ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

2ヶ月前とまったく同じコースを歩いてみました。山体力が少しは増して、速く歩けるはずです。結果は?

2022年01月18日 | ハイキング/奥多摩

2022年1月16日(日)

3年間のブランクを克服すべく登山を再開して7回目、2ヶ月間が経過しました。どこを登ろかな? と考えましたが、この2ヶ月間でどの程度山体力が戻って来ているか、知りたい気持ちが生じました。

ですから、2ヶ月前に最初に歩いたコース、ゴンザス尾根~本仁田(ほにた)山~大休場尾根、を歩くことにしました。乗る電車も同じにします。

 

▲9:22。関東地方の冬は晴天続きです。日本海側の方々に申し訳ない気持ちになりそうですね。降り立った奥多摩駅の上にも快晴の青空が広がっています。

 

▲9:42。左にアパート、右に神社があります。ゴンザス尾根の登山口。階段を上って、アパートの裏手で上着を2枚脱ぎました。

 

▲9:57。前回はここで朝食タイムでしたが、この日は家でしっかりと朝食を食べて来ましたから、そのまま通過です。

 

▲10:03。登山道の脇に「NHK施設に至る」の杭が数多くあります。この場所で山道を鋭角に曲がりました。

 

▲10:15。杉の植林の中にしっかりした登山道が続きます。

 

▲10:29。これがNHKの施設だと思いますが、何の表示もありません。

 

▲10:38。送電鉄塔が出て来ました。標高700m付近ですね。ちなみに登山口の標高は350mくらいですね。

 

▲10:48。鉄塔の下で大休止です。風もなくポカポカと気持ちのいい休憩。コップの中身はミルクチャイ(インスタントですが)。中央に見える山は大岳山1266.4mでしょうか?

 

▲11:15。写真中央の山は六ッ石山1478.8mだと思います。石尾根がほぼ一直線に六ッ石山の後方に連なっているはずですね。その右、遠方の山はどこなんでしょう? 天祖山1723.2mかな? 全然確信はありませんが。

 

▲11:23。この日登る最高地点の本仁田山1224.5mが中央に見えますね。その左下の山頂が平らな山は平石山1075mだと思います。

 

▲11:27。木の名前を幹だけ見て分かるようになれば格好いいな、と思うのですが、難しいですね。図鑑を見ての独学は大変そうだし、僕の周りには詳しい人はいませんし・・・・。この幹は小楢か楢か、だろうなくらいは分かりますけどね。幹が3本出ていますから、炭焼きなどで切られた切り株から芽生えたひこばえが育ったものでしょうね。

 

▲11:29。ゴンザス尾根は急登の尾根ですが、時々なだらかな尾根も出て来ます。

 

▲11:36。両側とも急な斜面になって来ましたね。馬酔木の木が増えて来ました。

 

▲11:37。馬酔木のです。

 

▲11:42。岩場も多く出て来ます。

 

▲11:55。写真の左から石尾根が右に続いています。その先、写真中央少し右の山、雲取山2017.1mじゃないかなと思うのですが。

 

▲11:57。尾根上に大きな岩が立ちはだかりました。直登も出来そうでしたが、右側から巻きました。

 

▲12:04。花折戸尾根に合流です。

 

▲12:09。合流地点からはしばらくはなだらかな山道が続きます。

 

▲12:10。筑摩山1040m山頂です。ここでは休憩せず、もう少し先の暖かそうな場所で休憩するつもりです。

 

▲12:11。河原の石ですね。歩荷で運んだのでしょう。僕は歩荷訓練は嫌いです。雪山や長期山行になれば、どうせ荷物は重くなりますからね。泊りの沢で歩荷訓練っぽいことはしたことがありますよ。アルコールを多めに持ったり、肉や生野菜をたっぷり持ったりしました。

 

▲12:14。馬酔木(あせび)の林の隙間を歩きます。

 

▲12:16。10日前の雪が残っていました。

 

▲12:17。タヌキの溜め糞でしょうか?

 

▲12:30。前回目を付けていた暖かそうな場所で2回目の大休止。インスタントカフェオレと石窯パン。パンにはハム、レタス、マヨネーズなどがサンドされています。この日は軽登山靴です。

 

▲12:42。見上げると輝くような青空! 唐松の木かな?

