南海トラフ巨大地震 ~そのとき何が起こるのか?~
寒波が襲来して、いろいろと
ニュースが、流れている。
日本海側など大雪、関東低温
=東京氷点下4度、48年ぶ
り-強い冬型、寒気流入
最強寒波つづき首都圏が電力
ひっ迫 「95%」使用で節電
呼びかけ
以上。
48年ぶりと聞いて、昔を振り返
ってみている。
昭和45年1月17日が、その過去
の記録された年月日のようだ。
そこで、記憶を振り返ってみると、
私が、21歳の時のことであるよう
だ。
私は、てっきり、上京した1年目、
誕生日を終え、19歳になった冬に
寒いので下宿屋の窓を開けたら、雪
が降っていて感動した記憶があるの
でその年のことかと思っていたが、
どうも違ったようだ。
その頃、路面に雪が残り、歩くのに
滑りそうで難渋したことも覚えてい
るからだ。
ただ、昭和45年には、所沢市の荒幡
に住んでおり、朝の通学にひどく寒
い思いをして竹林の横を歩いていた
記憶があり、記憶と一致するので、
懐かしく思いだしている。
若干、話は変わるのだが、歴史関
係の本を読んでいて、気候変動と
国の興隆について興味を持つよう
になった。
で、ふと最近、とんでもないことを
思いついてしまった。
それは、温暖化についてである。
地球規模でみると、気候変動、氷河期
のサイクルも含めて考えると、人間社
会の活動とは関係なく、温暖化も寒冷
化も地球自身?の問題だという気がし
てきている。
とんでもない話だが、
実は、温暖化したから、近代文明は興
隆したのではということである。
だから、世界人口が2100年には112億
になるのではという説も、実は、温暖化
の影響だという見方である。
ところである、温暖化は永遠に続くので
あろうか?
いずれ、寒冷化に向かうのは必至である。
もっとも、人間の経済活動による温暖化
は、氷河期を遅らせているという意見も
あったりして、びっくりしているが。
いつか、温暖化はピークを迎えるはずだ。
永遠に温暖化のピーク状態が続くはずは
ないのでは。
いつの話になるか、氷河期はくるはずだ
が。
温暖化のピークから一転、寒冷化に向か
うとなると、最近のニュースのような有
り様では、現代文明が崩壊すること必至
ではないか。
温暖化を危惧しているが、寒冷化の方が
完全に現代文明を機能不全に陥れるので
はないか。
「猿の惑星」では、核戦争で人間社会は崩
壊したが、なんのこともない。寒冷化でも崩
壊するのでは。
記録的寒波で、混乱している現況を見ると。
どうだろう。
寒冷化で、真夏でも今日のような寒波が、
日常的になる。
なんとも、恐ろしい光景ではないか。
古代文明と気候変動
人類の運命を変えた2万年史
B・フェイガン
河出文庫
を読んで、大変興味深い箇所が
あった。
グリーンランドとヴォストー
クの氷床コアは、大気中の二酸
化炭素とメタンー最も影響力の
ある温室効果ガスーの濃度が大
きく変化したことも記録してい
る。ヴォストークでは氷期から
温暖期に四度移行するたびに、
大気中の二酸化炭素の濃度は約
180ppmから300ppm
に増加している(人間の活動に
よって温暖化した世界の現在の
レベルは、およそ365ppm
である)。同時に、大気中のメタ
ンは約320ないし350ppb
だったものが、650ないし77
0ppbに増えている。これらの
四度の移行期間に二酸化炭素の濃
度がなぜこれほど急増したのかは、
まだわかっていないが、南氷洋の
海面水温が大気の変化を引き起こ
すうえで重要な役割をはたした、
と多くの専門家は考えている。グ
リーンランドの氷床コアは、メタ
ンの濃度変化が北半球における急
激かつ主要な気温の変化と連動し
ていることを、明らかに示してい
る。
これらの関連が確実であれば、
完新世の初めだけでなく、過去の
気候変動においても一連の出来事
が展開していたことがわかってく
る。まず、地球の軌道パラメータ
ーに変化が起きて、氷期が終わる
きっかけができる。つづいて、温
室効果ガスが増加して、弱い軌道
変更信号を増幅させる。移行が進
むにつれて、北半球で巨大な氷床
が急速に溶けてアルベド(日射の
反射率)が減少し、それが地球温
暖化の割合を増大させたのだ。
以上。
上記の文章では、二酸化炭素やメ
タンの濃度が高濃度になったこと
があったようだ。
そうすると、基本的には温室効果
ガスの濃度は、地球の持つサイク
ルであったようだ。となると、今、
世間で騒がれているあの狂想曲は
誰が何のために、奏でているのだ
ろう?
若干、日にちが経ったのだが、隣のスーパーの
花屋で、トルコ桔梗を買ってきた。
最初は、トルコ桔梗の花の一輪挿しを楽しもう
と思って始めたのだが、意外にその花が手に
入らない。
結局、バラの花を多く、生けてきた。
しかし、この前、久しぶりに桔梗の花が入荷
したので、ピンクがかった花を手に入れた。
下の写真は、ネットにあったものから、
借用している。
透明感のする乳白色の花弁に、霧吹きかなんかで、
ピンクの色をつけたような感じのする優しい色であ
る。
花の芯の部分が、緑がかっていて、その透明感が
とても、清々しくて気持ちよい。
緑の雌蕊と黄色い雄蕊があって、花の奥の方で、
黄色がアクセントになっている。
ところで、今日、本屋に寄って、本を買った。
百田尚樹の
「至高の音楽」
クラシック「永遠の名曲」の愉しみ方
という新書が目に入ったので、買ってみるこ
とにした。
個人的には、百田尚樹が気に入らないのだが、
その彼が、クラシック音楽について、語っている
ので、読んでみる気になった。
Beethoven Violin Concerto
いろんなレコードを紹介していたが、そのうちの
Itzhak Perlman の演奏が気に入った。
へんに癖がなく、音楽が間延びすることなく、
よどみなく流れる雅びな演奏に好感が持て
る。
今日のトルコ桔梗には、このような音楽が
似合う。
エレガントな時間を。
トルコキキョウの花が、花屋の棚から
すぐに売り切れてなくなった。
それで、代わりの花を探すことにした。
その中で、気に入るものを見つける
ことができた。
エンジェルキッスという花である。
(この写真は、ネットから借用している。)
薔薇科の花だそうである。
わたしが、昔から知っているバラの趣がない。
びっくりである。
わたしの部屋の花は、この写真に、薄く黄色み
がかっていて、ピンクではなく、桃色である。
雰囲気がトルコキキョウと、同じ雰囲気をもって
いて、好ましい。
部屋が引き立つ。
この花一輪で、幸せな気分になり、殺伐とした
我が部屋に、美しい時間が流れる。