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リタイアーのよもやま話

ネアンデルタール人、DNA解析したら…

2013-12-19 19:56:08 | 科学

ヤフーのニュースである。

ネアンデルタール人、DNA解析したら…
両親は親戚? 5万年前の家族像浮かぶ

 ロシアのシベリアで出土した5万年前の
ネアンデルタール人女性の骨から採取した
DNAを解析したところ、両親は親戚関係
のような近縁とみられることが分かったと
ドイツなどのチームが19日付の英科学誌
ネイチャー電子版に発表した。

 チームは「ネアンデルタール人は集団が小
さく、近親での関係が一般的だったのかもし
れない」と指摘している。

 ドイツのマックスプランク進化人類学研究
所などのチームは、2010年に洞窟で見つ
かった長さ2・6センチの足の指の骨からD
NAを採取してゲノム(全遺伝情報)を解読。
特徴からネアンデルタール人の女性と特定し
た。この女性が父と母から受け継いだ遺伝子
を調べると、配列の似ている部分が多かった。

 チームは「これほど遺伝的に似ている父と
母は血縁が近い」と推定。異父きょうだい、
おじとめいなどの関係である可能性が高いと
みている。現代人のゲノムの約2%に、ネア
ンデルタール人の配列が残っていることも判
明した。

以上。

5万年前のことが調べられるなんて、信じら
れない。

すごい技術である。

 

このニュースで、思い出したことがあった。

次のニュースである。

 

オーストラリアで「近親相姦農場」発見…
兄と妹を最初に4世代に渡り近親相姦繰り
返す、先天異常の子12人保護

 

である。

よく、ネアンデルタール人が、どうして絶滅
したかという話があるが、もしかすると、こ
のような近親婚が重なって、種としての生命
力が衰えたのではと、邪推してしまった。

言語を持たないネアンデルタール人は、大き
な集団を構成することができなくて、氷河期
の閉ざされた生活の中で、いやおうなく近親
婚を繰り返したかもしれない。

これは、素人の邪推である。なんの根拠もな
い。

それにしても、5万年前のことが分かる。
すごいと思う。

 


氷河期繰り返す原因解明 10万年周期、氷で地盤が上下

2013-10-01 21:04:33 | 科学

氷河期繰り返す原因解明 
10万年周期、氷で地盤が上下

過去100万年の間、陸地を覆う氷(氷床)
が拡大した寒冷な氷河期が約10万年の周
期で繰り返しているのは、氷床の重さで下
の地盤がゆっくりと上下するためだと、阿
部彩子東京大准教授らの研究チームが、氷
床分布を計算するモデルを使って突き止めた。

 10万年周期の原因は、地球の公転軌道
の変化などに伴う日射量の変化と関係があ
るとされてきたが、それだけでは説明でき
ず、長年の謎だった。地球温暖化の予測に
も役立つ成果という。

 氷床が大きくなると、下の地盤は重みに
よって数千年遅れて沈み始める一方、融解
した後には隆起する性質があり、上下動は
約1000メートルにも達する。地盤が沈
めば、氷床表面の高度が気温の温かい位置
に下がって解けやすくなるなど、上下動は
氷床の形成に影響を及ぼす。

 チームは、こうした効果や日照量の変化、
二酸化炭素による温室効果を盛り込んだ計
算モデルを作り、北半球の氷床の分布を過
去40万年にわたって再現。氷床の重さに
応じた地盤の上下が、10万年周期の大き
な原因となっていることを突き止めた。

 二酸化炭素の濃度は周期を生む原因でな
いことも分かった。

以上。

とんでもない記事が発表された。

思わず快哉を叫んでしまった。

ところで、最近、マスコミで、次のような
報道があった。 

温暖化の原因は“人間の活動”の可能性
「極めて高い」

 この夏日本では記録的な暑さや、かつて
経験したことがないような豪雨、そして竜
巻被害など、異常気象が続きました。国連
の組織IPCCが発表した報告書では、今
世紀末までに最大で地球の平均気温が4.8
度も上昇。そして、海面は82センチも上
昇すると予測されています。原因は私たち
人間の活動による可能性が極めて高いと指
摘されています。(TBS系(JNN))
[映像ニュース]

