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ハウンもジチョルが教会で自分の話を聞いているのを知っていました。
子供たちと同じように、学ぼうとしていることも。
ある日、ジチョルにテキストにしている本なのかな?それを渡そうとしたのです。
ジチョルは、差し出された本ではなく、ハウンが持っている方を見ました。
気付いたハウンは、自分が持っていた「嵐が丘」をジチョルにあげました。
ジチョルは、初めて笑顔を見せました。
「目がステキなのに、どうして隠すの?」
と、ハウン。
ジチョルの左目には、傷がありました。父が言ったように、継母が傷つけたのかな?
それを隠すように、前髪を左目に垂らしていたのです。
「隠さずに見せていいのよ。傷痕があっても悪くない。傷つけた人が悪いんですもの。」
髪をあげようとしたハウンの手を、思わず避けるように掴んだジチョル。
初めてでした、そんな風に言ってくれたのは。
掴んでいたハウンの手を離しました。
名前を聞かれたジチョルが答えました。コン・ジチョルだと。
「コン・ジチョル、来世では苦しまない世界に生まれてね。」
ハウンの言葉は、ジチョルの心に沁みました。
「肉体が滅びても魂は生まれ変わるの。あなたは生まれ変わる。」
ジチョルの家の近所にソンホと言う少年が住んでいました。
実父と継母に酷く虐められています。
半裸で寒い冬に家から閉め出されたりして・・・。
ジチョルは、ソンホを本当の弟の様に可愛がっています。ソンホもジチョルに懐いています。
余談ですが。ソンホの継母を演じてるパク・ミヒョンさん。一瞬「ごめん、愛してる」でソ・ジソプssi演じるムヒョクの実母や「花より男子」でジュンピョの母を演じてたイ・ヘヨンさんかと思ってしまいましたよ、あたしゃ。
そしてある日、ソンホが死んでしまうのです。
強盗に殺されたと継母は言ったようですが、ジチョルは嘘だと直感。継母に殺されたんだと思いました。だって、ほくそ笑む表情を見てしまったんですもん。
ジチョル自身の経験も、似たようだったようです。
酷い環境で育ってきたジチョルは、ソンホの苦しみが痛いほど分かりました。
トラウマで苦しみました。
そんな時、彼を癒してくれたのは、ハウンの存在だけでした。
ヒョンビンたちは、知恵遅れの女性の目撃証言から、長髪で左目付近に傷のある男を探していました。
ジチョルですね、あの似顔絵は。
そこに、ハウンが倒れたとの連絡が入り、ヒョンビンは警察署を飛び出して行きました。
彼にとってハウンは、仕事より大事みたいです。
ハウンの容体が悪化していると、医者から告げられたヒョンビン。
偶然来合わせていたアメリカの心臓専門医は、心臓移植しか方法は無いと言いました。
まだ韓国では症例数は少ないが、アメリカでは多く実施されていると。ただ、問題は提供者が現れるかどうかだと。
ヒョンビンは、治療費は自分が出すし、結婚して24時間自分が守ると言いました。
ジチョルが店で倒れているハウンを発見し、いち早く病院に担ぎ込んだようです。
そのおかげで、ハウンは助かったようですね。
ジチョルは、病院でハウンの容体を耳にしました。
心臓移植のことも。
偶然、脳死状態の患者が病院にいました。
医者は、ジチョルがその患者の息子だと間違えて声をかけて来ました。
ジチョルは、好機だと思い、脳死について、医師に説明を求めました。
脳死と判断する基準について質問しました。そして、医学書をこっそりと持ちかえったのです。
ヒョンビンが病室から出てる隙を見て、ジチョルはハウンの顔を見に行きました。
苦しそうな息をするハウンを、ジチョルは見つめて言いました。
「死ぬな。心臓を持って来る。」
黄色い傘殺人事件の情報提供者が現れました。
ジチョルの家の近所のアジュンマです。
ジチョルが傘を焼却しているのを目撃した、あの主婦です。
人相も、似顔絵の人物に似ているし、家も知っているとアジュンマ。
ヒョンビンは、アジュンマに案内してもらい、ジチョルの家を見張ることに。
ジチョルは、盗んできた医学書で脳死について勉強しました。
脳死状態を作り出す方法を考えてと言うわけです。
そして、行動に移そうとしました。
ヒョンビンが尾行しています。
ところが、途中でジチョルが車に乗ってしまい、見失ってしまったのです。
その車、タクシーかと思ったら、なんとジチョル父が乗ってましたよ。
ヒョンビンに尾行されているのも、父は気づいていました。
父は今夜船で韓国を離れると言いました。
ジチョルはある意味ほっとしたんじゃないでしょうか。まぁ、今は父の事よりハウンの事で頭が一杯でしょうけど。
「絶対、どんな状況に置かれても自分を責めるな。お前は悪くない。全て天のせいだ。」
と、父は言いました。
違うと、ジチョルは叫びました。
「全て俺のせいだ。あんたのように人を殺して天のせいにはしない。あんたとは違う。」
そう言ったかと思うと、いきなりドアを開けて、急停車した車から飛び出して駆けて行きました。
ジチョル父には、へミと言う女性の協力者(?)がいます。
ジチョルを守れと、父が指示をしています。
ジチョル父、著名な画家なの
ジチョルを見失ったヒョンビンは、ジチョルの家に入り、調べはじめました。
そこで発見したのです、「古い未来」と言う印のある古書と、ハウンの黄色い傘を。
犯人に間違いない
そして、次に狙われるのは、ハウンだと思いました。
ヒョンビンはハウンの病院に駆け戻りました。
しかし、ハウンは病院から店に戻ってしまっていたのです。
ジチョルは、ソンホの継母が経営する美容室に向かいました。
ソンホから、継母はハウンと同じ血液型だと聞いていました。提供者にはこの人間しかいないと思いました。
ソンホの復讐と、ハウンを助けるためです。
継母は本当に酷い人間でした。
ソンホを一顧だにせず殺してしまったわけですから。
ジチョルも、怒りに駆られてはいましたが、それでも角材を振り下ろす時躊躇しました。
しかし、降り下ろしてしまったのです。
倒れた継母を見て、ジチョルはすぐに救急に通報しました。
一刻も早く病院に担ぎ込まないと死んでしまいます。心臓が止まってしまいます・・・。
ところが、そこにあろうことか、ハウンが
悲鳴を聞きつけて、ドアを開けてしまったのです。