年収1億円を生んだ幸せケチの法則

年収1億円を生んだ幸せケチの法則
鈴木ゆり子
小学館

本屋に立ち寄ったら、この本が目に入った。

彼女の本は、前にも一冊購入して読んだ記憶がある。

二番煎じかとも、思ったが、チラッと覗くと、全く内容が違うようである。

タイトルにもあるように「ケチ」という文字があるが、まさしくその通りである。

ばっちりプライベートの生活を紹介している。

本人高校を中退して、学歴は中学校卒業である。

家賃収入は生活費に回さないばかりか、「夫が昇進して給料が上がっても毎月決まった金額で暮らす」を徹底したため、
月末になると家計が苦しくなることもしばしば。ご主人が週末アルバイトをしたこともあるそう。

「食品は割安品しか買わない」がポリシー。肉を買うときは、他の部位より割安な挽き肉をスーパーの特売日にキロ単位で購入して、小分け冷凍。餃子やハンバーグは、たねをこねるところから子ども達が参加する鈴木家の定番イベントとなった。

季節はずれの食材は栄養価も低く、値段も高い。反対に旬の食材なら、田んぼや畑の脇道でタダで見つけられる。

子どもたちとの道草で摘んだつくし、よもぎ、せり、たんぽぽ、たらの芽は、てんぷらやおひたし、ごまあえなどのご馳走に変身。

「入居者さんの中には、3万円の家賃を出すのさえ大変な人がいるんですよ。その人たちからいただく家賃で、自分が贅沢できますか?」
等々

又、生活は10万円でやりくりすることにしているようである。

やはり普通の人ではありませんでした。

特に、第5章 親にかかっています。子どもへのお金の教育

は、特に学ぶものが多かった。

子育てで、こんなに凄いことができる人がいるんだと関心してしまった。

(金儲けもさることながら、子育て力の凄さが羨ましかった。
尊敬します。)

最初の本を読んだときは、その凄さが分かりませんでしたが、
今回の本を読んで、とてもじゃないが、真似ようがないと思った。

やはり、非凡な人であるというのが、感想として残った。

最初、何か真似られないかと、色気がわいたが、とても、とても、全く違う世界の人でした。

女子フィギュアの試合が終わった

女子フィギュアの試合が終わった。

金妍児（韓国）がフリー150．06点、合計228．56点で金メダル

浅田真央（中京大）は131．72点、合計205．50点で銀メダル

フリーでの浅田真央の巻き返しが期待されたが、無理に終わった。

20点以上の差で終わった。この差は、想像外だった。

金妍児の演技がはじまって、音楽がどうもマッチしているとは思えなかった。しかし、圧倒的な技術力と表現力で、完璧な演技をした。

個人的な好みだが、音楽とのミスマッチは、彼女の実力で吹き飛ばしてしまったように思える。

浅田真央の演技がはじまった。SPの曲よりは、雰囲気的にマッチしているように思えた。

しかし、やりは、金妍児の力の前には、如何しがたいものがあったようだ。

同じ日本人として、浅田真央にひいきしたいが、残念ながら、その才能の差は歴然としている。

人間が生まれ変わるくらいの何かがなければ、恐らくこの差を埋めることはできないと思った。

音読に例えると、浅田真央は棒読みに近い。金妍児は、小説を朗読するような読み方だ。

現時点での浅田真央には、バッハのG線上のアリアを歌いあげることはできない。

サンサーンスの白鳥の演奏もできない。

徳永英明の歌唱力のように、歌詞と歌詞の音のない間合いに音楽的表現をすることはできないだろう。

消えていく歌詞、消えていく瞬間の歌詞に音楽を表現することはできないだろう。


浅田真央は努力する秀才だろう。

しかし、金妍児は努力する天才だろう。



ところで、今、「徳永英明のレイニーブルー/最後の言い訳」を聴いている。

浅田真央にこの歌を歌える日がくるだろうか。

いや、この歌をフィギュアで表現できるだろうか?



荒川静香がトリノオリンピックで金メダルを取ったのは、25歳だ。

何時の日か、伸ばしている音で音楽ができる日がくることを

消え行く音に音楽ができる日がくることを

待ってみたい。

不動産投資

とある本の話しである。

「不動産投資の最大のポイントは、どの物件を買うかにかかっている。

本当にいい物件というのは1000件に1件しかない」

「1000件に1件！ しかも成功の秘訣はいい物件をいい条件で買うことなんですね」



ロバート・キヨサキになるのも容易ではないようだ?


