レビュー一覧は、こちらから。
燕山君、kissしてなかったーっ
あれは、チンソン大君の姿が目に入ったから?でも、そーなると、聞こえるのに、その後の台詞を言うのは変だし・・・。
寸前で、理性が勝ったって思いたいですね、私としては。
「間者になれ。」
と、直後にチェギョンに言いましたからね、燕山君。それが、婚姻を許した理由だと。
そして、チンソン大君の一挙手一投足を報告しろと言ったのです。
チンソン大君が意志を持った瞬間、それは反逆となると言いました。
燕山君は剣を取りだし、言いました。それでチンソン大君を刺すことになるかもしれないが、するか?・・・と。
チェギョンは頷きました。
でも、剣は受け取りませんでした。必要ないと言いました。
自分が婚姻をする理由は、燕山君とチンソン大君の疑心を払しょくし、大君の忠誠心を証明するためだから・・・と。
聞いていたチンソン大君は、ほっとしました。
でも、一方で、チェギョンが負わされる苦しみを思いました。
燕山君は、チェギョンのチンソン大君への想いを哀れに思いました。
死をも恐れないくらい、チンソン大君を信用しているからです。
もし間違っていたら?・・・と燕山君が聞きました。
「剣を受け取ります。そして、誤った信頼の罪を償います。」
チンソン大君は、母チャスン大妃に、旗揚げを急がなくてはいけないと言いました。
それまで、チンソン大君は急いではならないと言っていました。
でも、チェギョンのように、そして他にも大勢の人がもっと危険になり試練が与えられることに気付いたのです。
そして、チェギョンを守るためには、彼女に対してとことん嘘をつき通さなくてはならないと思ったのです。
盗品が返されて来たと大臣たちが燕山君に報告しました。
もしかしたら、タニシ姫では?・・・と一人の大臣が言いました。タニシの殻があったそうです。
当時、タニシ姫とあだ名される義賊がいました。飢饉などの時、困っている民に米が届けられることがあり、皆、そう呼んでいたのです。
燕山君は、それがチンソン大君の一派だと察しました。
イム・サホンはいっそうの警戒が必要だと言いました。王座を狙って、行動を始めたということだと。
勿論、燕山君は、分かっていました。
で、突然自ら敵地に乗り込んだのです。あの質屋のアジトを、一人で訪ねたのです。
その時、アジトの地下には、チンソン大君がソノと共にいました。
息をひそめて燕山君の動きを窺っていた時、なんと、タイミング悪く、パク・ウォンジョンとミョンへが入って来て、おまけに、チンソン大君の名前を口にしちゃったんですよ
なんとか、やり過ごせるかも・・・とグァンオとソッキが思った瞬間でした。
燕山君の表情が一変。
ここがチンソン大君のアジトだと確信が持てたもんね。
まったく・・・迂闊過ぎるよ
否定すればするほど、チンソン大君とパク・ウォンジョンのつながりが鮮明になりますわな。
燕山君は、配下の者に、その質屋を監視するよう命じました。
これによって、チンソン大君の動きは、もっと詳細に掴まれそうです。
シン・スグンの妻は、嫁ぐ娘のために、精一杯の準備をしようとしていました。
チャスン大妃がチェギョンを気に入っていないことは充分分かっています。苦労することは目に見えているわけです。だから、少しでも軽くしようと、準備にはお金の糸目をつけないつもりのようです。
そんな時、燕山君から呼び出しがありました。
行って見ると、チンソン大君も呼ばれていました。
燕山君は、新しく所帯を持つ二人のために、屋敷や使用人を準備していたのです。
立派な屋敷でした。
そして、使用人の数も半端ありません。
ただ、その使用人の全てが、監視役だということは、チンソン大君には分かっていました。
チェギョンも、燕山君から言われました。毎日チンソン大君の行動を報告するように・・・と。監視役から聞いた内容と違わないか、チェックする・・・とも。
チェギョンは、チンソン大君に言いました。
まだ隠している事があるのなら、結婚する前に、今のうちに話してください・・・と。
勿論、大君が打ち明ける筈はありません。反対に、チェギョンに言いました。
「そなたこそ、最後の機会だ。怖くて後悔するなら、ここで止めてもいい。私から逃げろ。」
そんなぁ・・・ですよね。逃げようとした時は捕まえたくせに。
婚家に入ったら、チンソン大君だけを信じて頼りにして生きて行くのに、逃げろだなんて・・・ねぇ。
「こんな時は、愛していると何度も何度も言って抱きしめてくれないと。」
と、チェギョン。
でもね、チンソン大君は、言葉など何の意味も無いと言うのです。
「言葉から始まるのです。言葉でまず表現してすぐ行動に移す。それを繰り返すのが、夫婦の人生になるのです。愛する気持ちはっそうやって守れば良いのです。」
チェギョンは、涙をためて言いました。
そして、怒ってそのまま行こうとしたのですが、思いなおし、引き返して来ました。
チンソン大君の手を取って言いました。
「大君は許します。口よりも目で話す事が多い人だから。返事をしなくて、表現が足りなくても、寂しがりません。一緒に生活しながら一つずつ教えますから。」
くじけない逞しいチェギョンです。
アジトを、突然ソノの父が訪ねて来ました。チンソン大君一人がいる時でした。
チンソン大君は、ソノ父を匿ったようです。
そして、手紙も。これは、ミョンへが受け取りました。
でもね、この手紙は、罠だったのです。
チンソン大君とチェギョンの婚礼の日でした。
チンソン大君の伴をしたのは、ソノ。
彼らだけは作戦を知らされていませんでした。
ミョンへやソッキは、ソノ父が待つと言う小屋に向かっていました。
でもね、その小屋の周囲は、燕山君やイム・サホンの兵が取り囲んでいたのです。
燕山君は、行く前に、チャスン大妃に警告していました。
まさか、妃を変えるつもりじゃないだろうな・・・とね。チェギョンを傷つけるような事、彼には許せないのです。
チンソン大君がチェギョンを本当に愛しているなら、無事に式を挙げられるだろう・・・と燕山君が言いました。
その意味をチャスン大妃が不吉な暗示だと悟ったのは、チンソン大君が、なかなか現れなかった時でした。
グァンオは、民の一人から、イム・サホンたちの不審な動きを聞き、罠に気付きました。
で、必死にチンソン大君に知らせたのです。
大君は、ミョンへたちを救いに、駆け出しました。
駆け付けた時、燕山君たちは、一斉に弓を射ました。
大君の腕を矢がかすめました。大君の放った矢は、燕山君の頬をかすめました。でも、1本は右胸に刺さったーっ
大事には至らなかったようですが・・・。
チンソン大君たちは、どーにか逃げ出すことに成功。
皆が騒然としている中、チンソン大君は、身なりを整え、婚礼の式に現れました。
チェギョンは、ほっとしました。
実は、既に彼女の元には、燕山君から剣が届いていたのです。もし、チンソン大君がチェギョンの信頼を裏切るような事をした時には・・・という、あの剣です。
だから、大君が現れたことに、ほっとしたのですが、次の瞬間、見てしまいました。
チンソン大君の腕から、血が流れているのを。
『ヨクはそなたをだましている』
剣と共に、そう書いた手紙が届いていたのを、思い出しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます