まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

「Ⅹー01 3」

2024-06-22 15:09:35 | 書籍、雑誌関連

「Ⅹー01」が何なのか、そして、由宇とラタの関係は

・・・と、気になって気になって

 

永依国は、ラタとリャクランの働きで、一度は強大国との戦に勝利を収めますが、国力の違いは歴然としていて。

滅亡までの時間を少し延ばしたに過ぎませんでした。

軍師リャクランは、勝利の影響が残っているうちに和睦する事を提案します。

ところが、相手が和睦の条件として提示したのは、ラタとリャクランの命でした。

愚かな永依国の王と側近は、その条件を飲みました。

それによって永遠の平和が得られるなどと、信じてしまったのです。

戦乱の世に、そんな約束など、守られる筈がないと、考えなかったのです。

ラタとリャクランは、義父である将軍とリャクランの実父ハマと共に、最後の一戦を交える覚悟をしました。

 

一方、由宇が意識を取り戻したのは、無機質な部屋。

そこで、由宇は父が自分に残した手紙を読みました。

『Ⅹー01とは、狂気の機密計画だ。・・・』

為政者たちが考え出したのは、高性能の兵器となり得る人を生み出す計画でした。

兵器となるべく人を育てるというのではなく、生まれながらに兵器と言える人を作り出すことなんです。

それは、ラタのDNAを手に入れた時から始まりました。

そして生まれたのが、由宇だったのです。

由宇には“親”と呼べる者はいません。

由宇の中に眠る兵士としての能力の開花は15歳頃と見られていました。

由宇に愛情を持った父が、普通の人として由宇を育てたいと思い、同じく研究者だった母と共に、研究所を脱走。ひっそりと田舎に隠れ住んだのです。

が、それは上の者にはお見通しだったようです。

能力の開眼間近な由宇をとりもどすべく、襲い掛かって来たというわけでした。

 

しかし、この時、由宇の間近には、甦ったラタとリャクランが既に潜んでいたのです。

その昔、リャクランに父のハマが言いました。

「お前の運が良ければ、甦る事が出来る。俺の力でどこまでお前たちを飛ばせるか・・・。」

その言葉が本当だったということになります。

ただ、由宇はラタのクローンではないと、ラタは言いました。ラタにはない能力・・・治癒能力を持っていますから。

DNAを取り出したのは、外国で発掘された墓に残っていた黒髪と骨片からでした。

もしかしたら、それはラタと血縁関係にある者のモノだったのかもしれません。

 

ラタは、このⅩー01プロジェクトを完全に潰すと決意。

そして、新たな“永依国”を作ると言いました。武力ではなく、外交で語り合って行ける国を・・・。

由宇はラタについて行きたいと言いました。

つづく・・・です。

 

続きがあるの

あると思って、想像を巡らすのも、良いかと思いました。

児童文学にくくるのはもったいない作品だと思いました。

人気ブログランキング
人気ブログランキング

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お外で晩御飯( *´艸`) | トップ | 『青春ウォルダム 呪われた... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

書籍、雑誌関連」カテゴリの最新記事