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リタイアーのよもやま話

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番(前半・後半)

2015-04-28 20:56:53 | 音楽

最近、バッハをよく聴くようになった。

自分でも不思議である。

若いころは、あまりバッハは好きでなかった。

曲調の暗いのが、多いからである。

しかし、最近、その暗さに共感できるようになった。

歳のせいもある。

と同時に、戦後70年に至ろうとする今日の
世相を思うに、まさかこのような時代が到来
するとは!┄┄、絶句するするものがあり、
全てを投げ出して、逃げだしたくなるような
こともその理由である。

自分自身の人生もさることながら、どうしよう
もないこの時代に懊悩する精神には、バッハ
が似合うような気がするのだが、どうだろう。

ヨハンナ・マルティ:1954年6月~1955年3月録音
と、データがある。

わたしは、彼女の演奏を初めて聴くのであるが、
大変好感の持てる演奏で気持ちいい。

 

 

 


男が年を取ると敬遠される理由

2015-04-08 22:13:22 | 人生

ネットにあった記事である。



男が年を取ると敬遠される理由

 本人に悪気はないのに、周りがどきっとする物言い
をしたり、傲慢な印象を与える年配男性っています
よね。こういう男性のことを紐解く前に、発達心理学
における老年期の心理を知る必要があります。 

傲慢と感じるのは、あくまで自分たちの世代の価値
観と比較した場合のこと。いま、老年期にある男性
たちは戦争で平和を奪われ、戦後は高度成長期を
がむしゃらに働き続けてきた世代です。そういう時
代を生き抜いてきた人たちですから、いまと価値
観が異なって当たり前なのではないでしょうか。

たとえば石原慎太郎さんを「なんであんなに傲慢で
尊大なの?」と思う人は多いかもしれませんが、石
原さんが生きてきた時代であれば、それが普通だっ
たかもしれません。いまの価値観でばっさり判断し
て切り捨ててしまっては、少しかわいそうな気がします。

ただ、老年期になれば自己中心的でわがままになる
傾向があるという研究結果も出ています。老化ととも
に受け身になり、頑固、独善的といった特徴が顕著に
なります。人は青年期から成人期にかけて、発達して
いきますが、老年期にさしかかると収束に向かいます。
体力も低下し、内向的になったり、反射的に反応する
速度も落ちます。

年配男性本人は、何となく「若い人にはこういう態度の
ほうがいいのかも」とわかっていても、反射的に動きに
くくなります。とはいえ、作業を繰り返して知識や能力を
習熟させる「結晶性知能」はありますから、努力を重
れば、AKB48のメンバーの区別だってつくようになり
ます(笑)。

■感謝の気持ちを伝え自己肯定感を高揚

しかし、いざ自分が老年期になると、「そこまで相手に
合わせてへりくだる必要があるのか。むしろ自分より
下の立場の人が、自分に合わせて気を使うべきでは
?」などと考えるようになります。そのため、余計に孤
立したり、周囲から敬遠されてしまうという悪循環に陥
ります。

老年期になって孤独になるのは圧倒的に男性です。会
社人間として生きてきた彼らの定年後、自分の居場所
や社会との繋がりはほとんどありません。

そこで、自分の存在が無視されたと感じてしまい、威信
を回復させようといろんなことを言ったり行動に移すた
め、異世代の人たちとの関係性がさらにこじれてしまい
ます。もし身近にこういう人がいたら、敬遠するので
なく、生きた時代が異なり、価値観の違う世代なんだとい
うことをふまえたうえで、一旦は受け入れてみてください。

彼らは自己肯定感が低くなっていることが多いので、それ
を実感してもらうためにあえて活躍の場をつくり、「お陰で
助かりました!」と感謝の気持ちを伝えれば、少しは頑固
な面が和らいだり、こちらに歩み寄ろうと、彼らなりに不器
用に頑張るはずです。

健康な人なら、加齢によって能力や記憶力が一気に低下
するようなことはないといわれています。また、いろんなこと
を経験し、身につけようという習熟能力に長けていますから、
多少時間がかかってもできるようになります。そこに手を差し
伸べて、持ち上げることで彼らはがらりと変わるはずです。

