まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『バベル(原題)』完観

2020-04-16 18:22:19 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

スホ・・・自殺未遂で命を取り留めた後、とても冷静になりましたね。

自分を見つめ、コサンという会社の行く末、従業員の事を考え、自分が会長職につくことは良くないと判断したのです。

そのうえで、一番父テ会長の血を引いたユラに会社を委ねようと考えたのです。

既に、ユラに自分の持ち株の全てを譲渡する契約を交わしていました。

 

前日、コ常務とパク理事たちをはじめとした理事たちを集め、自分の決心を話してありました。

自分が会長になっては、コサンの未来に希望は無いと。

ユラが適任であると。

突然、そんなことを言い出したスホに、理事たちは戸惑いました。自分たちの立ち位置を確認するために試しているのだろうかとも思いました。

でも、スホは本気でした。

 

ヒョンスクは、呆然としました。

スホが自分に断りもなく勝手に行動したことが信じられませんでした。自分の言いなりだったスホが。

 

ユラが会長に推薦された時、ヒョンスクは賛成などしたら、ただじゃおかない・・・と叫びました。

醜態をさらす母を、スホは辛そうに見ていました。

ほぼ全員の者が賛同しました。

そして、ユラが現れました。

閉じ込めておいた筈なのに・・・と、ヒョンスクは唖然としました。部下は既にユラの味方だったのです。

 

結局、会場からヒョンスクは出て行かざるを得なくなりました。

 

ウヒョクは、見張りの男を倒し、何とか逃げ出すことが出来ました。

チャン刑事たちにも連絡し、ジョンウォンの監禁場所に急いだのです。

そこは、機長の妻が監禁されていた場所でした。

どーしてそこだと思ったんでしょうね、ウヒョク。ヒョンスクの手下だから、そこしかないと思ったのでしょうか。何か所もアジトを持ってるはずが無いと思ったのかな?

 

ま、とにかく、その場所に行くと、グァンソンが待っていました。

グァンソン殺し屋だと言う設定の割に、格闘、そんなに強くないのよ。ウヒョクが強いと言うことなのかしら?

グァンソンを倒したウヒョクは、ジョンウォンを救出し、グァンソンは逮捕されました。

 

グァンソンは何も話しませんでした。

そしてある日、監視されていたのに、病室を医者に扮して抜け出し、そのまま行方をくらましてしまいました。

中途半端な存在でしたね、このグァンソンは。

 

母に背いたスホですが、本来とてもやさしい人間ですから、母をいたわることは忘れていませんでした。

母にちゃんと説明し、納得してもらおうと考えました。

そして、これから静かに親子で暮らしていこうと考えていたのでしょう。

でもね、その計画は叶いませんでした。

 

帰宅した時、彼を待っていたのは、取り乱した母ヒョンスクと妻ヨンウンの遺体。

何と、ヒョンスク、ヨンウンを殺してしまったのです。

まぁ、ヨンウンの口が災いしたってことでしょうね。

元々、ヒョンスクに恨みがあるヨンウンは、この時とばかりヒョンスクをバカにしたような物言いをしたのです。このところ、ずっと上から目線だったヨンウンが気に入らなかったヒョンスク。

これからヨンウンはスホと共に別に暮らすと宣言し、もうヒョンスクは本当に一人になる・・・と言い放ったのです。

勝ち誇ったような態度で出て行こうとしたヨンウンの後頭部めがけてワインのボトルを振り下ろしちゃった

 

あっけなくヨンウンは死んでしまいました。

そこに、スホが帰宅してきたと言うわけです。

 

続いてウヒョクとチャン刑事たちも。

彼らはウヒョクたちを拉致した罪で逮捕に来たのでしょうけど。

その場でヒョンスクは逮捕され、連行されて行きました。

 

ウ室長も逮捕されました。ミノを殺害した罪で。

 

体調の戻ったジョンウォンは、姿を消しました。

 

ウヒョクは、検事を辞め、弁護士事務所を開きました。

オ係長は引き抜かれて、ウヒョクの事務所に入るようです。

そして、コサンのスパイは、キム検事だったみたいですね。なかなかのやりてのようで、出世しそうです。

 

1年が過ぎました。

 

ヒョンスクは、まだ容疑を認めていません。裁判は長期化しそうです。

ある日、ウヒョクは面会に行きました。

ヒョンスクは健康そうでした。

決してウヒョクに弱ったところは見せたくないという意地もあったのでしょう。

ジョンウォンと幸せに暮らしているわけじゃないと察すると、高笑いしました。いつまででも、ウヒョクとジョンウォンに復讐する気持ちを持ち続けると言いました。

負けたわけじゃないと言いたかったのでしょう。

そんなヒョンスクに、ウヒョクは一つ大切な話をしました。

 

遺言状の書き換えをテ会長から頼まれたのは事実でした。

テ会長は、ミノの本性・・・得ても得ても満足できない欲深さに気づいていました。それを、ミノが隠してきたことも。悪事を働く才能があることも、恐ろしいことをしてきたことも知っていました。

そんなミノに会社を任せるわけにはいかないと思ったのです。

テ会長が選んだのは、スホでした。

評判が悪く麻薬常習者のスホ?・・・とウヒョクが言うと、

「いいものを選べない時は、最悪をのものを避けるしかない。周りは苦労するが、長い目で見ればコサンの将来に役立つ。」

と、テ会長が言いました。

 

要するに、こんなに悪事を重ねなくても、じっとしていたら自然にコサンはスホのものになっていたと言うわけです。

話を聞いたヒョンスクは、パニックになりました。

後悔しても、もう遅いのです。

自ら身を滅ぼしたと言うべきでしょう。

 

スホは全てを捨て、自由に一人で生きていました。

表情が明るくなりました。本来のスホでしょうね、これが。

テ会長は、執事に世話をされながら、家でいます。芝居じゃありませんでしたね、認知は。

 

ジョンウォンの手掛かりが得られました。

写真をサイトにアップしたのです。

調べてみると、日本。それも、大阪の風景だと分かりました。

ウヒョクは、必死に調べ、それが和歌山だと気付いたのかな?

 

再会できました。

 

ハッピーエンドです。息子は、ウヒョクの子なのか、ミノの子なのかはっきりさせていません。

でも、きっとウヒョクの息子なんでしょう。

 

シリアスな展開でしたが、終わってみると、特に目新しい謎とかストーリーではありませんでしたね。

思わせぶりだったウヒョク父の死も、ありゃぁ~・・・って感じでしたし。

 

でもね、最後は落ち着くべきところに皆落ち着いた感じです。


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『バベル(原題)』15話まで

2020-04-16 15:37:26 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ウ室長の狙いは、ジョンウォン。

殺すのではなく、拉致して、すぐにでも移殖手術を受けさせることが目的でした。

車を衝突させると見せかけて、ジョンウォンを拉致しました。

ウヒョクは、コ記者を呼んで、後を追いました。

でも、結局逃げられてしまうんです。

まぁ、追走するとき、これはないだろ・・・的なシーンも多々ありましたが、ストーリーをつなげるために必要だったと思う事にします。

 

逃走中、ジョンウォンはやっと自分が妊娠しているとウ室長に打ち明けました。

ドナーになることを納得していたものの、やはり自分の子供を諦めることは出来なかった・・・と。

まぁ、その気持ちは分かります。

ウ室長も衝撃を受けますが、分からないでもないと思ったでしょう。

でもね、この時のジョンウォンの“約束なんてしてない”とか、“私が選択する”とかいうセリフは、ウ室長からすると、そんな勝手な・・・って思うでしょうね。

確かに、ジョンウォンはミノから逃げたいとしか思っていませんでした。そうなるために、手を貸してほしいとウ室長に頼みもしました。殺してほしいなんて思ったことは無かったのは事実です。

それを、ウ室長が手段を選ばずに・・・と考えた事が間違いだったのですが。

首を絞められたジョンウォンを助けるために、刺してしまったのはウ室長の性急さ故かもしれません。

ウ室長の罪を一切自分には関係ないとか、誤解だったとか、そんなつもりじゃなかったとか、仕方が無いこととはいえ、ドナーにはなれないとかいうのは、酷ですよね。

 

この時、ウ室長の妻ムイは危篤に近い状態に陥っていました。

移殖手術を行うタイムリミットが迫っていたのです。

焦るのが当たり前でしょう。

 

しかし、結局、ウヒョクが追いつき、ジョンウォンを救い出したことで、ムイは死んでしまいました。

誰に怒りをぶつけたらよいのか分からないでしょうね、ウ室長。

 

ところが、ほっとしたのもつかの間。

ウヒョクとジョンウォンは、グァンソンと手下に捕まってしまったのです。

 

