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リタイアーのよもやま話

DreamsComeTrue~未来を旅するハーモニー~

2009-07-30 23:11:00 | 音楽
DreamsComeTrue~未来を旅するハーモニー~


懐かしい世界に出会った。

このような曲の作り方があったんだ。

まったく考えつきもできない。

小学生の頃、音楽研究会のために、寄せ集めで合唱部が
作られた。

その時、初めて音楽活動なるものを経験した。

久しぶりに、その時のことを思い出した。


住宅空き家率、過去最高の13%

2009-07-30 22:10:25 | 経済
住宅空き家率、過去最高の13%
=都市より地方で余る-総務省調査

7月28日19時41分配信 時事通信
資料1 
総務省が28日発表した2008年10月現在の住宅・土地統計調査結果(速報)によると、全国の総住宅数は03年の前回調査比6.9%増の5759万戸で、このうち空き家は14.6%増の756万戸と、いずれも過去最多となった。

総住宅数に占める空き家の比率は0.9ポイント増の13.1%でやはり過去最高。
 
空き家の比率を都道府県別に見ると、山(20.2%)や長野(19.0%)など地方で高く、神奈川(10.5%)や埼玉(10.6%)など大都市圏は比較的低い。

同省統計局は「住宅が余っている上、独居高齢者の入院などによる空き家も増えた」と分析している。 



資料2
総住宅数は増加を見せているが、それとともに空き家率も増加。もちろん利用中の住宅戸数そのものは増加しているものの、空き家率も増加の一途をたどっている。

住宅そのものが余っていること、さらには独身高齢者の入院などで空き家化する住宅(「その他」に分類)が増加していることなどが要因として挙げられよう。

ある意味、住宅需給のバランスにおいて、「数だけならば」供給過多になりつつあることを示しているともいえる。

と、ヤフーで情報があった。

そして、いろいろと思った。

わたしの周囲でも、空き家は多く見受けられる。

いわゆるシャッター通り状態の建物である。

これらの建物は、バス路線が交通手段のメインをしめる時代、路上駐車が可能な時代に、大通り沿いにできた建物である。

車社会になり、大通りが駐車禁止になった。

その後、車社会に合わせた街作り、区画整理事業による街作りの時代がやってきた。

そして、大店舗法によって、スーパーがあちらこちらにできて、小規模店舗の経営が成り立たなくなってどんどん消えていった。

コンビニもこの流れを押し進めた。


小規模店舗は、土・日・祝祭日等の休みがあり、営業時間もおおいに制約がある。

わたしの家のとなりのスーパーなどは、午前9時から午後12時まで、年中無休。

たいがいのコンビニは、年中無休、24時間営業である。

一言で言って、スーパーなるものは、ちょっとした商店街が、一つの建物に入っているのである。

アーケード付き、クーラー・暖房付き、駐車場付き、トイレ付き、そして警備員付きの商店街なのである。

とてもじゃないが、旧来の小規模店舗の経営では、太刀打ちできない。

カラーラボができ、デジカメが出てきた。写真屋が消えた。

喫茶店も、マクドナルド、スターバックス等のチェーン店に淘汰された。

従来の本屋も大規模チェーン店に淘汰された。

その他、いろいろな原因で、街の有り様が一変した。

多くの街が死に、商店街が死んだ。

そして、空き家のオンパレードとなった。


いったん時代の流れに、取り残された地域は、二度と再生できない。

古くなった建物を建て直したり、リフォームしてみたところで、華の消えた地域には、人は集まらない。

だから、古くなった建物は、立ち枯れていくのみである。

その間、延々と固定資産税を払い続けていくという恐ろしい話になる。

かといって、建物を解体して、更地にするにも、結構な金が要る。

収入のなくなった建物、解体する費用の捻出の目処は立たない。という負スパイラルが、続く。

又、核家族化による高齢者の空き家もどんどん増えていくだろう。

それに、わたしは自分の地域について、アパートバブルというものを懸念している。

これによって、どれだけ空き室が増えていくのかと気にしている。

そして、リフォームの目処の立たない建物が増えていくのではと思っている。

時代の流れに取り残され、立ち枯れていく街、人々。

時の流れの冷酷さを、まざまざと見せつけられる。

今のところ、運命の女神に微笑んでもらっているのだが。

明日はどうなるやら。