まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ブラームスは好きですか?』視聴開始

2021-11-29 00:14:55 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

チェ・ソンア=パク・ウンビンさんは、ソリョン大学の経営学部を卒業した後、バイオリン奏者の夢が忘れられず、音楽学部に入りなおすと言う変わり者。

それも3浪もしたので、26歳でスタートを切ると言う遅さでした。

今は、もう4年生となっています。

 

ソリョン大学で特別演奏会が開かれることになりました。

ショパンコンクールで2位と言う輝かしい成績を収めたパク・ジュニョン=キム・ミンジェssiとの共演と言う事で、注目を集めています。

ソンアも、オーケストラの一員として夢の舞台に立つ筈だったのですが、リハーサルで指揮者のハン・ナムグに外されてしまいました。

理由は、バイオリンの音が大きすぎるので、人数を2人減らすと言うもの。

一人の学生はすんなりと席を立って出て行きましたが、ソンアは諦めきれませんでした。

おずおずと参加させてほしいと言ったのです。

が、ハン指揮者は気分を害したように名前を聞きました。

「チェ・ソンアです。」

でもね、それがハン指揮者には、“チェソン(済みません)”と聞こえてしまったのです。

余計に話がこじれてしまいました。

団員たちの前で散々に怒鳴られたソンア。

成績順に座るので、ソンアがビリだというのも席の位置を見れば一目瞭然。

「文句があるなら、ビリになるな

その場にいる全員が凍り付いてしまいました。

その時、ジュニョンが楽譜を大きな音を出して落としました。わざとです。

ハン指揮者の言動を快く思っていないのが分かります。

全員の緊張の糸が切れたようでした。

ハン指揮者は諦めて、ソンアに座るよう言いました。

でも、直後に、やはり出て行けとソンアに言ったのです。

「今日のステージにはいらない。」

ソンア、もうこれ以上粘る事は出来ませんでした。

一礼して、舞台を降りました。

 

親友のミンソンから、公演を見に来たとメールが届きました。

ソンア、焦りました。でも、どうしようもありません。

しかし、幸か不幸か、チケットは既に完売で、ミンソンは公演を見る事は出来なかったのです。

悪いことは重なるもので。その時アメリカの大学の修士課程の不合格通知が届きました。

 

舞台裏の小窓から演奏を見たソンア。

涙がこぼれました。自分が情けなくて。

 

公演が終わった時間に外に出たソンア。

ミンソンはジュニョンに写真を撮らせてもらっていました。

ソンアを見つけたミンソンが、お祝いを言うのを見たジュニョンは、外されたバイオリニストだと気付きました。

が、何も言いませんでした。

「お疲れさまでした。」

と、声をかけたジュニョン。一緒に舞台に立った仲間に対する礼儀を示したのです。

ソンアには、本当に有難い心遣いでした。

 

ソンアの家庭はそこそこ裕福なようです。

しかし、ソンアの進路変更には反対だったようですね。それは今でも変わらないみたいです。

大学の卒業を前に、進路がまだ決まっていないソンアに、今からでも軌道修正すれば?と姉は言いました。

その言葉にイラっとしたのか、ソンアはキョンフ文化財団で公演企画チームのインターンをすることにしたと、はっきり言っちゃった。

本当は、まだ迷っていたのに。

今更就職するつもりなんだったら、バイオリンは趣味にすればよかったのにと、母。

ソンアは、いたたまれなくなり、自分の部屋に籠りました。

プロでやっていけるほどの才能は自分には無いと、ソンアは分かっています。それでも、希望を捨てることは出来ないのです。

ソンアは、キョンフ財団に、インターンをすると返答のメールを送りました。

 

ジュニョンもいろいろと悩みを抱えているように見えます。

世界のあちこちで演奏会を行うほどに人気ではあるけど、ピークは過ぎたと言う噂も一部にはあるようで。

両親は彼の収入を頼りにしているようですし。

ジュニョンは、1年間演奏活動を休もうと考えています。それで帰国したようですね。

キョンフ財団の支援を受けて、多忙で卒業出来ていない大学に戻るようです。

 

