消費期限終了

リタイアーのよもやま話

アメリカの断末魔か

2009-07-02 22:18:33 | 社会
今日、手話ニュースを見ていると、米カリフォルニア州が財政非常事態を宣言というニュースがあった。
アメリカのほとんどの州が赤字というニュースもはいった。

米国の州財政が急速に悪化  金融危機で税収落ち込み
 米国各地の州財政が金融危機と景気悪化による税収減で急速に悪化している。カリフォルニア州は「当座の資金繰りがつかない」と連邦政府に70億ドル(約6800億円)の緊急融資を要請。ニューヨーク州では2009年度の赤字額が125億ドルに達するとの予測もあり、財政破たんにつながりかねない状況だ。
 「来年まで事態改善を待つ余裕はない」。10月下旬、カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事は景気対策へ乗り出す意向を表明。だが08年度予算は30億ドル以上の歳入が既に不足、新規事業の財源はない。
 カリフォルニア州はサブプライム住宅ローン問題に直撃され、5月に北部バレーホ市が破産を申請。州財政も悪化の一途をたどり連邦政府に救済を要請した。
 ウォール街を抱え、金融関連が税収の約20%を支えるニューヨーク州も深刻だ。08年度州予算は8月時点で黒字が見込まれたが、現在は25億ドルの赤字が確実となっている。(ロサンゼルス、ニューヨーク共同)
ということである。

わたしは、信じられない話でびっくりした。

かつて、アメリカ帝国主義という言葉をわたしたちは使ってきたことがある。

非常に久しぶりに使った。もう、この言葉があったことさえ、忘れていたところだ。

かつて、アメリカの圧倒的な力の前で、絶望的な未来を意識せざるを得ない時期があった。

(あれから、だいぶ時代は変わった。しかし、日常の生活の中で、この力の前で、無力感を味わう生活は、続いている。)

あのサブプライムローンに始まった100年に一度の大不況について精査したい気持ちであるが、まさか、アメリカの経済がこのようなところまで、危機に瀕しているとは想像もしなかった。

アメリカ帝国主義が自らの帝国主義の論理で、自壊作用を呈しているのではという気になった。

アリメカ帝国主義の軛から、いつの日か開放される日をと、見果てぬ夢かもしれないが、絶望的な気分にありながら、待ち望んでいた。

今回の状況って、ローマ帝国が自ら滅んでいったように、アメリカ帝国主義が自ら滅びていくことの始まりか、なんて気がした。

あれほど、強大で、時には、最高の夢をかなえさせてくれる国と思われたアメリカが、今、青息吐息の状態にあるとは、アメリカ国民の不幸と引き換えにしか、アリメカ帝国主義の軛からわたしたちが歴史的に開放されないというのは、これまた辛い話だが。

さて、アメリカは、ローマになるのか。

そして、そのことが現実となった場合に、わたしたちの生活はどうなるのか、アメリカの軛からは開放されたいのだが。

へんな声

2009-07-02 11:58:23 | 日記
草刈りをしてきた。草苅機で、1時間30分ばかり。

汗だらけになった体、シャワーを浴びる。

一息ついて、コンピュータの前に座ったとたん、へんな声が聞こえてきた。久しぶりだ。

それは、焼き芋売りの声である。

わたしは、若いころ東京にいた時、焼き芋売りの声を聞いた。

ただ、それは、真冬の夜遅くである。

わたしの頭には、焼き芋売りの声は、冬の風物詩の一つという記憶だ。

しかし、田舎にもどって、いつの頃からか、思いだせないが、真夏の暑いさかりに、焼き芋売りの声がするようになった。

かなりの違和感がするし、気が狂いそうな感じになる。

なんともいいようなのない気分になる。

どうして、こんなことが起こるのだろう。不思議でしようがない。