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リタイアーのよもやま話

日本学生支援機構が奨学金の返済滞納に法的措置!?

2012-02-19 22:49:02 | 経済

ヤフーのニュースである。


日本学生支援機構が奨学金の返済滞納に法的措置!?
(更新日:2011年05月21日)

利用者が増える一方で、返済の延滞も増えている奨学金。
日本学生支援機構(旧日本育英会)は、延滞者への返済
促進策に力を入れています。

 

奨学金の延滞が過去最高に
 
後続の学生のことを考え、借りた奨学金は優先順位を
上げて返済をしたいもの。
日本学生支援機構(旧日本育英会)による奨学金事業は、
平成20年度予算での事業費が9305億円、貸与人数は120
万人を超えました。

奨学金の利用者が拡大を続ける一方で、年々、延滞も増加。

平成15年度は1500億円超だったものが、平成19年度末には
2252億円と過去最高に達しました。

こうした事態を重く受け止め、日本学生支援機構では対応
策を議論し、延滞者への返済促進策が強化され、導入され
ました。

 

延滞者の9割近くが年収300万円未満
平成21年の日本学生支援機構の調査によると、延滞の理由
として多いのは、次の通りでした。本人の低所得が大きな
原因になっています。

<延滞理由上位>
1・本人の低所得
2・親の経済困難
3・滞納額の増加
4・本人の失業
5・本人の借入金の返済
6・本人の病気療養

同調査によると、延滞6ヶ月以上の人は低所得者が多いこと
がわかります。

延滞6ヶ月以上者の場合、所得が「300万円未満」と回答して
いる人は87.5%で、うち「100万円未満」は40.7%でした。

一方で、無延滞者の場合は「300万円未満」と回答した人は
48.1%と、割合が低いことがわかります。


以上。


複雑な気分になるニュースである。


前回のブログで、


萩原博子の勝ち抜く!経済講座

使い道ひろがる国の教育ローン

アメリカでは、ほとんどの学生が、奨学金で
大学に行きます。

奨学金は、卒業後に返さなくてはいけないの
で、そのために一生懸命に勉強して、いい成績
で卒業して、いい会社に就職しようとみんな頑張
ります。

ということについて、批判的に書いてみたのだが、
現実は、厳しいようだ。

今後、日本の若者も、ミヤンマー、インドネシア、
アフリカ諸国の若者との賃金闘争を強いられて
くる。

大変な時代だ。

借金して、大学を出るだけのメリットをどれだけの
生徒が持ち得るのだろう。