ところで、ネットのロバート・キヨサキのコラムにこういうのがあった。

誰を信じるべきか、何を信じるべきかを決めかねている人のために、タイム誌はさらに次の2つの指摘をしている。これは一考に値する。

1. 「401(k)は、あなたが高齢になればなるほど、ますますリスクが高くなる」

2. 「米国人の44％が、引退後に文無しになる危険がある」

　私は、ただ401(k)年金プランを批判するために、これを書いているのではない。

私は本当に心配している。

タイム誌の予測が正しいとしよう。

そうであれば、米国の全人口の44％が、引退後に破産することになる。

7500万人のベビーブーマーたちが引退する準備を始めているのだから、彼らのうちの3380万人が、働くのをやめたら破産するということだ。

私にとって、これは非常に気がかりな数字だ。

以上。


昔、401(k)が持てはやされた。

胡散臭い気もしたが、とんでもないことになりそうだ。

大丈夫かいな世界経済。

フィギュア女子の演技

フィギュア女子の演技を見た。

金 姸児が、78.50
浅田真央は、73.78

「キム・ヨナ『真央が完璧で心配だった』ライバルの好演技に動揺」ということだが、残念ながら、金 姸児の演技を前にすると、浅田真央の演技は見劣りする。

ピアニストと芸術家の違いである。

金 姸児の演技のレベルから見ると、浅田真央は表現者として、素質的な面で、欠落したもの感ずる。

浅田真央の演技を見ていると、パガニーニ(1782年10月27日 - 1840年5月27日）はイタリアのヴァイオリニスト、ヴィオラ奏者、ギタリストであり、作曲家である。)を思いだす。

この感想は、前回のフィギュアスケートの大会でも感じたことであった。

ピアニストに例えると、金 姸児はショパンであり、浅田真央は、リストである。

又、浅田真央は、体操の床運動をやっているが、金 姸児は、新体操の演技をしている。とも例えたい。

この欠落した何かが大き過ぎて、同じ日本人として大きな溜め息が出る。

わたしは、この欠落したものを何とかカバーするために、日本舞踊、バレー、パントマイム等肉体で表現するいろんなジャンルの表現に親しむことが、まず、必要だと感じている。

ただそれをもってしても、本質的な意味では解決にはならないと感じている。

人間として、女として成長することがなければ、そのスタートラインにたてないと感じている。

今回、感じたことだが、金 姸児がスケートから離れると信じられないほど、平凡な顔だちに見えた。思ったほど可愛くない。

しかし、一端、リンクに立つと、惚れた男性に見つめられているような綺麗な表情になるのを見て、こちらもつい見とれてしまう。

昔、近藤真彦を横から愛おしく見上げる中森明菜を思い出したりもする。

このような要素が、残念ながら浅田真央に欠落している部分である。

何時の日か、真の意味で、浅田真央が表現者として金 姸児
と対等に張り合える日を待ち望みたい。

太平洋セメント、生産削減へ ３工場でセメント生産中止

ヤフーのニュースである。

太平洋セメント、生産削減へ　３工場でセメント生産中止

セメント業界最大手の太平洋セメントは２３日、土佐工場（高知市）と大分工場佐伯プラント（大分県佐伯市）、子会社である秩父太平洋セメントの秩父工場（埼玉県秩父市）の計３工場で、２０１０年度上半期（４～９月）中にセメント生産を中止すると発表した。

　住宅着工の減少や公共事業削減などでセメント需要が低迷しているため、グループ全体の約１３％に当たる年３１０万トンの生産能力を削減する。

　同社は国内需要に対して約３割の過剰設備があるとみており、デイ・シイ（川崎市）、明星セメント（新潟県糸魚川市）、敦賀セメント（福井県敦賀市）のグループ３社と、生産委託先である東ソーの南陽工場（山口県周南市）で追加の生産能力削減を検討している。詳細な再編案は、３月末に公表する予定だ。
　
セメント生産を止める３工場では、石灰石なども生産しており、拠点自体は残す方向。

従業員は土佐が１２９人、佐伯８９人、秩父９３人。希望退職の募集や配置転換も含め、全社規模での人員削減などを検討する。
以上。

気になるニュースである。

このことに関連した事業も多々あるはずで、厳しい会社経営を強いられるところがあるのだろう。

又、失業者が増えていくのだろう。

運送業界も厳しいのでは。