『雪の花』１２話まで

前回の記事は、こちらから。

 

ダミは、インチャンの事、本当に好きだったようですねぇ。

二人の事が噂になるんですよ。そのせいで、インチャンが破談になったとか。

私には、”え～っ”・・・という感じしかしないんですけどね。もしかしたら、”父親”像を求めていたのかもしれないなぁと思うんですよ。

 

この件は、この後、意外な方向に行くんですよ。

インチャンの継母が、ガンエに文句をつけるんですよ。

「母親がそうだから、娘も男性に手を出すのが早い。娘をしっかりしつけなさい。」

とか言ってね。

このインチャン継母、これまたすっごいタカビーなアジュンマです。

地位や名誉を嵩にきて、人を見下すばかりだし、思い込みで言いがかりをつける。

こりゃ、ヨンチャン、母親に苦労させられてきたのがわかりますわ

 

ガンエとダミは、仲直りしたのかと思いきや、な～んかお互い話し合うこともせず、自分であれこれ計画たてたりするんです。

でも、相談しないもんだから、それが全く実行できない。

ダミも、いきなり

「明日、日本に行く。」

な～んて言うの、非常識です。

 

ダミは、日本に父親のゴニに会いに行ったのです。

でもその時、ゴニは韓国に出張中。

ほらぁ・・・、また何の連絡もしないで行くから、そうやって行き違いになるんでしょーが

ゴニは、十数年ぶりにガンエに会い、ダミが日本に行ったことを知ります。

で、急遽帰国。ダミが泊ってるホテルに行きますが、これまた、ダミはお出かけ中。

 

ダミは、偶然、日本に留学中のヨンチャンと会ったのです。

ヨンチャンは、ダミが兄を好きだと知って、自分の気持ちを告げずに、留学したんですよ。

だけど、今回再会して、ダミもやっと気付いたかな？

 

行き違うところ、ラッキーにも、ダミとゴニは会う事が出来ましたよ。

そして、親子二人＆ヨンチャンの三人で楽しき時間を過ごすのです。

そこで、ダミが言いました。

「ホテルじゃなく、アッパの家を見てみたい。」

ちょっとひるむゴニ。

でも、ダミを自宅に招待してくれました。

一応、ゴニの妻に・・・と、花束を持って高揚した気分で出かけるダミ。

 

しかし、そこで目撃したのは、仲の良いゴニと妻の姿。それに、いたる所に飾られている娘と息子の写真。

おまけに、自分を娘に紹介する時、妻が言った言葉。

”お父さんのお友達の娘さん”

それを全く訂正しない父のゴニ。

ダミは、日本語を勉強中なので、そのくらいの言葉はわかるんですよ。

判らないと思って使ったんでしょうかね、ゴニの妻は。

 

苦しくなって、ダミはすぐに帰ろうとするのです。

でも、帰り際、精一杯の皮肉を言います。

「じゃぁね、アッパ。」

これ、ゴニの娘に判ったでしょうか・・・。

 

事情を察したゴニは、ダミの後を追います。

「ママが間違っていたと今まで思ってた。ママが許したら、アッパは離婚して戻ってくれるかもしれないと思ってた。でも、アッパはあの人に離婚を言い出す事は出来ない。悪いのは、アッパだった。」

母が、父親の事を自分に隠していた理由が判ったようです。

 

そして、もうひとつ、問題が。

どうも、ガンエ、何かの病気のようです。精密検査をしてましたもんね。

胃・・・ですね。