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事情を説明し、善処を求めるのは、一線を越える行為だとスヨンはヨルムに言いました。
無駄だと。
でも、やってみないと・・・とヨルムは駆け出したのです。
そうは言ったものの、流石にヨルムも出入国庁のドアを開けるのは躊躇しました。
決心して、ドアノブに手をかけた時、ヤンチーム長がその手を押さえました。
ヤンチーム長は、ヨルムに話を聞きました。どうするつもりなのかと。
出入国庁を甘く見てるのと、ヤンチーム長は言いました。頼めば受け入れてくれると・・・と。
その時、子供が生まれたとの連絡がヨンジュから入りました。
写真を見せてヨルムは言いました。こんな可愛い子に会わせてあげないなんて・・・と。
ヤンチーム長は、その時、イ交通チーム長の言葉を思い出しました。
ヨルムを交通チームから自分のところに異動させた理由を聞いた時のことです。
イチーム長は、ヨルムが昔のヤンチーム長と被ると言ったのです。
ヤンチーム長は決心しました。
そして、ヨルムと一緒に出入国庁に事情を説明しに行ったのです。
どう説明しても、出入国庁のイ課長は特別扱いを拒否。感情ではなく、原則を重視するのが我々の仕事だと。
そうしている間に、イアンが逃走を図ってしまいました。
マリーと電話し、声を聞いたら、もうじっと送還されるのを待っていられなくなったのです。
それを目撃したスヨン。
自分の担当じゃないと、スルーしようとしました。
でも、やっぱり見て見ぬふりは出来ませんでした。イアンの後を追いかけたのです。
行き止まりの場所に追い詰めたら、イアンはペンを持ち出し、マリーに会わせてくれとスヨンに言いました。
スヨンは必死に落ち着かせようとしました。
でも、イアンは自分が凶器を手にしてしまったため、パニックになっていました。
とうとうスヨンを刺しちゃった。それも、右腕を。
刺したイアンもしでかしたことに放心状態。
スヨンは大丈夫だと言いました。
その直後、イアンがまた襲い掛かってきて、勢い余って2階から手すりを乗り越えて転落しそうになっちゃった
スヨンがイアンの服を咄嗟に掴み、なんと、そのまま片手で引き上げたじゃありませんか
やっぱり普通の義手と言うだけじゃなくって、人間を超える力、能力を備えているのね。
もうダメだと思った瞬間、スヨンが助けてくれたことで、イアンは呆然としてしまいました。何が起こったのか、理解できなかったのかも。
理解できないのは、イアンだけじゃありませんでした。
イヌも、その様子を目撃したのです。自分の目を疑う出来事でした。
調査書で確認しました。
障害等級1級、補装具装着・・・と書かれてありました。
その時、ようやく駆け付けた保安チームによって、イアンは連行されて行きました。
スヨンは、凶器となったペンを隠し、傷も隠しました。
スヨンは傷を隠そうとテープで袖口を貼っていました。
その時、ヨルムから連絡が入りました。
無駄だった・・・と。
スヨンは一線を越える決意をしました。
保安チームのオ・デギに連絡し、計画を話しました。拒否しても構いません・・・と。
彼らは、マリー母子とイアンをガラス越しに会わせたのです。
これを、イ課長が見ていました。
すぐにヤンチーム長とチェ保安チーム長に連絡が行きました。
オ・デギが自分の指示だと言い、隊員を庇いました。
スヨンが、自分が提案したことだと言いました。ただガラス越しに会っただけだと。
価値観の違いだと考えてもらえないでしょうか?・・・と。
でも、イ課長は言いました。
「ここでは我々が国境だ。個人の価値観や個人的な立場や事情などは考慮しないし、できない。何より重要なのは、原則を守ることだ。」
その時、ヤンチーム長が手を上げました。
「私が責任を取ります。実は、私が指示したんです。彼らは指示に従っただけなので。」
すると、負けじとチェ保安チーム長も手を上げました。
イ課長は呆れたような表情を見せました。
飛行機の時間が迫っているので、搭乗させないと・・・と係りの者が言いました。
イ課長が言いました。
「調査が終わるまでは、だめです。妻も調べる必要があるので、しばらくは夫婦で調査室に。本国に送還するのは次の便で。」
ヨルムたちは一瞬何が起こったのか、我が耳を疑いました。
要するに、イアンとマリーを会わせてくれるということです。ガラス越しじゃなく。
でもま、ヨルムとスヨン、オ・デギとヨンジュは始末書を書く羽目になりました。
スヨンの右手の調子がオカシイです。
また、磁石のようにペンやクリップがくっついてます。
ヨルムの母が帰国しています。
ところが、着陸間近になった時、乗った便のエンジンに鳥が衝突。
火災を起こしてしまったのです。
ヨルムは、地上からそれを目撃。
空港の各部署に緊急事態発生が通知されました。
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