 

 

海面最大82センチ上昇も 気候変動で報告書

 今世紀末には海面の水位が最大82センチ
上昇する可能性も。27日、地球温暖化に関
する新しい報告書が明らかになりました。

 IPCC=気候変動に関する政府間パネルは
27日、地球温暖化に関する報告書を発表し
ました。報告書は、今世紀末には地球の平
均気温が最大4.8度上昇し、海面の水位は
最大82センチ上昇する可能性が高いと予測
しています。また、日本では今後、梅雨の
時期の大雨が増える可能性があるというこ
とです。気候変動の抑制については「温室
効果ガスの排出量の大幅かつ持続的な削減
が必要だ」と警鐘を鳴らしました。今回、
発表された第5次評価報告書は2007年以来、
6年ぶりに改定されたもので、各国や国連
の地球温暖化対策などに影響を与えます。

 

以上。


執拗な二酸化炭素による地球温暖化のプロ
パガンダ。

いったい、どんな大資本の思惑が、蠢いて
いるのか。

うんざりだ。


積雪面積が急減少 10年で20%のペース

2013-01-31 22:49:24 | 科学

積雪面積が急減少 10年で20%のペース 
北半球、予測上回る 温暖化加速の懸念も

2013.1.30 11:32

 春から初夏にかけて北半球の高緯度地域の
陸地で雪に覆われている場所の面積が、予測
を上回る10年で20%という速いペースで
縮小していることが、カナダ環境省のチーム
による人工衛星データの解析で30日、明ら
かになった。

チームは「特に過去5年間の減少傾向が目立
っている」としている。北緯60度以北の調
査で判明。この地域の年間平均気温の上昇が
影響しているという。

 太陽光の反射率が高い積雪面が減ると、地
表で吸収される熱が増え、温暖化が加速する
恐れがあり、チームは「生態系や人間生活に
大きな影響を与える可能性がある」と警告し
ている。

 米国の地球観測衛星による北緯60度以北
の土地の画像を基に、1967~2012年
の4~6月の間に雪に覆われている場所の面
積などを調べた。

この結果、いずれの月も減少傾向を示してお
り、特に6月の面積の減少率が大きかった。

以上。

 

クローズアップ現代でも、この話題が取り上
げられ、気になるところである。

 

クローズアップ現代にあった話である。

海水面9m上昇?100年後の未来

今後、地球温暖化がさらに進み、南極の氷
がとけると懸念されるのが海水面の上昇で
す。
それが私たちに、想像以上の深刻な影響を
及ぼす可能性が、最近発表された研究によ
って浮かび上がってきました。

地質学が専門のフロリダ大学アンドレア・
ダットンさんです。
過去の海水面の高さを、さんごの化石から
調べています。
今は陸地になっている場所でも、浅い海に
住むさんごの化石が見つかればかつて、そ
の辺りに海水面があったことが分かります。

地球温暖化によって気温は今より最大3度
高くなると予測されている2100年。
ダットンさんは、その気温とほぼ同じだっ
たと考えられる12万5,000年前に注目
し、当時生きていたサンゴの化石から海水
面の高さを割り出しました。

すると、現在より最大で9メートルも高かっ
たことが明らかになったのです。

そのうち3メートルはグリーンランドなど南
極以外の氷がとけたことが原因だと見られて
います。

残りは6メートル。
これは南極の氷がとけなければ、説明できな
いとダットンさんは考えています。

以上。

というのがあった。

 