別々の場所に監禁されたウヒョクとジョンウォン。

お互いの様子は、監視カメラを通してみることが出来ました。

 

ユラは、ウヒョクから、母ヒョンソクがウヒョク父を殺したと聞かされていました。

まさか・・・です。

いろいろと違法な事をしてきたと察してはいたでしょうが、まさか、殺人、それも、ウヒョクの父が被害者だなんてね。

そんな時、ジョンウォンが拉致されたという連絡を受けました。

これも母の仕業だと察したユラは、実家に戻り、ヒョンスクを問い詰めました。

 

「何故?憎い相手は殺しても良いってわけ?」

母ヒョンスクに言いました。

「だから、チャ・ソンフンも殺したの?」

思いもよらない名前がユラの口から出たことに、ヒョンスクは驚き立ち止まりました。

その様子を見て、ユラはこれが本当の事だと察しました。

「母さんに人を殺す権利なんて無い

ユラはふらふらと実家を出て行きました。

ところが、ヒョンスク、娘の性格をよく把握していました。このままでは、通報されると思ったのです。正義感の強いユラですからね。家族であってもそうするだろうと。

で、部下に命じて、ユラを地下室みたいなところに閉じ込めましたよ。

 

コサングループ理事会及び臨時株主総会の日になりました。

計画では、これがそのままスホの会長就任式となる筈でした。

既に、ヒョンスクはコ常務やパク理事に協力を約束させてありました。

 

スホはリハビリの甲斐があって、杖を突きながらではありますが、一人で歩けるようになっていました。

堂々と方針を述べ、満場の拍手を浴びました。

ヒョンスクも感慨深げでした。

そして、いよいよ議決となり。スホの会長就任に賛成の人は挙手を・・・とコ常務が言ったのですが。

なんと、挙手したのは数名だけ。

殆どの者が、手を上げずにいたのです。

驚いたヒョンスクは激怒し、コ常務やパク理事の名前を叫びました。

修羅場となろうとしたとき、声が。

「やめろ

スホです。

「俺の提案だ。」

ヒョンスク、呆然とスホを見ました。

「誰のために?」

「コサンのためだ。」

スホが答えました。

 

その頃、ウヒョクは、縛られていたロープを切り、見張りの男と格闘となっていました。


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『バベル(原題)』14話まで

2020-04-16 10:57:26 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

なんと・・・

そんな理由だったの

勢力争いとか、陰謀とか、あれこれ考えていたけど、結局、理由は嫉妬・・・ですわな。

それも、不倫の末の

要するに、ウヒョク父とヒョンスクは不倫関係にあって、二人で駆け落ちしようと約束していたのに、最後の最後でウヒョク父が家族を捨てる事が出来ないと、関係を解消しようとしたってわけです。

約束の場所で待ち続けていたヒョンスク。

全てを捨てると言ってたウヒョク父。

その言葉を信じていたけど、一抹の不安も持っていたようですね、ヒョンスクは。

優しい人だから、家族を捨てられないんじゃないかって。

それでもかまわないとヒョンスクは思っていました。その時は自殺しようと考えていたのです。そのためにナイフも準備していました。

それが、テ会長への復讐となり、ウヒョク父への愛の深さを示せる唯一の方法だと思ったのです。

やってきたウヒョク父は、別れを告げました。

そして去って行こうとしたとき、ヒョンスクが持っていたナイフで刺したのです。

“家族を捨てられない”と聞いた時、ヒョンスクの中で嫉妬や怒り、自分への哀れみのあらゆる感情が襲って来たのでしょうね。

 

どーってことのない、痴情のもつれが原因だったと知ったウヒョク。

流石にショックを受けました。

自分が30年もの間追い続けて来たことが、こんなありふれた事だったなんてね。

「いつでも復讐しにきなさい。私はいつでもここにいるから。」

ヒョンスクが言いました。

ウヒョクは、部屋に貼ってあった写真や資料、そしてPCの中の資料の全てを捨てました。

 

ヒョンスクも心穏やかではいられませんでした。

皆自分から去って行く・・・とスホに呟きました。

テ会長も、シン理事も、ユラも、ジョンウォンまでも・・・と。

「あなたも?」

と、スホに言いました。

スホは初めてだったでしょうね、母のそんな姿を見るのは。

 

