ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

月夜見山へ知られてない尾根で登り降り 1/2 ――― 真光寺尾根は急登で、植林の多い尾根でした

2015年11月19日 | ハイキング/奥多摩

2015/11/13  玉原高原へ訪れた後、休みなのに雨が降ったり、山への計画を立てていた日に急遽仕事が入ったり、不運も重なって、山へ行けないことが一ヶ月間続きました。

今回は奥多摩へ紅葉を見に行くことに。どのコースにするかいろいろと考えましたけれど、二ヶ月前に奥多摩湖南岸のいこいの路を歩いた時に気になった尾根、真光寺尾根を登ってみることにしました。


▲奥多摩湖バス停で下車し、トイレに行くと、そのそばでドウダンツツジが見事に紅葉していました。8:26ころ。


▲小河内ダムから南西方向を眺めました。今のところ青空も広がっています。8:28ころ。


▲いこいの路のスタート地点です。8:38ころ。


▲今日は月夜見山に登る予定です。その山頂へ手前から突き上げている尾根が真光寺尾根なのですが、写真では薄ぼんやりとしか判明できません。月夜見山からは大ムソ尾根までは大仁田尾根を歩き、その先は大ムソ尾根を通って下山予定です。時間次第では通い慣れた清八新道を下山するかもしれません。8:57ころ。


▲しばらくは広々とした林道歩き。日陰と日向のコントラストが心地いいですね。9:06ころ。


▲西側を眺めると、山頂に白い巨大な仏舎利塔のある大寺山が見えました。その右奥の山が鹿倉(ししくら)山1288.2mです。9:07ころ。


▲朝の逆光に透かして眺めるモミジの葉。やっぱり綺麗ですね! 9:19ころ。


▲林道が終わり、水窪沢の橋を渡りました。朝陽を背に暖かい山道です。9:35ころ。


▲奥多摩湖の湖面でも陽が輝いています。9:40ころ。


▲天神沢出合で二度目の休憩。10:16ころ。


▲いこいの路スタート地点から4.6kmの標識があるところから、真光寺尾根へ入っていっている山道があります。この山道が尾根を登っている道と期待して辿ります。10:19ころ。


▲この山道は天神沢に沿った山道のようで、なかなか標高を上げてくれません。比較的整備はされた山道なのですが・・・・ 10:26ころ。


▲写真中央に木の橋が見えています。望遠で撮ったのですが、この山道は結局、天神沢を渡ってしまっています。これでは駄目ですから、引き返すことにしました。
山道(仕事道)はありませんでしたから、傾斜の緩い登りやすそうな斜面を強引に登るしかありません。山道に入ったばかりのあたりが、傾斜が一番緩そうでしたから、元に戻ることにします。10:33ころ。


▲この辺りがいちばん傾斜の緩い部分だったのですが、それでもS子にとっては大変なようです。10:46ころ。


▲真光寺尾根に出ました。この辺りの植林にはどこからやって来ているのでしょう? 仕事道があるはずなのに見当たりません。11:06ころ。


▲681m標高点だと思います。11:08ころ。


▲標高点でしばし休憩し、再スタート。しばらくは痩せ尾根が続きました。11:40ころ。


▲モミジの木はありますけれど、このような黄色っぽいのばかりがあります。11:54ころ。


▲尾根に何となく残っている踏み跡、山仕事の人のや獣の通った跡でしょうが、その中でいちばん多かったのがシカの足跡でした。12:02ころ。

二万五千の地形図では真光寺尾根の植生は広葉樹林になっています。針葉樹の記号がありません。紅葉を期待して来たのですが、意外にも植林の多い尾根でした、ちょっと残念。


▲おそらくこの辺りが"真光寺平”だと思われます。標高が920m付近です。この尾根にしろ、この平坦地にしろ、真光寺という名が付いた由来は何なのでしょう? 真光寺という名のお寺があったのならば納得なんですが。12:19ころ。

この真光寺平に到着した際に、黒光りした毛艶の立派な角を持った雄シカを見ました。単独雄のようです。僕に気付いて、すぐに谷へと駆け下りてしまいました。その後、一度だけピィ~~~! っと警戒の鳴き声を立てました。


▲植林が多い真光寺尾根でしたけれど、広葉樹もそれなりに生えています。半々くらいでしょうか。この時間になると、雲も多くなってきていて、薄日程度しか射さなくなりました。12:44ころ。


▲真光寺尾根最後の急登です。12:52ころ。


▲足もとの落ち葉。モミジの葉もやはりこの色ばかりです。13:01ころ。


▲奥多摩周遊道路に出ました。13:06ころ。

予定通り月夜見山に登るのなら、道路を左へ進み、右の山が低くなってきたところで、今度は右へと登山道を登って行きます。ただ、これまでのS子のペースを思うと、それでは下山が日没ギリギリ、もしくは越えてしまいそうです。月夜見山から大ムソ山を経て第一駐車場までは幾度か歩いたこともありますから、今日は割愛することにします。
つまり、奥多摩周遊道路を歩き、第一駐車場まで行くことにしました。


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