 | 人生
とある週刊誌に載っていた記事である。

田中角栄氏に関する内容であるが、彼の言った言葉というものに、物凄く説得力を感じた。

以下、その抜粋である。


~邦夫氏は、1972年から約2年間の田中角栄元首相の秘書時代を振り返り、こう語った。
 
「私が田中首相の秘書だったとき、こう私に諭した。

〝目分は無理をし過ぎてきた。無理しなければならない状況にあった。

無理をして立場を築いてきたけれど、君は無理はしちやいかんよ〟〝無理をすることと苦労することは別なんだ〟とも。

苦労はしたらいい。だが、無理をするといろんなことが後から出てきてしまうからね、と言われたんですよ」

金脈問題で首相退陣後、76年にロッキード事件で逮捕、田中元首相はその後、闇将軍として君臨するが、93年に亡くなるまで裁判闘争を続けた。邦夫氏が語る「無理をし過ぎた」とは、すなわちカネ集めのことだとほのめかす。

わたしが、大学生の頃、田中角栄氏が総理大臣になった。庶民派の総理大臣と号外にあったような気がする。

わたしは、当時、学生で、左翼に染まっていたから、彼に関心を持つのも不思議なことである。

保守政治家を調べているうちに、彼を称賛する記事が多く、彼のことに興味持つようになった。

だから、左翼かぶれの青年が珍しく、彼の資料を集めて読み出した。
以来、主義主張を超えて、親しみを感ずるようになった。

かつて、田中角栄氏が諭したという言葉に、大きな説得力を感じた。

ここでいう無理というのは、金のことであるようだが。

一般論としても、説得力を感じて気に入ってしまった。


〝無理をすることと苦労することは別なんだ〟

〝苦労はしたらいい。だが、無理をするといろんなことが後から出てきてしまうからね、~〟

この言葉、何かしらわたしの胸をうってやまない。

自分の人生をふり返って見て、結局無理をしっぱなしの人生だったような気がする。

なぜ、無理をしたかというのが、問題だが。どうしてだろう。

〝無理をするといろんなことが後から出てきてしまうからね〟であるが、確かに、その代償は大きかったような気もする。

ただ、そのような生き方以外できなかったのも事実だし、代償は大きかったが、取りあえず、その無理のおかげで、前半の人生を完走できたのではなかろうかと思ったりしている。だから、複雑な気分になる。

そうでもなければ、とっくの昔に、人生をドロップアウトしていたのではと思うくらい、人間としてあまりにも凡庸ではなかったかと、今になって思えるようになったからである。

できうれば、これからの人生、無理をするのではなく。いい意味での苦労でありたいものだ。


市販薬でも副作用 死亡原因はすべて風邪薬

2009-12-30 12:01:23 | 健康
日付は、忘れたが朝刊の記事である。
内容が内容だけに、見過ごせない記事である。


市販薬でも副作用

死亡原因はすべて風邪薬

医師の処方なしで買える大衆薬にもまれに副作用があり、2004~07年度の4年間に少なくとも8人死亡していたことが、医薬品副作用被害救済制度のデータで分かった。

大衆薬の安全性に警鐘を鳴らす結果で、分析した福沢正人・松本歯科大病院(長野県塩尻市)薬剤師が大津市で10月に聞かれた日本薬剤師会学術大会で発表した。

同制度は被害者や遺族の申請を基に医薬品医療機器総合機構が審査、薬を正しく使った場合に救済を決める。

年間約800件が給付対象になる。

入院を要するような副作用の大半は医師が処方する薬によるが、大衆薬でも年平均35件が救済された。

4年間で大衆薬による死亡は10人の申請に対し8人を認定、重い障害も9人が認められた。

死亡例の原因はすべて風邪薬。

死因の半数は、皮膚が広い範囲で赤くなり、高熱を伴って急激に悪化する中毒性表皮壊死症たった。

重い障害では風邪薬に加え、解熱鎮痛薬が目立ち、半数はスティーブンス・ジョンソン症候群による視力障害。

約190件の大衆薬被害では、風邪薬が半数を超え103件、解熱鎮痛薬が4分の1の47件、漢方製剤12件と続いた。

同じ4年間に厚生労働省に報告された大衆薬の副作用は1092作だったから、同制度で救済されたのはその13%にすぎない。

制度を知らないまま救済されていないケースが多い実態が浮かび上がる。
 
福沢さんは「風邪薬や解熱鎮痛薬に死亡など重い副作用の恐れはある。

薬局で薬を売る際には副作用をよく説明して、救済制度があることを伝えてほしい」と提言した。

以上、新聞の記事である。

「約190件の大衆薬被害では、風邪薬が半数を超え103件、解熱鎮痛薬が4分の1の47件、漢方製剤12件と続いた。」

市販薬で、死に至るなんて、誰が想像しよう。
とんでもない話しだ。


流通・電機・保険続々 生き残りヘアジア進出

2009-12-30 11:32:45 | 経済
2009年12月29日 朝刊の記事である。

需要低迷 日本企業

流通・電機・保険続々
生き残りヘアジア進出

流通、電機、保険などの日本企業がアジア進出を加速させている。
国内は不況と少子高齢化で需要が低迷、欧米も金融危機の影響で消費が戻らないため、各社は生き残りをかけ、数少ない成長市場の中国やインドに向かう形となっている。

国際通貨基金(TMF)によると10年の国内総生産(GDP)成長率は、先進国全体の1.3%増に対し中国は9.0%
増、インドは6.4%増と高成長が続く見通し。

以上、新聞より。


デフレスパイラルの日本にあって、企業も収益があげにくくなってきているが、いよいよ生き残りをかけて、住みにくくなった日本を脱出ということなのか。

スーパーや飲食店の値下げ合戦、その凄まじさに寒けがするような昨今。

絶望的な購買力の低下。収益性の低下。

企業も鎮静化しない値下げ合戦で、衰弱死するのではという不安に駆られる。

就職率の低下で、いよいよ、所得税や住民税の税収の低下。

家庭も地方自治も国家も衰弱していきそうな昨今。

資本も自分の命には変えられない。たくましい宿り木を探して、国外へ逃亡。

労働力の需要も減少する一方か?

が、いずれ、現地資本との競合で、先進国は、衰弱化は否めないが?
自動車の日米戦争の結末で分かるように。

日本の経済、見通しは暗い。景気が回復することは、見込めないようだ。