『魔女の法廷』８話まで

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マスコミに取り上げられてしまったヨ検事の暴行。

これによって、キム候補は、巻き返しを図るかのように、会見を開き、検察の横暴な捜査を責めました。

そして、いかにも他に犯人がいるかのように、公正な捜査を望むと訴えたのです。

ガプスは、忌々しげな表情を浮かべました。

検事が何をやってるんだ・・・って感じですね。キム候補の支持率が思うように低下しないからです。

 

ヨ検事は、当然注意を受けましたが、これでくじけるわけにはいきません。

アルムをヨ検事の母の家に保護しました。

腕には、緊急通報のできる時計をはめさせました。

 

この時、イドゥムは、ヨ検事の母コ・ジェスクと初めて会いました。

名乗った時、コ・ジェスクは一瞬記憶が甦りました。

なんと、昔、ガプスがイドゥムの母を精神病院に強制入院させるのに、協力していたのですよ。

勿論、イドゥムの母が正常だと言う事は分かっていました。でも、ガプスから何らかの援助があり、断りきれなかったのでしょう。

その時、イドゥムの母が、娘の名前を繰り返し呼んでいたのを覚えていたのです。名前が珍しいということもあって。

 

イドゥムとヨ検事は、アルムの家を再度捜査しました。

そこで、睡眠薬が混入された乳飲料の容器を発見。ヒョンテの自宅の家宅捜査の許可がおりました。

ところが、自宅は空き家となって久しい状態で、何も発見できません。

行き詰まりそうでした。

そんな時、イドゥムにガプスから連絡が入ったのです。

 

ガプスは、イドゥムに有力な情報を提供しました。

ヒョンテが服役中に同部屋だった者の証言です。

なんと、ヒョンテはアルム母に復讐するのが目的ではなく、アルムを拉致する事を目的としていたのです。その為に、母親が邪魔だったってことなんです。

イドゥムがガプスの車に乗り込むところを、何者かが撮っていました。

きっとガプスの部下でしょうね。

検事とのつながりは、後々使えそうですからね。

 

事態は一気に動きました。

アルムが拉致されてしまったのです。

ヒョンテは、業者に頼んで、アルムに追跡装置を付けていましたから、居所を掴むのは容易いことだったのです。

ヒョンテはアルムをアジトに連れ込んでいました。

 

ヒョンテのカード履歴から、アジトを割り出したイドゥムたちは、急行。

そこで、やっとヒョンテを逮捕、アルムを解放することができました。

ここまで、ホントにあっという間。

展開が早いのが、見てて気持ち良いですわ。ま、あまりにも上手く行き過ぎの感はありますが、その辺はスルーしましょう。

 

ヒョンテ逮捕の時、ちょっとした事件が。

刃物を振り回すヒョンテ。

ヨ検事が刺されそう・・・と言う時、なんと、イドゥムがその前に割り込み、彼女が切られてしまったのです。

ま、縫わなくて良かったくらいなので、重傷ではなかったようですけどね。

 

でもね、実はそれ、ヨ検事を庇って・・・という美談ではなかったんですね。

事実は、刃物を避けようとしたイドゥムは、ヨ検事を盾にしようとしたのに、手が滑っただけじゃなく、足ももつれてしまって、結果的に刃物の前に転んでしまったってだけなんです

勿論、そんな事、口が裂けても言いませんよ、イドゥムは。

 

入院したイドゥムの見舞いにガプスがやって来ました。

この事で、キム候補の支持率が下がりかけたので、上機嫌です。

二人の間に、そういう経緯があるってことは秘密にしておかなくてはいけません。マスコミには、単なる見舞いだということで通しました。

そして、ここで、ミン部長検事とガプスが顔を合わすことになったのです。

 

ガプスの思惑などお見通しのミン部長検事。

イドゥムを立派な検事だと言い、見舞いに来ただけだと帰ろうとしたガプスに、後ろから声をかけました。

「彼女を誤解しないで。あなたのような悪党を絶対に許さない検事です。」

ま、怯むガプスじゃありませんけどね。

 

気分を害したガプスに、また良くない知らせが。

キム候補とホ候補が手を組むと言うのです。あいやぁ～っ

２対１の図式になってしまいますやん。

 

すぐにホ候補を呼び出しました。

でもね、ホ候補の意志は固く、ガプスの協力要請に揺らぐことはありませんでした。

性的暴行をした刑事上がりなど・・・とガプスを貶めました。

激怒したガプスは、またまた悪い手を考えてますよ。

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