ところで、南極の気温は、約10万年単位
で上下しているという研究結果があるようだ。




以上。

この資料からすると、地球温暖化は、今日言
われる人間活動説は、成り立たないように思
える。

人類社会が無かった昔も、地球温暖化は何
度もあったし、そのたびに、二酸化炭素濃
度も上昇している。


だから、今日、人間活動が地球温暖化の原
因だという説は、必ずしも、本質的意味で温
暖化の原因とは言えないのかもしれない。


ミランコビッチ・サイクルというのがあるように
地球の都合で、温暖化も寒冷化も起こって
いるとしか思えない。


ところで、下の図は「南極大陸の衛星写真」
である。




下の図は、クローズアップ現代でも紹介された
南極の地形図である。





この図の水色は、海面下の部分であるらしい。

だから、南極の氷が溶けるということは、大変
なことだと、説明していた。

今後、9メートルの海水面の上昇を覚悟すること
になるのか。

どれだけの大都市が海水面下に消えるだろう。

どれだけの国家が機能不全になるのだろう。

そして、人類の文明は如何に。



The Salley Gardens

Down by the salley gardens my love and I did meet;
She passed the salley gardens with little snow-white feet.
She bid me take love easy, as the leaves grow on the tree;
But I, being young and foolish, with her did not agree.

In a field by the river my love and I did stand,
And on my leaning shoulder she laid her snow-white hand.
She bid me take life easy, as the grass grows on the weirs;
But I was young and foolish, and now I am full of tears.

柳の庭を下ったところで愛する人と逢ったんだ
彼女は白雪のような足で柳の庭を抜けて行った
彼女は僕に言った
恋は木の葉が茂るみたいに気楽に
でも若くて愚かだった僕は肯けなかった

川のほとりの原っぱに愛する人と立っていて
彼女は白雪のような手を僕の肩に掛けた
彼女は僕に言った
人生は堰に草の茂るみたいに気楽に
でも若くて愚かだった僕は今涙で一杯だ

 


硫酸塩が寒冷要因

2012-10-07 22:34:44 | 科学

新聞にあった記事である。

硫酸塩が寒冷要因

琉大など  気候変動を解明

 

 琉球大と北海道大、山形大、国立極地研究所のチームは、
南極の氷を調査し、大気中の硫酸塩の微粒子が、過去30万
年間の気温変動に影響を与えていたことを解明した。

  4日付の英科学詰ネイチャーで発表した。硫酸塩の微粒子
が気温変動に関わっていたことが特定できたことで、今後の
地球温暖化予測の精度向上が期待される。

 琉球大理学部海洋自然科学科の植村立助教らか論文で発表

植村立氏から掘削した氷を微粒子1粒ごとに観察。

気温が低い時期に、大気中の硫酸塩の微粒子鼠が多いことを
突き止めたという。

 硫酸塩の微粒子は、物質そのものが気温への寒冷効果を持
つほか、同微粒子が雲の核になりやすいことから、微粒子
増加が太陽光を反射する雲の量の増加につながり、間接的な
寒冷効果もあるという。

  約2万年前から現在までの約8度の上昇のうち、最大で
約5度分か同微粒子の減少で起こる間接効果による可能
性があるという。

 植村助教は「地球温暖化予測に硫酸塩エアロゾル(大気中
の微粒子)の影響が組み込まれることで、将来の温暖化予想
がより正確に行われるとみられる」と語った。

以上。

温暖化については、二酸化炭素が悪者になっているが、
この硫酸塩の説は、説得力がある。

そうなると、やはり、サッチャー女史の温暖化説は、

「イギリスでは矛先を石炭 産業に向け、炭鉱をつぶした。
それに抵抗する炭鉱労働者の運動を全部つぶした。」という
のがあったが、そのための策略だったかもしれない。

問題は、どうして、硫酸塩が増減するのだろう。ここが
知りたい。

もちろん、人類が関与していることはない。

そして、新聞に提示された図表では、今後どうなるのだろ
う。このへんのところに、興味がわくのだが。

図表から、憶測するに、寒冷化に向かう可能性がある。
つまり、「氷河期」の到来だ。

人類の滅亡だ。

「オンカ口」と名付けられたこの施設に使用済み核燃料
を埋め、10万年かけて放射能の影響が弱まるのを待つ計画
です。

というのがあったが、10万年後には、人類はいないな。

何かしら、不条理を感ずるな。