消費期限終了

リタイアーのよもやま話

経団連の少子化対策

2009-07-25 22:57:04 | 経済
日本経済の中長期の成長戦略を探る日本経団連の夏季フォーラムが23日、2日間の日程で長野県軽井沢町で始まった。

初日の議論では、少子高齢化による労働力不足、経済成長力低下への対策として、海外からの移民、留学生の受け入れや子育て世帯への経済支援拡充などを求める意見が相次いだ。
 
初日の議題は少子化対策や教育改革で、国内の人口減少予測やグローバル化を背景に、世界的に企業の人材獲得競争が激化している現状を踏まえた。
森田富治郎副会長(第一生命保険会長)が日本経済の活性化には「国の明確な移民政策の確立が必要だ。
保育所増設や税制改革など、あらゆる分野の少子化対策を実施すべきだ」と指摘した。

経団連の面々、自分の言っていることが分かっているのか。

ヤフーのニュースである。

失業「予備軍」過去最多の607万人に

日本企業が実際の生産に見合った水準を超えて抱えている「過剰雇用者」の数が2009年1~3月期に過去最多の607万人に達したとの政府推計が24日、明らかになった。

彼らは、この現実をどう見ているのか、労働力は余っているのである。

彼らは、自分の会社が生き残るために、リストラをしてきたのである。

「少子高齢化による労働力不足、経済成長力低下への対策として、海外からの移民、留学生の受け入れ」と言っているが、この程度の矛盾が自分で理解できなくては、日本が沈没してもしようがないような気がしてきた。

信じられないくらい頭が悪い。



高齢者は「働くしか才能がない」=遊び覚えても遅い-首相発言

2009-07-25 22:32:36 | 経済
ヤフーのニュースである

高齢者は「働くしか才能がない」=遊び覚えても遅い-首相発言

麻生太郎首相は25日午前、横浜市内で開かれた日本青年会議所(JC)の会合であいさつし、「日本は高齢者、65歳以上の人たちが元気。

介護を必要としない人は8割を超えている」とした上で、「この人たちは働くことしか才能がない」と述べた。

高齢者の活力を引き出す重要性を強調する中での発言だが、高齢者をやゆする意味も含まれるだけに波紋を呼ぶ可能性がある。
 
首相は「80(歳)過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら『青年会議所の間』くらい。

60過ぎて80過ぎて手習いなんて遅い」とも発言。「(高齢者の)働ける才能をもっと使えば、その人たちは納税者になる。

明るい高齢化社会、活力ある高齢化社会が、日本の目指す方向だ」と語った。

というニュースである。

選挙戦に入って、足を引っ張る行為をしている。

なんもと情けない首相だ。

首相はこう言ったようである。

高齢者は「働くしか才能がない」=遊び覚えても遅い-首相発言

まず、高齢者の働く場所があるのか、たいていの高齢者働きたくても、使ってくれないだろう。

現実問題として、仕事がないだろう。

それだけの体力も残っているとは思えない。

働くしか才能がない。と言ったが、現実の老人がどういう生活をしているか分からないようだ。

遊びを覚えてもしようがない。と言った。

たいていの老人は、遊ぶ金がないのだ。又、たいていの老人は、孤独になっていく。

生活に遊びの言葉が消えていくのだ。その孤独を知るだろうか。

65歳以上の人たちが元気。介護を必要としない人は8割を超えている」とした上で、「この人たちは働くことしか才能がない」と述べた。

65歳以上の人間は、定年になっている。定年は、労働者としての消費期限が終了したから、定年にするということだそうである。

つまり、経営者の側から、労働力として、見切りをつけられた言うことになる。

最近の個人的な体力を考えてみても、残念ながら、納得している!

「働くことしか才能がない」と言っているのだが、65歳以上の人間は、その才能が枯渇したということなのだ。(勿論、平均値であるが)
首相は、わかっているだろうか?

首相は「80(歳)過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら『青年会議所の間』くらい。

と言っている。

『青年会議所の間』って、20代~40代で構成されている。

普通の人間は、仕事を覚え、仕事に追いまくられている。たいていは、遊んでいる場合ではないはずだ。サラリーマンの人生は、40までが勝負ではないか。

そのような時に、遊んでいる暇はないはずだ。

首相は、この時期にたっぷり遊んでいたかもしれない。


「(高齢者の)働ける才能をもっと使えば、その人たちは納税者になる。明るい高齢化社会、活力ある高齢化社会が、日本の目指す方向だ」と語った。

首相は、知っているだろうか。

失業「予備軍」過去最多の607万人に、というヤフーのニュースを。

先日の経済白書の話だが

過去10年間で雇用者のうち、年収300万円未満の層だけが増加し、全体の半数に達したようだ。

生産年齢人口にあたる人々の現実を知っているだろうか。

これで、団塊の世代を含む高齢者が、まとに、労働に参加しだしたら、ただでさえ、追い詰められている自分らの子どもや孫の世代の人生を奪うようなものだ。

分かっているだろうか。首相は!?

今日のテレビで、エルピーダメモリの特集をしていた。
つい、最近まで、日本の製造業の実力について、誇らしげに語られていたが、この特集からすると、100年に一度の大不況で、日本の製造業の実力とやらは、世界的競争力を失っているようだ。これには、ショックを覚えた。

首相は、100年に一度の大不況の意味が分かっていないようだ。

もっとも、意味が分かっていれば、毎晩、一人で豪華な夕食を楽しみ、漫画にうつつを抜かしている暇はないはずだ。


失業「予備軍」過去最多の607万人に

2009-07-25 08:59:49 | 経済
ヤフーのニュースである。

失業「予備軍」過去最多の607万人に

日本企業が実際の生産に見合った水準を超えて抱えている「過剰雇用者」の数が2009年1~3月期に過去最多の607万人に達したとの政府推計が24日、明らかになった。

 林経済財政相が同日の閣議に提出した09年度年次経済財政報告(経済財政白書)で示された。企業業績がさらに悪化すれば失業しかねない「失業予備軍」とみることもでき、日本経済の足を引っ張る懸念がある。


こんなに厳しい時代がやってくるなんて、誰が想像したであろう。

80年代の低成長時代に失望した記憶があるが、こんな時代がくる
なんて。

少子化によって、労働力が不足するなんて、騒いでいたが、どうだ
今の状況は、690万も労働人口が余っているということだ。

毎年、成人する人がいるのだ。もっと、もっと、労働者が余って
くるというか。

日本の労働力の質が、低下していき、国力も低下していくことになるが!