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<がん>五つの生活習慣の実践でリスク4割低下
禁煙や塩分控えめの食事など五つの生活習慣を実践すると、
がんのリスクが4割程度減少するという研究結果を国立がん
研究センター(東京都中央区)がまとめ、5日発表した。
五つの習慣のうち一つでも多く実践するほどリスクは減少
していくという。オランダの医学誌に掲載された。
90年代後半に45~74歳だった7万8548人(男性
3万6964人、女性4万1584人)を06年まで追跡し、
がんのリスクを下げると言われている五つの生活習慣とがん
の発生率との関係を調べた。
その結果、
▽禁煙
▽節酒(1日日本酒1合以下を週6日以内)
▽塩分控えめの食事(タラコ4分の1腹を月1回程度)
▽活発な活動(1日に男性でスポーツ1時間以上、女性で立っ
たり歩いたり3時間以上)
▽適正な体重(体格指数=BMI=が男性で21~27、
女性で19~25)の五つの生活習慣のうち、二つを実践
しているグループは、ゼロまたは一つだけ実践している
グループに比べ、がんのリスクが男女とも14%低下した。
さらに実践している生活習慣の数が多いほど、男女とも
リスクが直線的に低下し、五つすべてを実践すると、
男性で43%、女性で37%低下することが分かった。
調査結果を分析した同センターの笹月静予防研究部
室長は「今より一つでも生活習慣を変えられれば、がんの
リスクは確実に低下する。
生活を見直すきっかけにしてほしい」と話している。
【斎藤広子】
以上。
面白い統計だと思った。
これで、ストレスもなく、生き生きと楽しく生活できれば、
がんには本当になりにくいかもしれぬ。