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ソンミは、国家情報院のソン室長から、トン・べク以外の超能力者について聞かされていました。
ソン・ジュラン・・・ソ秘書のことでした。
そして、国家情報院は、彼女こそが消しゴムだと考えていました。
その時、トン・べクが消えたと報告が入ったのです。
ジュランはトン・べクに事実を話しました。
トン・べクの本名はソン・ジュホ。
記憶を読んで・・・と、ジュランは手を差し出しました。
戸惑いながら、トン・べクはその手を掴みました。
ユ・アヨンは自殺する前に、小包を送っていました。秘密が漏れたとファン・ピルソンは思いました。
既にアヨンを診察した医師とカウンセラーは死んでいました。いえ、殺されました。
処分して・・・と部下に言いました。その話を知ってる大人も子供も全部・・・と。
アヨンが小包を送った相手。それが親友のジュランだったのです。
幼い頃から、トン・べクに超能力があったわけではありません。既に持っていたジュランの超能力を、母は知っていました。
ある日突然アヨンと連絡が取れなくなりました。
心配していたジュランの元に、アヨンからやっと連絡が入りました。
頼みがあると言いました。
録音機を持って来てほしいと言う事です。
持っていくと、近寄らないで、そこに置いて帰って・・・とアヨンが言いました。
アヨンもジュランの能力を知っていたようですね。だからこそ、知られたくなかったのでしょう。
ジュランは何か悪いことが起こったと察しました。
で、悪い記憶を消してあげると言いました。でも、アヨンは拒否しました。
事実は無くならないからと。
アヨンの葬儀の時、偶然チョン・ギスにぶつかったジュランは、その記憶をスキャンしてしまいました。
アヨンに起こった悪夢を知ったのです。
チョン・ギスの記憶です。イ次長の事も当然ありました。
ジュランは、記憶を消すのではなく、人を消すことが自分のすべきことだとその時思ったのです。
アヨンの主治医とカウンセラーを殺したのは、ジュランでした。
その頃、チン・ジェギュは異母姉のファン・ピルソンから娘を守るためにパン元議員の悪行を追っていました。
超能力で操るには最適の人物だったのです。
ジュランはチン・ジェギュの娘を拉致。助けたければイ次長を連れて来いと言いました。
だから、あの暴行現場に二人がいたんですね
呼び出されたパン元議員以外の7人は、ジュランによって記憶の全てを消されました。恐怖だけを残して。
で、修羅場となったのです。
その頃、ジュランの家に何者かが忍び込んでいました。
ファン・ピルソンから命令されたチョ部長ですよね。
帰宅したジュラン母とトン・べク。
トン・べクは姉に届いた小包の中の録音機に気づき、再生。アヨンの告白が流れ始めたのです。
驚いたチョ部長は、トン・べクを襲おうとしました。
しかし、母が入って来たため、先に母に襲い掛かりました。
そして、トン・べクのわずかに残る記憶の中の惨劇が起こってしまったのです。
恐怖のあまり、家を飛び出したトン・べク。
帰って来たジュランと会いました。
ジュランは、トン・べクの記憶を読み、何が起こったか、知りました。
そしてこの時トン・べクもジュランの記憶をスキャンしたのです。意図せずに。
ジュランはトン・べクに伯父さんの所に行けと言いおいて、家に走りました。
トン・べクは朦朧としながら、暴行事件の修羅場に行ってしまったのです。
呆然と立ち尽くすトン・べクを、イ次長が見たのは、その瞬間でした。
この時、トン・べクは自分で自分の記憶を消してしまったようです。
要するに、トン・べクにもジュランと同様、記憶を読んだり消したり作り変えたりする能力が備わっているということです。
ジュランは、家の前で意識を失って倒れてしまいました。能力を使うということは、体力的にとてもキツイもののようです。
発見したのは、国家情報院の要員。
それまでも、ずっと国家情報院が監視対象としてきたようです。
法律は強い者しか守ってくれない。しかし、私たちは法律に頼る必要はない・・・と、ジュラン。
トン・べクに銃を渡しました。
そして、殺して・・・と縛り付けてる人物を見せました。チョ部長です。
トン・べクには出来ません。
泣きながらジュランに銃口を向けました。
「姉さんは・・・いや、お前は間違ってる。」
「じゃぁ、お前が殺しなさい。」
と、銃口を自分の胸に当てたジュラン。
撃てるはずありません。
ジュランは銃を取り上げ、躊躇なくチョ部長を撃ちました。
あなたは弱虫よ・・・とジュラン。
強いからだと、トン・べクが叫びました。
「強いから守れるんだ。最後まで耐えて闇に飲み込まれない様に僕でいることが本当の強さだ。」
生き残った方が強いということにしましょう、そう言って、ジュランはトン・べクに銃を向けました。
でも、本当は死ぬつもりだったのです。
自分を撃とうとした瞬間、誰かがジュランを撃ったーっ
ソンミとソン室長たち国家情報院です。
命はとりとめたものの、ジュランの容体は深刻でした。トン・べク以上に・・・。
能力を使うたびに体に負担がかかっているのです。
20年前の事件直後にジュランが倒れたのも、それが理由でした。
トン・べクは、この時初めて、自分と同様にジュランも長い間国家情報院によって管理されてきたことを知りました。
トン・べクは公表されたくなかったら、2人の記録を削除しろと言いました。
ソン室長は、得た情報は絶対に外部に漏らさないことを条件にその要求を受け入れたようです。
ソンミは、広域捜査隊の面々に一連の事件の概要を説明しました。
捜査が本格的に始まりました。
クチーム長の意識が戻り、回復のスピードが速まりました。
ジュランの意識も戻りました。
最後に、トン・べクの決断に役立つ記憶をあげる・・・と言い、トン・べクの手を取りました。
苦しみ始めたジュラン。
トン・べクは辛い記憶を消してあげました。
ジュランの表情が穏やかになりました。
役立つ記憶・・・それは、アヨンが襲われた時、パン元議員たちが撮った映像でした。
まるで、勲章のように、残してあったのです。
それを、パン元議員の記憶をスキャンして知ったジュランが、こっそりと盗んでいたのです。
イ次長は逮捕されました。
そして、パン元議員、ファン・ピルソンも逮捕されました。
余波みたいに、イム元地検長も、ウ検事も・・・。
もう検事総長も手のひらを返したように、彼らと一線を引きました。
結局、拘置所での生活で精神を病んだパン元議員は自殺してしまいました。
それを知らされたファン・ピルソン。
昔、虐めていたチン・ジェギュに言われた予言を思い出しました。
“お前は酷い死に方をする。世界一見苦しい姿で”
ソンミは警察を辞め、弁護士になりました。
トン・べクは、それまでが嘘のように体調が良くなりました。
失われていた記憶を取り戻し、正常になったことが原因かと思われました。
その後、国民請願を受け、超能力特別法が成立しました。
トン・べクの能力を捜査に活用することを認めたのです。
そして相変わらず、トン・べクは犯人逮捕に日々邁進しているのです。
完璧な勧善懲悪でしたね。
おかげで、スッキリ
それにしても、事件の数が多くて、登場人物が多くて、覚えるのに苦労しました。
同時に刑事ものを複数視聴すると、もうどっちの登場人物なのか、どっちの筋書きなのか、こんがらかってしまいます。
これで一応、一つ片付きました。
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