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しばらく今の部署に居ようかと思う・・・とスヨンが言うと、マスターはその理由を問いました。
女性か?と問われ、素直にそうだと答えました。
事故に遭って右腕と右足の回復が望めないと知った時、生きる理由も、耐え忍ぶ理由も作りたくないと思いました。
理由を見つける前に、彼は死のうとしたのです。
車いすで階段から落ちようとしました。
でも、寸前で誰かがその車いすを引き留めてくれたから、今、こうやって生きているのです。どうもそれがヨルムの父のようです。まだはっきりとは分かりませんが。
それでも、これまで、生きる理由を作りたくないという考えは変わらなかったようです。心を動かされる理由を作りたくなかったのです。目立たないようにとか、親しい人を作らないとかいうのは、その理由になりかねないと思ったからでしょう。
なのに、ヨルムはどんどんその“理由”になって来たのです。勝手にずけずけと入り込んで来た感じ?
ヨルムは社宅に入れるまでまだ数日あると言うのに、今住んでいるアパートから転居を求められてしまいました。
次の入居者がすぐに入ると言う理由なんですけど。こんなのアリ?
頼み込んでも一方的に通告されてしまって、途方に暮れたヨルム。
とにかく、大荷物を持って出社するしかありませんでした。
コ・ウンソプは自分の家に来いと言ってくれましたが、そんなことは出来ないとヨルム。
空港内のスタッフルーム等をあちこち回って荷物の一時置き場所を探していました。
で、倉庫のようなところにとりあえず置いてきてましたが・・・。大丈夫?
結局、その日も遅刻してしまいました。
何とか誤魔化したヨルム。
でも、誤魔化せたのはコン課長だけで、ヤンチーム長もイ交通サービスチーム長も、そしてスヨンも全てお見通しでした。
スヨンはその日の朝、出勤のときにバスで一緒だったのです。なのに、ヨルムだけが遅刻するなんて、何かをしていたからだとしか思えません。
コーヒーを差し出したスヨン。
熱いカップを掴んでいるのを見たヨルムは言いました。
「いくら痛みを感じないと言っても手は大事にしないと。」
そして、スヨンの手を取って言いました。ほら、赤くなってる・・・と。
「頭に痛みが伝わらないだけで、実際はダメージを受けているんです。」
スヨン、どぎまぎしましたよ。こんなふうに手を取られたこと、無かったでしょう。
ウンソプの電話を聞いていた部署の先輩が、恋をしてるの?と聞きました。
ウンソプは同期です・・・と答えましたが、先輩は、好きな人に対する話し方だったけど?・・・と言いました。
まさか、ウンソプ、自分の気持ちが分かってないの?
空港内をパトロールしていたオ・デギとヨンジュ。
一人の妊婦に目が留まりました。苦しそうにしていたからです。
連絡すると、ヨルムが駆けつけました。
妊婦はマリーという外国人で、夫が来韓するのを待っていたのです。でも、陣痛が起こってしまったのです。
夫の名はイアン・サントス。
ヨルムは、マリーを医療センターに連れて行くよう指示し、自分がイアンを探すと言いました。
マリーのお腹の子もマリーも危険に陥る可能性があるからです。
しかし、その時、イアンは偽造バスポートがばれて、入国禁止となってしまっていました。
イヌがスヨンと相対しました。
久しぶりだな・・・と。見違えたから、気づかなかった・・・と。
気づかないで良かったのにとスヨンは言いました。その方がお互い気楽でしょうからと。
出来るならそうしたかったとイヌが言いました。
罪悪感を感じているように思えます。
イヌとスヨンは本当の兄弟ではないようですね。
どういう経緯で知り合ったのかは分かりませんが、スヨンがイヌを兄のように慕っていたと言うのが本当のところのようです。
イヌもつっけんどんに対応しながらも、スヨンのことを可愛がっていたようですが、どこでどう行き違ってしまったのでしょうか。
イアンは、出入国庁で必死に妻と子供に会わせてほしいと頼んでいました。
でも、法律上、それは無理というもの。
入国拒否で、そのまま、強制送還されることになりました。
スヨンは、浄水器の修理をしているとき、イアンを発見しました。
丁度飛行機の時間が来て、係りの者に案内されていくところだったのです。
ヨルムは、どうしようもないとスヨンに言われましたが、事情を出入国庁に話してみると言いました。
スヨンは、事が大きくなるのを防ぐため、ヤンチーム長に連絡。
ヤンチーム長は、すぐに動きました。
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