ソンアのインターンとしての生活が始まりました。

同期のヘナも一緒です。ヘナは、ソンアのことを見下しているところがあります。だから、ちょいとムカつく言動をとることが多々あります。ま、今のところは大きな害はありませんが。

仕事とバイオリンの練習に、ソンアは頑張りました。

それでも以前に比べたら練習時間は圧倒的に少なくなりました。

で、会社の防音の効いてるホールで練習しても良いかとチャ・ヨンインに聞きました。

空いてる時ならと言ってもらい、ソンアは嬉しく思いました。

 

その初日、ウキウキとしてホールのドアを開けると、ピアノの音が。

ジュニョンが弾いていたのです。トロイメライを。

思わず聞きほれてしまったソンア。

ソンアの携帯の着信音でジュニョンが気づきました。

ソンアは謝りながらおろおろと出て行きました。

ジュニョンはそれがソンアだと気付きました。演奏会で外されたバイオリニストで名前がチェ・ソンアだと。

実は、それ以外にも、ジュニョンはソンアを見かけたことがありました。

雨の日、バイオリンを濡らさないように自分の上着を着せ掛けて、走っているのを。

 

その日の夜、企画チームの食事会が開かれました。

ジュニョンにも声をかけていたのに、なかなか来ないので、呼びに行ってくれないかと頼まれたソンア。

足にしびれを切らしていたので、丁度良かったと、ソンアは店を出ました。

その時、ジュニョンがやって来ました。

ソンアがしびれを切らしていると知ると、少し外で時間をつぶしてくれました。

こういうところ、とても気が付く人ですよね、ジュニョンって。

 

ユン・ドンユンからソンアに電話が入りました。

ドンユンは、ソンアにバイオリンを教えてくれた人です。彼のお陰で音楽部に合格出来たのです。

翌日帰国するから、迎えに来てくれと言いました。

ドンユンは、ミンソンの元カレでもあります。

元々バイオリニストだったのですが、バイオリンを製作する方に鞍替えした人物。

今回、国際的な製作大会で優勝したと嬉しそうに報告しました。

 

空港に迎えに来たソンア。

もしかしたら、ソンアは密かにドンユンを想っているのかもしれません。

親友の恋人だったのですから、とても口には出せませんよね。

ミンソンは別れて何年も経つのに、ドンユンに未練があるようです。連絡が無いと愚痴っていました。

それを知っているソンアとすると、迎えに行くとは、とても言えませんでした。

 

思いがけない人と、会いました。

ジュニョンです。

ジュニョンも親友のヒョノを迎えに来ていたのです。

2人とも社交的とは言えない性格ゆえ、何となくぎこちない雰囲気です。

 

ジュニョンが財団に入ったきっかけを問いました。

「室内楽の公演の企画案を書いたんです。ブラームスとシューマンとクララの。」

叶わぬ愛がテーマだったんですね・・・とジュニョン。

「いいえ。3人の友情がテーマです。」

と、ソンアは言い、続けて聞きました。ブラームスは好きですか?と。

いいえ・・・と、ジュニョンは答えました。

 

この3人の関係、私は全く知りませんでした。

ブラームスが生涯愛した人は、親友シューマンの妻クララだったそうです。ブラームスは一生独身を貫いたそうです。

その関係をジュニョンは、わが身と被って考えたのでしょう。

 

出口から、ドンユンと、ヒョノ、そしてヒョノと一緒にジョンギョンが出て来ました。

ジュニョンはショックを受けたような表情を浮かべていました。


人気ブログランキング

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ブラームスは好きですか?... | トップ | 好みの味(*'ω'*) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

韓国ドラマのエトセトラ」カテゴリの最新記事