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ジャイアント<ノーカット完全版>DVD-BOX2 |
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前回の記事は、こちらから。
ジョンヨンは行かなかったのです。その姿を見つけたガンモは、嬉しそうな表情をしました。だけど、本心は明かしません。あくまでも、ジョンヨンを好きになった事は無いと言い張るんです。
立ち去ろうとしたガンモを見て、ジョンヨンは一人海に入って行きました。
驚いたガンモも、急いで海に入り、ジョンヨンを助けました。
この事で、ガンモも決心出来たようです。
二人で教会に行き、そのままの姿で結婚の約束をしました。神の前で・・・。
しばらくは幸せな生活があったのですが、長くはありませんでした。
余談ですが・・・。ジョンヨンの声を吹き替えてる方、わたくし、ちょいと違和感を覚えてしまうんです。
上手です。とっても上手だとは思うんですが、ジョンヨンのイメージ、パク・チニさんのイメージとかけ離れてるように思えてね。
ま、これはあくまでも私個人の感想ですので、あしからず
ソンモが、ガンモの愛する人がジョンヨンだと知りました。それを知って、二人で逃亡させようと思っていたソンモも、あまりの皮肉な運命に、ショックを受けたようです。
「一緒には行かせられない。」
そう言いました。そして、ずっと黙っているつもりだった事、ピリョンとテソプが父を殺した事実を話してしまったのです。
ガンモも大きなショックを受けました。ジョンヨンとテソプが親子だからと言って、ジョンヨンには何の罪もありません。
それでも、母の悲惨な死に方、兄妹たちの狂ってしまった人生を思うと、このままジョンヨンと幸せになる事は出来ませんでした。
翌日、ガンモは一人で船に乗ろうと港に行ったのです。
でも、そこには、警察が待ちかまえてて・・・。
ミヌとジョンシクが手をまわしていたんですね。
ソンモは、遠くからガンモの出港を見送るつもりでしたが、警察が来た事を知り、急いで引き返し、逃げたガンモを追います。そして、そのまま船に乗せようとしましたが、ガンモは、ソンモまで疑われてしまうと考え、ソンモに自分を逮捕させたんです。
ジョンヨンは、泣き叫びながらガンモの後を追おうとしましたが、ミヌに止められてしまいました。
ガンモも、彼女の姿を見て、パトカーに乗り込みましたよ・・・
ガンモが逮捕され、テソプは会いに行きました。弁護士を連れて・・・。
ガンモの望みは全て聞くから・・・と、この件に関しては収束させたい雰囲気を匂わせたのです。テソプは、ガンモをかってますからね。本心から、済まないという気持ちなんですよ。
ガンモは、会社名義で買った江南の土地を自分名義に書き換えてほしいと言いました。将来開発されて高騰すると見込める土地のようで・・・。でも、テソプはすんなりとその要求を呑んだのです。
ガンモは、そのまま懲役4年の刑に服しました。刑務所に収監され、部屋でリンチまがいの事が起ころうと、ガンモは立ち向かい、いつしか、その部屋の“牢名主”状態に・・・。
そんなガンモに、ジョンヨンは何度も面会を申し込みますが、ガンモは会うのを拒否します。ある時、一度だけ面会したガンモは、ジョンヨンに、きっぱりと別れを告げました。
諦める代わりに、土地をもらった・・・と言って。
でも、ジョンヨンは、ガンモの言葉を信じません。本当だとしても、出てくるまで待つ・・・と言いました。
その頃、ピリョンとミン局長は、職を辞し、政治家への道を歩もうとしていました。選挙に二人揃って立候補したんです。
ピリョンは、選挙資金をテソプからしぼりとってます。テソプも、ジョンヨンが約束しちゃったことだし・・・と開き直った感じで、資金提供してます。
ピリョンがその代わりと言っちゃぁ・・・と、江南の土地が開発地域と認定されそうだと言う情報をテソプに告げました。よりによって、ガンモに譲った土地です。
「すぐにでも地盤改良を・・・。」
と言い始めたミヌを制して、テソプは、その土地をガンモに譲った話をしました。
愕然とするピリョン&ミヌ。
取り戻しては・・・と言う二人に対して、テソプは、これまたはっきりと言ったのです。
「どうせ、ガンモが出所したら、会社に戻ってくる。土地と一緒に。ガンモを捨てた覚えは無い。この件については口を挟むな。」
これで、またまたミヌは怒りまくり。すぐさま、ガンモに会いに行き、土地を倍の値段で買ってやる・・・と持ちかけたのですが、ガンモ世間の情勢にも通じてまして。刑務所の中でも、勉強してますもんね。
だから、ミヌを馬鹿にしたような口調で、言いました。
「自分はチンピラと争いながら、土地を奪い合って来た。相場より高く買うだと?もう、以前のオレでは無い。」
あ~あ、ミヌ、ガンモを馬鹿にするつもりだったんだろうけど、反対に返り討ちに遭っちゃった・・・。誰に怒りをぶつけりゃよいのか…って感じ。
で、又も、たまたま出会ったミジュにヤツ当たりしてましたよ。
ミジュは、その頃、歌手のオーディションに合格し、下働きをしながらトレーニングしてました。
なかなか才能がありそうです。
マンボ建設のCMソングを発注した作曲家の先生にトレーニングしてもらってまして、その関係でもミヌと会ってますし・・・。
お互い、まだ認識してなくて、なーんか見覚えがある・・・くらいの状態です。
ミヌとジョンシクは、ガンモから土地を奪おうと、またもや悪だくみ。
パク・ソテを唆して、刑務所の中でガンモを殺してしまおうというのですよ。
ソテは、まんまと騙され、ガンモと同部屋に送り込まれました。そして、ガンモにすり寄ろうとしますが、ガンモ、以前のガンモじゃありません。
冷たく研ぎ澄まされた表情で、ソテの企みなんぞ、お見通しってなもんです。
ある夜、ソテはナイフを手に、寝てるガンモの背中に忍び寄りました。
でもねぇ、それもガンモに気が付かれちゃって・・・。でも、ガンモもさすがにナイフまで持ち込んで、自分を本当に殺そうとしていた・・・までは思って無かったようです。
激怒して、ソテの胸ぐらを掴みました。
「ミヌかジョンシクなのか
」
あー、早くガンモ、出所しないかしら。復讐してやりたいっすよ、もういい加減。