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リタイアーのよもやま話

情報を得るとは

2011-01-03 22:15:02 | 社会

夢をかなえる「打ち出の小槌」

堀江貴文

青志社

にあった話である。

 

以下、抜粋。

 

時間を効率的に使いながら、
24時間、情報をインプットし続けるのだ。
すると、未来が見えてくるだろう。

 


情報を得るとは、未来を知ること


あなたは情報を得るということがどういうことか、わかって
いるだろうか?

ただ知識を身につけておけば、何かの役に立つといったような
簡単な話ではまったくない。

成功体験を得るために重要な視点は、そんなところではない。

情報を得るとは、未来を知ることなのだ。


情報を知らない人にとっては、情報を知っている人は未来を知っ
ていることにほかならない。

知っている人にとっては、現在のことだけど、知らない人にとって
は、それは現在のことではなくて、まだ起こっていない未来のこと
なのだ。

そして、未来を知っていることは一つの価値になっていく。

それは打ち出の小槌の一種だ。

インターネットも、メディアも、電話も当たり前に使えて、努力す
れば情報を手に入れられる環境があるのだから、情報を持つ努力は
絶対にすべきだ。

その情報の差が、価値を生み、成功体験へと結びつけてくれる。

 

 

情報は自分で取りにいく


情報は未来を知ること。

多くのチャンスは情報の差によって生まれているといってもいい。

情報で差をつけるためにも、時間を効率的に使って、積極的に情報
を取りに行かなくてはならない。

極論すれば、誰よりも早く情報を知ることで、素早く行動できる
わけだから、そこで成功を手に入れたようなものだ。

知識や情報を身につけておくことは自信を高め、大きな信用を創造
するための強みとなる。

だからこそ、情報を取るための投資は、絶対にするべきだ。

あなたは情報をどのようにして得ているのだろうか。


 
たまに「地方に往んでいるから、情報が遅い」みたいな
グチを言う人がいる。

たしかにインターネットやメディアが発達したとはいえ、
今でも東京と地方では、情報の差が当然ある。

だから、地方にいたら不利に決まっている。

だとしたら、情報を素早く得るために、東京に来ればいい。

それもせずに、情報が遅いといっていても、それは怠慢でしかない。

情報を得ることに対しては、それほどにコストはかからない
わけだから、情報をどのように集めていくかは、その人の姿勢
次第なのだ。

私の場合は、人と会う時間、紙の媒体から情報を収集する時間、
映像メディアから情報収集する時間、インターネット、メール
から情報を収集する時間というのを効率的に配分して、常に
その情報に接するようにすることで、できるだけたくさんの情報
を仕人れることを考えている。

情報は集めれば集めるほど、その精度が高くなる。

情報の取捨選択までできるようになると、現状だけでなく、未来の
ことまでも分析できるようになるのだ。

情報だけで他人とどれだけの差がつくかがわかるだろう。

以上。

 

堀江貴文氏は、ライブドア事件で、世間を騒がせた人物である。

会社を適切に運営してなく、東京証券取引所を混乱させて、
被害を被った人もけっこういたので、一般的には、評判が悪い。

しかし、いろいろな人の評価を読むと、どのように評価すべき人
であるかは、なかなかことである。

ということで、彼について、いくらかの関心はわいてくる。

今回、「情報を得るとは、未来を知ること」という言葉に、
ハッとするものがあった。

彼のこの情報の定義、新鮮なものがあった。

自分の未来を引き出すことのできる情報でなくては。

「ただ知識を身につけておけば、何かの役に立つといったような
簡単な話ではまったくない。」と語るが、えてして、そうなりがち
なところがあるのは、事実である。

「情報を知らない人にとっては、情報を知っている人は未来を知っ
ていることにほかならない。

知っている人にとっては、現在のことだけど、知らない人にとって
は、それは現在のことではなくて、まだ起こっていない未来のこと
なのだ。

そして、未来を知っていることは一つの価値になっていく。」とも
語っているが。

情報を知らない人にとっては、未来のことが、現実になっても、
見えないのではなかろうか。

情報を知らない人の横から、次から次へと、未来が素通りして
いくのではなかろうか?