 一方、若い世代の人たちにも、他者に対する尊敬の念や、
自分が知らない時代にどんな苦労を重ねてきたか、といった
想像力が貧困という欠点があります。激動の時代を生き抜い
てきた年長者の経験談は刺激になりますし、人生の先輩とし
て彼らがメンター的な役割を担ってくれることもあるでしょう。

ただし、いくら頑張っても相手の頑固さが変わらないこともあ
ります。やるだけやってみて「これはだめだ」と思ったら、見切
りをつけても構いません。自分が傷ついてまで必死に頑張る
必要はないでしょう。

以上。

最近、高齢者の評判が芳しくない。
かつては、畏怖の念を禁じ得なかったものだが。

もっとも、わたしたちの世代から兄弟みたいな親子とかあった
ような気がするから、ある意味でいえば、軟弱な面がある
かも知らぬ。だから、致し方ないことかもしれぬ。

それにしても、この記事を書いたのは、心理カウンセラー
塚越友子ということだ。

生年月日:1973/11/14

ということだ。  42歳くらいだろう。

自分の子どもの年齢だ。こんな物言いをされるなんて、
情けなくなってしまう。

42歳は、自分たちが経験したことだから、彼女の
のことは、こちらとしては、十分分析できる。

しかるに、経験もない年齢のことを、知ったかぶり
される。気分は、よろしくない。

残念ながら、このくらいの年齢で、高齢者の心理について
知ったかぶりされては、自らの恥を晒すだけだ。

 42歳では、自分自身が52歳の時に何を思うかは、思い
至らない。62歳の時に何を思うのかも、思い至らない。

上り坂の人生ある者に下り坂の人生を語られるはずも
ない。

わたしが、30代半ば、中年の心理学が盛んになった。
おかげで、自分のこれからの心理分析をすることが
できた。

それ以来、自分の心理状態について、向き合ってきた
つもりである。

退職して以来、自分の心の動きを見つめてきたが、65
歳を超えたあたりから、自分の心理状態に変化が出だし
ているのに気付いている。

その変化に、実は、わたしはたじろいでいる。

そのたじろぎを、塚越友子が説明できるとは思えない。

我々の世代の心理分析は、我々がやっていくべきだ。

自分自身が日常、感じ入っていることだから。

蛇足ながら

発達心理学における老年期の心理を知る必
要があります。 

と彼女は言っているが、これは、当事者としては、
間違いであると思っている。

後退心理学である。でなければ、老年期の心理を知ること
は叶わない。

とにかく、人生の折返点を過ぎたら、後退心理学
にしかならない。

いずれ、彼女そのものが、いつの日か、揶揄される時代
がくることもありるのだ。

こう長寿になると、第一の人生をどう生きるもさることながら、
終わりよければ全てよし
と言われているように、

定年後、天寿を全うするまで、第一の人生で呻吟している
世代が嫉妬するような人生を展開できるようにしたいもの
だ。

エレガンス とは、青春期を抜け出したばかりの
人間がもつ特権ではありません。

それは、すでに将来を手に入れた
人間がもつ特権なのです。

という言葉があったが、

現役世代が、早く、高齢者の仲間に入りたいと、羨望する
ような時代にしたいものだ。

 

 

 

 


聴くと10分以内に眠くなる音楽が話題

2015-04-01 22:10:32 | 音楽

タイトルが面白かったので、取り上げた。

動画には、次のような説明がついていた。

「疲れているのに眠れない」なんて症状に悩まされている方へ。
この音楽をステレオヘッドフォンで聴きながら寝ると、特殊な波長により、
10分以内に眠くなっちゃうそうです。試してみてはいかがでしょう。

以上。

わたしは、夜中に一度目が覚める。
たいてい、夢をみている。

覚めた時は、夢で興奮ぎみなので゛、養命酒を飲んで
寝る。

養命酒には、少しアルコール分があり、それで、
神経の興奮がまるのではと思って、飲んでい
る。

さてさて、この曲、、養命酒がわりになるのだ
ろうか。

わたしとしては、かえって興奮するような気が
するのだが。

どうだろう?