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教育長はなぜ「家庭の問題」強調するのか
自殺生徒の父親は「責任逃れ」と激怒
J-CASTニュース 7月18日(水)19時52分配信
中2男子生徒の自殺について、滋賀県大津市教委の沢村
憲次教育長が、「家庭の問題もある」と何度も強調したこと
が物議を醸している。
個人情報保護の絡みもあるとして、その具体的な内容を
明かさないため、様々な憶測を呼んでいるのだ。
以上。
滋賀県大津市立皇子山中学ホームページを見ると、
道徳研究紀要
平成21年・22年文科省指定研究
平成23年、10月に大津市の中2男子(当時13歳)が
いじめを苦に自殺した。
平成24年度
わが校のストップいじめアクションプラン
~いじめの未然防止、早期発見、早期対応~
大津市立皇子山中学校
目指す学校・生徒
いじめをしない、させない、見逃さない、
許さない学校
このことが、何をしめすのか。
文部省は、実績を作るために、学校現場にいろんな
研究指定校を指定して実績作りに必死だ。
現場は、研究指定校を受け、それこそ、実績に作り
に必死だ。
それこそ、上げ底、上滑りの研究校で、ノルマを
こなすのに、日夜明け暮れ、学校のブランドを高める。
そうして、実績を積み上げて、出世コースを邁進する。
どだい、こんなに価値観が多様化した時代に、目茶
苦茶な活動を強いる。
それはさておき、いじめによる自殺が起こった。
学校現場が、自殺の責任を認めれば、これまでの
研究実績とメンツが丸潰れだ。
なにしろ、これを認めれば、今までの研究指定校の
活動はなんだったかと追求される。
それは、学校現場も県教育庁も県教育委員会もだ。
現場から、県教育庁、教育委員会という出世コース
の馴れ合いが、白日の下に晒される。
こんなに、恐ろしいことはない。
自殺は、家庭内の問題でなければならない。
それにしても、学校現場は、超過密の毎日をおくって
いる。これ以上、何も新しいことは、増えてくれるな。
である。
なのに、文部省は実績作りのために、研究指定校なんて、
膨大な仕事量を押しつけてくる。
これだけ、価値観が多様化する時代に、2年間の研究
指定校で、大人の都合のいい結論を出るはずがない。
道徳研究紀要
平成21年・22年文科省指定研究
平成23年、10月に大津市の中2男子(当時13歳)が
いじめを苦に自殺した。
平成24年度
わが校のストップいじめアクションプラン
~いじめの未然防止、早期発見、早期対応~
続いては、現場も疲労困憊のはずだ。
滋賀県大津市立皇子山中学ホームページを見ると、
道徳研究紀要
平成21年・22年文科省指定研究
とあるように、道徳の研究指定校を受けている。
ところが、研究指定校の発表が済んだ翌年の
平成23年、10月に大津市の中2男子(当時13歳)が
いじめを苦に自殺した。
となって、これでは、道徳教育の指定校を受けて、
成果があがったしていることが嘘にってしまう。
道徳の研究指定校をしている最中に、彼は「苛め」
にあっていたのだ。
そして、いじめが進行し自殺までしていたのに、
翌年に、
平成24年度
わが校のストップいじめアクションプラン
~いじめの未然防止、早期発見、早期対応~
大津市立皇子山中学校
なるものをぶち上げた。これって、なんだろう?
これを認めた県教委、責任が重いな。
押しつけやすい学校とみくびっている。
このような、不都合な真実が隠蔽されていた
現場の状況が露呈することを、教委は死ぬほど
恐れているのだろう。
「家庭の問題もある」と何度も強調した。とある
が、きっと、とんでもない不都合な真実があるのだ
ろう。
死ぬほど忙しい学校現場が、この事件で、一段と
死ぬほど忙しい毎日が到来するのだが。
これは、これで同情の念がわかないこともない。
それにしても、文部省が仕事を増やしすぎている。
自分たちの実績作りと出世のために。
なんの利権も生じない文部省、手柄作りに必死だ。