「情報は未来を知ること。」心しなければ、ならない。


中小企業の門戸は大手の9倍 就職事情

2011-01-03 13:40:33 | 社会

ヤフーのニュースである。

 

中小企業の門戸は大手の9倍 就職事情

リクルートワークス研究所の調べによると、今年3月卒業予定
の大学・大学院生の有効求人倍率(22年4月時点)は1.28
倍。

このうち、300人未満の中小企業は4.41倍だ。

従業員5000人以上の大企業は0.47倍だから、中小企業の
門戸は大手より9倍以上広い計算だ。

 


そして、次の文章もヤフーにあった話である。

 


ミスマッチ?甘えるな! 企業側のホンネ続々

【風(3)超氷河期の就活】

「超氷河期」とはいえ、職を求める側に厳しい見方も少なく
ない中、《(東京)都内で建物設備の管理、改修などを行っ
ている零細企業》を経営する40歳の男性からも、厳しい
ご意見をいただいた。

男性の企業では、《一貫して経営上の問題となっているのは
人手不足。

職安や就職情報誌などに募集をかけていますが、ほとんど応募
はありません》という。

職安からは《「夜勤あり」「休日出勤あり」では応募は見込め
ませんよ》といわれ、その通り、2カ月で問い合わせはわずか
2件。

応募した人からも《「土日は必ず休みに…」などといわれ、
電話口でお断りした》そうだ。

この男性は《「ミスマッチ」とぼかした表現を耳にしますが、
何より今、国内に不足しているのは「働かざる者、食うべか
らず」の基本的な意識だと思います》と辛辣(しんらつ)だ。

リラクゼーション業界で《以前、人事担当者として面接を行っ
ていました》という37歳の女性も、《面接者の私は、本当に
採用されたい、働きたいと思っているのか?と思ったものです》
と疑問を呈する。

この方の会社も、新しい業種であり、体力がいる仕事で福利
厚生も良いとはいえない状態のため、慢性的人手不足で、
《アルバイト希望者はほぼ採用
し、社員希望者も意欲さえあれば採用としていました》。

しかし、《希望の職種ではないのか、自分勝手な条件や、
わがままな希望を述べる方も数多くいました。

本当にどこでもいいから就職したい、と思っていれば熱意
だけでも伝わると思います》と嘆いている。

今は子育て中のため働いていない、というこの方は《えり好
みせず、採用してくれた会社で、役職をめざしがんばりたい
と思います》と再就職に意欲を見せている。

25歳の大学4年生の方からは、われわれ報道側に対しても
《「情勢が厳しい」という論調に終始するのではなく、
就活生にとって役立つ、本質を突いた論を展開していただき
たい》と要望を寄せられた。“本質”を突くために、ぜひ、
学生のご意見をどんどんいただきたい。


以上。


就職難がマスコミで、大きく取り上げられている。

しかし、このようなニュースやネット上の情報を目の当たりに
すると、首をかしげたくなるような現実が見えてくる。

もしかして、マクロに見ると、グローパル化した時代の現実を
見据えることのできない者たちのえり好みによる、自業自得
かもしれない。

もっとも、多くの学生の親もそして、大学の関係者もその
現実を肌で理解していないから、ことが大きくなって
いくのではないか。

すでに、遠い昔の話である高度成長期の枠組みから、今だに脱
することのできない発想、価値観にしがみつく者たちの末路では
ないのだろうか。

グローバル化で、国民の多くが、下流に転落していく時代である。

「働かざる者、食うべからず」の物差しの方が、最優先する時代に
至るようになった現実を見据えることの方が最優先するということを
どのようにして、多くの国民が認識できるか、状況の変化に対応
できないということかもしれない。

問題は、外国人労働者によって、これらの職場が浸食されようと
している差し迫った現実を、どうみるのだろうか。