 

▲12:42。枯葉も暖かいですね。

 

▲12:44。大休止を終えて、また歩き始めます。休んでいた場所はここです。船底地形のような場所です。山の斜面を吹き上がってくる風がない場所なので、その分暖かいですね。

 

▲12:51。本仁田山が近づいて来ましたね。

 

▲13:00。本仁田山への最後の急登が続きます。

 

▲13:05。枯葉で踏み跡が消えてしまっています。歩きやすい場所をひたすら登ります。

 

▲13:10。大休場(おおやすんば)尾根の登山道に出ました。ちょっと登ると本仁田山ですから、山頂を踏むことにします。

 

▲13:16。本仁田山山頂です。山頂には男性が2人いました。僕に「髪の長いバングラディッシュ人に会いませんでしたか?」と聞きます。「花折戸尾根から来たので、会ってないですよ。どうしたんですか?」「疲れたから先に行ってって言われたんですよ」。他にもいろいろ話したのですが、最後に「携帯で連絡は取りあえてるんですけどね」と言います。それなら大丈夫そうですね。いくら「疲れているから先に行って」と言われても、弱ってる仲間を一人置いて先に行くなんてね。日本語もあまり得意でない外国人、しかも山のないバングラディッシュ人ですから、急登の大休場尾根は拷問のようなものだと思いますよ。

 

途中で高齢の男性に会いました。「バングラディッシュの方に会いませんでしたか?」と聞くと、「誰にも会いませんでしたよ」と言うんです。ちょっと不思議な気がしましたけれど・・・・

 

▲13:26。それからすぐに、バングラディッシュの青年に会いました。まだ元気は残っている感じでしたね。「二人が山頂で待ってるよ」「あと15分か20分で山頂に着くから、頑張って」と言いました。写真の中央に黒い服の彼が写っています。

 

▲13:49。降りて来た登山道を振り返って撮りました。岩場の危険な登山道です。

 

▲14:04。ここからは大休場尾根を離れて、右へ下ります。

 

▲14:36。安寺沢の登山口に降りて来ました。

 

▲15:03。氷川の町が見えて来ました。中央の建物は奥多摩町役場。右の山は愛宕山507m、その左のピラミダルな山は天地山981mだと思います。

 

▲15:06。奥多摩駅に戻って来ました。天益に顔を出し、挨拶だけして帰りました。

 

2ヶ月前と今回とかかった時間を比較してみました。詳細は別にして、登山口のスタート時刻と奥多摩駅のゴールした時刻を記せば結果は明瞭だと思います。

          登山口 → 奥多摩駅

2ヶ月前  9時47分 → 15時10分

今回    9時42分 → 15時06分

一目瞭然ですね。2ヶ月前と今回とはまったく変化がありません。同じです。より詳細に、休憩時間を引いた行動時間を比べてもまったく同じでした。

このような結果が出たからと言って、2ヶ月前とまったく成長が見られないのか、と言うとそれは違うと思います。下山直後にしても、翌日や二日後の体の疲労は小さくなっているように思います。歩いている最中の、息の上がり具合も今回の方が明らかに息は上がっていないように感じました。筋肉や心肺機能は山歩きに慣れてきています。

山を歩くスピードはもう少し別の要素に影響を受けているのではないでしょうか? 脚の筋力自体がパワーアップしなければならないのかもしれません。筋トレでもそうだと思いますが、一定の成果を出すには数ヶ月間、最低でも3ヶ月間は必要だと思います。僕は高齢者ですから、もう少しかかるかもしてません。

 

今回の結果を受けて、僕は今後の新しい目標を設定しました。それは「標準コースタイムで歩く」です。標準コースタイムは昭文社の山と高原地図を基準にすることとします。まずはそれを目標とし、クリアしたいですね。


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1 コメント

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Unknown (hanamarinagora)
2022-01-19 21:56:10
こんにちは😃 歩いたことの無いコースなので地図を広げて照らし合わせながら読み楽しませてもらいました☘️私は今年はコンパスと地図を使えるようになるのが目標です✨ 春になったら練習をはじめようかなって。ところで16日は鳩ノ巣~川苔山~古里を予定してましたが前日のTwitterでチェーンスパイクが必要と見たので取り止めたんです、いつかどこかでお会いできるかもとひそかに楽しみにしています😃

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