ヒョンスクは、ヨンウンの機嫌が良いことが気に入りません。

スホと離婚したいと言ってた時とは大違いです。

行いを改め、スホの傍にいようと決めたようです。

スホがヨンウンを庇うのも気に入りませんでした。

スホの会長就任式が終わったら離婚してよい・・・とヨンウンに言いました。すると、ヨンウンは笑顔を見せながら言ったのです。

「離婚は私たち夫婦の問題です。干渉しないでください。」

明らかに形勢が変わろうとしています。

スホとヨンウンは初めて本当の夫婦らしい雰囲気になっています。

 

ユラは、ジョンウォンがこの期に及んでも毅然とした態度を取り続けていることが不思議でなりませんでした。全く苦しむ素振りを見せませんから。強気で自分にも対していますしね。

ヒョンスクに問いただしました。

「遺言状を持ってる。」

ヒョンスクが言いました。ユラが探し出せなかったのが悪いと。そして、ミノの子供を妊娠してる・・・と。

これは、ユラも既に知ってますよね。

「その子はミノの子じゃなくて、他の人の子かもしれない。」

と、ユラ。

ヒョンスクはそれがウヒョクだと察しました。

ユラが二人の仲を知らずにバカを見たということも。

 

ウヒョクの前にシン理事が現れました。

命の危険を感じて、助けを求めて来たのです。

一旦は追い返したのですが、利用する手を思いつき、呼び戻しました。

 

シン理事は不正の記録が入ったUSBをウヒョクに差し出しました。

ウヒョクは、シン理事に命じてヒョンスクに連絡させました。

「会いたいから、一人で来て。グァンソンは連れてこないで。」

ウヒョクは、場所を、両親が眠るお寺に設定しました。

 

シン理事ではなく、ウヒョクが現れたことに、ヒョンスクは驚きました。

不正の証拠資料を見せました。

スホが麻薬常習者だと言う資料もありました。

でも、ヒョンスクは動じません。会長に就任さえしたら、皆、スホに付くだろうからと。

「それが権力よ。」

ウヒョクが言いました。権力を握れるでしょうかと。

就任前に逮捕されたら、誰もスホに付いたりしないでしょうに。ヒョンスクはそんな当たり前のことすら考えつかないの?

「好きにしなさい。どちらの言葉を信じるかしら。被害者の妻を寝取った検事か、コサンか。」

でも、ウヒョクは言いました。まだ時間はあると。

今回失敗したからと言って、自分は諦めないということです。30年追い続けてきたのだから・・・と。

 

「ジョンウォンを釈放させてください。」

ウヒョク父が今のウヒョクのような人間だったら、自分の人生も違っただろうに・・・とヒョンスクは言いました。

ヒョンスクはジョンウォンを釈放する約束をしました。

ってか、ヒョンスクはとうにそのつもりだったでしょうに。遺言状の事があるから。

ラッキーにも、ウヒョクに恩を売った事になったと気付けば、展開も違ってきたと思いますよ、あたしゃ。

 

ヒョンスクは、グァンソンに連絡しました。

ウヒョクを殺すのを一旦中止すると告げました。

そして、ジョンウォンが釈放されたら、すぐに殺せと言いました。必ずウヒョクの目の前で・・・と。

 

裁判が開かれ、ジョンウォンは無罪となりました。そしてすぐに釈放されたのです。

 

ジョンウォンは裁判直後に遺言状をヒョンスクに渡しました。

もう少しじらせば良いのにと思ったのは、私だけでしょうか。

でも、一刻も早く、コサンから解放されたいと言う思いが強かったためでしょうね。

 

町を一人歩くジョンウォンを、グァンソンが狙っていました。

 

横断歩道の向こうに、ウヒョクが立っていました。

 

信号が青になり、二人はお互いに向かって歩き始めました。

そこに車が突っ込んできた

グァンソンかと思ったら、なんと、ウ室長が運転してるじゃありませんか

ウ室長が狙っているのは、ジョンウォンじゃないよね?ウヒョク

 

ミノを殺したのは、ウ室長だったのです。

ペーパーナイフを振り上げたジョンウォンですが、簡単にそれははねのけられてしまい、押さえつけられてしまったのです。

首を絞められ、息が詰まると思ったその瞬間、落ちていたナイフを拾ってミノを刺したのが、ウ室長。

ジョンウォンを救わないと、移殖手術が出来ませんもんね。

ウ室長が後始末をしたのは、ジョンウォンのためでもあったけど、自分のためでもあったというわけです。


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