Empress Qi OST (MBC TV Drama) (韓国盤) | |
クリエーター情報なし | |
Loen Entertainment |
レビュー一覧は、こちらから。
スンニャンは、血書を村長に見せました。村長だけが、血書を見た事があったからです。
見せられた村長は、物凄く驚きました。書かれてる蝶のような絵文字は、確かに先代王のものだったからです。
タファンは、得意げに子供を見せに来たタナシルリを邪険に追い返しました。
彼女にスンニャンが殺されたと思ってますから、当たり前です。
ま~、それにしても、タナシルリ。どこまで悪になって行くんでしょう。
スンニャンは、血書を厳重に隠し、村長と共に、何があろうと生き残ることを決意。
彼女に幸いしたのは、フクスたちが向かったところが、ぺガンの任地だったことです。そこで、捕らえられてるスンニャンに、ぺガンとタルタルが気づき、競りにかけられたスンニャンを、大枚をはたいて買い取ってくれたんですもんね。
ここから彼女の運命が大きく変化していくのです。
皇太后は、ヨンチョルを揺るがすための作戦を開始しました。まずは、各行省の長全員に側室の提案を出させたのです。
タナシルリは、怒り撥ねつけようとしました。
でも、ヨンチョルは、世継ぎも生まれた事だし・・・と、あっさりとそれを受け入れました。側室を長たちを抑えるための人質と考えたようです。
これまでの慣習では、側室を選ぶのは皇太后の役目だったようです。ところが今は、皇太后はその座をはく奪され、寺に入っています。
だから、この際、皇太后を復位させては?・・・と長たちは提案しました。これも、皇太后の差し金でしょうね。
ワン・ユに縁談が起こりました。ヨンチョルの姪です。
復位するためにも、必要な縁談だ・・・と父王に言われたワン・ユは、もう拒むことは出来ませんでした。
ただ、政略結婚なんだから、結婚後は、自分は一人で元に戻るという条件を出しました。勿論、スンニャンの仇をとるために・・・です。
この縁談の件で高麗に行こうとしていたタンギセが、ぺガンの元に立ち寄った時、スンニャンは、その話を耳にしました。
どうしようもない事です。
自分を助けるために犠牲になったパク氏や同僚の女官たち。彼らが如何に故郷に帰りたがっていたか・・・を思うと、タナシルリをはじめとしたヨンチョル一族への復讐心が湧いて来たスンニャンでした。
そして、決心したのです。
元の王宮に入る・・・と。
側室候補となる・・・とぺガンに申し出たのです。この時、ぺガンは候補となる娘がいなくて、困っていたんです。
スンニャンの真意を聞きました。
スンニャンは、ヨンチョル一族を滅ぼすためだと答えました。そのために、まずは王権を強化する・・・と。
でも、それだけでは、タファンをヨンチョルに対抗できるまでの王にすることは難しいとぺガン。
そこで、スンニャンは、血書を出して見せたのです。
この血書があれば、タファンも目覚めさせられるだろう・・・と言いました。
ぺガン、スンニャンを信じて任せる気になりました。
でも、タルタルは慎重でした。スンニャンが選ばれるかどうかは分からないからで。計画が失敗すると、自分たちにまで巻き込まれて滅ぶ可能性があるからです。
スンニャンは、とにかく側室候補と成れるよう、いろんな事を学び始めました。楽器や舞、そして書物・・・。
スンニャンの覚悟と堅い決意を知ったタルタルも、いつかスンニャンに協力するようになりました。
側室選びが始まりました。
相変わらずタファンは、無気力で何の言葉も発しませんし、ヨンチョル達への怒りだけが渦巻いているようです。
でもね、候補の娘たちがずら~っと並んでる中から、スンニャンを見つけたのです。
「ヤンイ・・・。」
と、あれほど出なかった声が、出始めましたよ。
この時の、タファンの縋るような眼差し、信じられないような表情、泣けましたよ。