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ウ室長の狙いは、ジョンウォン。
殺すのではなく、拉致して、すぐにでも移殖手術を受けさせることが目的でした。
車を衝突させると見せかけて、ジョンウォンを拉致しました。
ウヒョクは、コ記者を呼んで、後を追いました。
でも、結局逃げられてしまうんです。
まぁ、追走するとき、これはないだろ・・・的なシーンも多々ありましたが、ストーリーをつなげるために必要だったと思う事にします。
逃走中、ジョンウォンはやっと自分が妊娠しているとウ室長に打ち明けました。
ドナーになることを納得していたものの、やはり自分の子供を諦めることは出来なかった・・・と。
まぁ、その気持ちは分かります。
ウ室長も衝撃を受けますが、分からないでもないと思ったでしょう。
でもね、この時のジョンウォンの“約束なんてしてない”とか、“私が選択する”とかいうセリフは、ウ室長からすると、そんな勝手な・・・って思うでしょうね。
確かに、ジョンウォンはミノから逃げたいとしか思っていませんでした。そうなるために、手を貸してほしいとウ室長に頼みもしました。殺してほしいなんて思ったことは無かったのは事実です。
それを、ウ室長が手段を選ばずに・・・と考えた事が間違いだったのですが。
首を絞められたジョンウォンを助けるために、刺してしまったのはウ室長の性急さ故かもしれません。
ウ室長の罪を一切自分には関係ないとか、誤解だったとか、そんなつもりじゃなかったとか、仕方が無いこととはいえ、ドナーにはなれないとかいうのは、酷ですよね。
この時、ウ室長の妻ムイは危篤に近い状態に陥っていました。
移殖手術を行うタイムリミットが迫っていたのです。
焦るのが当たり前でしょう。
しかし、結局、ウヒョクが追いつき、ジョンウォンを救い出したことで、ムイは死んでしまいました。
誰に怒りをぶつけたらよいのか分からないでしょうね、ウ室長。
ところが、ほっとしたのもつかの間。
ウヒョクとジョンウォンは、グァンソンと手下に捕まってしまったのです。
別々の場所に監禁されたウヒョクとジョンウォン。
お互いの様子は、監視カメラを通してみることが出来ました。
ユラは、ウヒョクから、母ヒョンソクがウヒョク父を殺したと聞かされていました。
まさか・・・です。
いろいろと違法な事をしてきたと察してはいたでしょうが、まさか、殺人、それも、ウヒョクの父が被害者だなんてね。
そんな時、ジョンウォンが拉致されたという連絡を受けました。
これも母の仕業だと察したユラは、実家に戻り、ヒョンスクを問い詰めました。
「何故?憎い相手は殺しても良いってわけ?」
母ヒョンスクに言いました。
「だから、チャ・ソンフンも殺したの?」
思いもよらない名前がユラの口から出たことに、ヒョンスクは驚き立ち止まりました。
その様子を見て、ユラはこれが本当の事だと察しました。
「母さんに人を殺す権利なんて無い」
ユラはふらふらと実家を出て行きました。
ところが、ヒョンスク、娘の性格をよく把握していました。このままでは、通報されると思ったのです。正義感の強いユラですからね。家族であってもそうするだろうと。
で、部下に命じて、ユラを地下室みたいなところに閉じ込めましたよ。
コサングループ理事会及び臨時株主総会の日になりました。
計画では、これがそのままスホの会長就任式となる筈でした。
既に、ヒョンスクはコ常務やパク理事に協力を約束させてありました。
スホはリハビリの甲斐があって、杖を突きながらではありますが、一人で歩けるようになっていました。
堂々と方針を述べ、満場の拍手を浴びました。
ヒョンスクも感慨深げでした。
そして、いよいよ議決となり。スホの会長就任に賛成の人は挙手を・・・とコ常務が言ったのですが。
なんと、挙手したのは数名だけ。
殆どの者が、手を上げずにいたのです。
驚いたヒョンスクは激怒し、コ常務やパク理事の名前を叫びました。
修羅場となろうとしたとき、声が。
「やめろ」
スホです。
「俺の提案だ。」
ヒョンスク、呆然とスホを見ました。
「誰のために?」
「コサンのためだ。」
スホが答えました。
その頃、ウヒョクは、縛られていたロープを切り、見張りの男と格闘となっていました。
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