お二人さまの老後

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錦秋の北海道を訪ねて その3 濃霧が晴れて姿を現した旭岳に感動

2018-10-21 17:21:16 | 旅行記

 今日も雨模様。早朝6時頃傘をさして白髭の滝を見に行く。岩の間から染み出ている地下水が滝になって流れ落ちているそうです。紅葉に彩られた滝と清流の風景が美しかったです。

         

 バスは8時頃、青い池に向かって出発し、10分ほどで到着しました。この頃には晴れてきて青い池は青空を映していました。

        

 青い池が青く見える理由について説明の看板がありました。「上流の白金温泉地区で湧出している『白髭の滝』などからアルミニュームを含んだ水が、美瑛川の河川水と混じることによりコロイドが生成される。太陽光がコロイド粒子と衝突し、波長の短い青い光が散乱されるため青く見える」ということです。

 今日の観光の目玉は旭岳ロープウエイで紅葉風景を眺めるというものですが、昨日、温泉で出会った別のツアー客の女性が旭岳ロープウエイに乗ったが霧で全く視界がきかず、姿見の池への周回は諦めたと話していたので、我々も同じかもしれないと思いながら、バスの中で防寒・防水のオーバーズボンを履き、霧の中での散策に備えながら、窓外の秋の美瑛の田園風景を楽しみました。

        

 やがて旭岳ロープウエイ乗車駅に到着。旭岳はすっかり霧に包まれ全く視界がききません。添乗員さんはロープウエイの係員からやめたほうが良いと助言されたそうですが、とにかくロープウエイに乗り、姿見駅から周回コースを歩き始めました。霧で視界がききません。下左は10時16分。下右は10時21分です。

       

 満月沼はこんな感じです(10時26分)。やがて霧が晴れてきて旭岳が見えてきました!(10時37分)

      

   旭岳は山頂が雪化粧し、素晴らしい姿を見せてくれました。噴煙も上がっています。姿見の池に映る旭岳も素晴らしい!

      

  1時間余りゆっくり散策し、11時20分発のロープウエイで景色を楽しみながら下りました。

                

 バスで旭川のホテルに移動し、バイキングの昼食を頂きました。旭川ラーメンをまず頂きましたが、その他のお料理もお洒落でとても美味しかったです。

       

 昼食の後は「カムイ(神)コタン(集落)」の観光。渓谷を形成する緑泥片岩と石狩川と吊り橋が美しい景勝地で、アイヌにとっての聖地だそうです。かつて蒸気機関車が走っていましたが、電化・複線化に伴い別の場所に移動したそうで、3種類の蒸気機関車が置かれ、プラットホームや駅舎がそのまま残されていました。

     

      

 全ての観光を終え、バスは一路千歳空港へ。空港で夕飯に生ちらしを食べ、お土産のお菓子を買って帰路につきました。帰宅は午後11時近くになりましたが、とても充実した錦秋の北海道旅行でした。